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学生が本気で挑んだ、熱狂の3日間。Engineer Guild Hackathon開催!

2026-7-23

学生が本気で挑んだ、熱狂の3日間。Engineer Guild Hackathon開催!

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こんにちは。メルカリ新卒採用チームの@Yurinoです。

2026年5月24日〜26日、外資就活ドットコムとメルカリが共同で「Engineer Guild Hackathon presented by mercari」を、メルカリ本社で開催しました!
エンジニア・PM(Product Manager)・デザイナー志望の学生50名以上をお迎えし、3日間にわたって白熱した開発と議論が繰り広げられました。AI時代のプロダクト開発に挑んだ学生たちの学びと挑戦の模様を、ぜひ最後までご覧ください!

Day1:50名以上の学生が集結。AI Native時代のものづくりが始まる

1日目の朝、いよいよ受付を開始。50名以上の学生がメルカリ本社に続々と集まりました。これから共にする仲間と出会い、会場のボルテージも一気に高まります!

今回のハッカソンでは、オープニングスピーカーとして24卒・@nnaakkaaii が参加者へメッセージを送りました。

@nnaakkaaii プロフィール
VPoE Officeのマネージャーとして、Mercari全社のAI Native Transformationを推進。
AIネイティブな開発・業務運営を実現するための組織横断の変革施策や組織改革をリード

「実装はAIに任せられる。価値設計は、人間が担う。」

@nnaakkaaiiからのメッセージでは、メルカリ社内で進めるAIネイティブな開発のリアルも共有されました。実装をAIに任せた先にぶつかったのは、人間による仕様策定や承認がボトルネックになるという現実でした。だからこそ、人間が一つひとつ許可を出してAIを止めてしまうのではなく、AIが動き続け、人間は必要に応じて軌道修正する「Human-on-the-loop」への転換が必要だと語られました。

では、AI Native時代に人間が担うべき役割とは何か。何をつくるべきかを考え、ユーザーの課題を見極めること。仕様を固め、チームで合意をつくること。AIには生み出しにくいセレンディピティや新たな価値を創出すること。さらには、現状の延長ではなく理想の未来から逆算して考え、会社の常識に染まるのではなく塗り替える気概を持つこと。そんな問いかけが、これからプロダクトづくりに挑む参加者たちに投げかけられました。

“思いがけない熱狂”の設計

今回のハッカソンで各チームに課されたテーマはこちらです。

「『これ面白くない?』の偏愛を繋ぐ。ニッチな好奇心を交差させ、思いがけない熱狂を生むサービス」

個々人の「好き」は、ちょっとしたものから、人生をかけて没頭するものまで、さまざまな領域や熱量があります。効率化とパーソナライズが進む現代では、アルゴリズムが「あなたが好きそうなもの」を先回りして提示してくれる一方で、自分の世界の外側にある「思いがけない熱狂」と偶然出会う機会は、むしろ減ってしまっているのかもしれません。

なぜ、このテーマなのか。AIが「好きそうなもの」を届ける時代だからこそ、人間の「偏愛」や「好奇心」が交差する瞬間——アルゴリズムでは出会えない「思いがけない熱狂」を、プロダクトとして設計できるか。今回のお題は、その点に重きをおいて設計されました。

エンジニア志望、PM志望、デザイナー志望が混ざったチームで、役割は異なっていても目指すのはひとつのプロダクト。チームメンバー同士が互いの強みを活かしながら議論を重ね、Day2に向けてアイデアを形にしていきました。

Day2:メルカリPM社員もメンターとして参加

2日目。Day1で考えた価値検証を、プロダクトへ落とし込むフェーズへと移っていきました。

とはいえ、その道のりは平坦ではありませんでした。お題の「思いがけない熱狂」を、具体的なユーザー像やプロダクト体験にどう落とし込むか。72時間という制約の中で、どこまでをMVP(Minimum Viable Product:実用最小限の開発を行う手法)と定めるか。程度の差はあれ、どのチームもこうした問いの前で立ち止まる場面がありました。

そこに入ったのが、現役のメルカリPMによるメンター伴走です。各チームの企画書やプロトタイプを前に、実務の現場さながらの問いかけが次々と飛び交いました。

「ターゲットはもう一段絞った方がいいんじゃない?」
「その体験にAIが必要な理由を一言で言えますか?」
「デモで一番伝えたい瞬間はどこ?」

こうした問いの狙いは、上流の論点に立ち戻らせることにあります。これをきっかけに、ターゲットを絞り直したチーム、「AIである必然性」をゼロから捉え直したチーム、デモのストーリーを組み替えたチーム。壁打ちの前後で、企画の解像度は目に見えて上がっていきました。日々プロダクトの意思決定を重ねるPMの意見だからから引き出せた軌道修正でした。

参加者たちも、受け身ではなく、メンターに次々と質問をぶつけ、もらったフィードバックをその場で企画に反映していく。実際のプロダクト開発さながらのサイクルで、アイデアを磨き上ていきました。

メンターとの壁打ちを終えた各チームは、開発に集中。実装やデモ準備を進めながら、翌日の最終発表に向けてプロダクトを形にしていきました。

Day3:緊張の一瞬。いよいよ結果発表!

最終日、いよいよハッカソンの集大成となる最終プレゼンテーションが行われました!

最終審査には、P&G Japan、GA technologies、Finatextホールディングス、HRBrainなど、他社の社員も審査員として参加。各チームのピッチとデモを、さまざまな業界の視点から評価。今回用意された賞は、スポンサー企業による「企業賞」と、上位入賞チームに贈られる「賞金賞」の2種類です。

そして、賞金賞1位に贈られる賞金はなんと100万円。

会場が緊張感に包まれるなか、優勝チームとして発表されたのは……

優勝チーム🏆チーム5「肉すぎて筋」『放置ME』

『放置ME』は、ユーザーがアプリを利用していない間にAIアバター同士が交流し、自分では出会えない新たな興味や熱狂を見つけてくるサービスです。「ニッチな好奇心を交差させ、思いがけない熱狂を生む」というテーマを体験として実現。AI活用の必然性が明確なコンセプト、AIアバター同士の交流体験、実際のデモの様子、そしてRedisを活用した技術設計が高く評価され、見事優勝を獲得しました。

🏆続いての上位入賞チーム

  • 2位(賞金20万円):チーム9「一汁三菜」: KOKODAKE / 同じ場所に居合わせた人だけが、その瞬間の偏愛・熱狂をテキストで投稿。盛り上がっているイベントを地図上に「バブル(泡)」として可視化する、新しい位置情報SNS
  • 3位(賞金5万円):チーム10「Othello」:HowTune / 音楽の“どこが好きか”を可視化し、深いファン同士をマッチングするSNS

受賞された皆さん、おめでとうございます!
また、惜しくも受賞には至らなかったチームも、磨き上げたアイデアやプロダクトを堂々と披露し、会場を大いに盛り上げました。どのチームも限られた時間の中で挑戦を重ね、ハッカソンならではの熱量と創造性を見せてくれました。

メルカリ審査員のコメント

審査を担当した @furufuru からは以下のコメントが寄せられました。

@furufuru プロフィール
メルカリ入社後、データアナリスト・エンジニアとしてホームの推薦機能などを担当。その後PMに転向し、ディスカバリー領域(商品発見・探索)のリードを経て、現在はプロダクトヘッドとしてフリマ領域全体を統括。

「AIでプロダクトを作るコストが下がった今、差がつくのはコンセプトと、もうひとつは”ラストワンマイル”。AIが出したアウトプットをそのままリリースするのではなく、使いやすさや裏側のシステムまでどれだけこだわれるか。どのサービスもこの部分がしっかり作り込まれていました。

「多くのチームが『人間は意思決定にフォーカスした』と発表されていましたが、加えて、実際にユーザーに使ってもらってフィードバックをもらったり、インタビューを重ねたりしたチームもありました。LLMが持っていない情報を自分たちで取りに行く。このプロセスは本当に素晴らしくて、実際に仕事をする上でもそのまま役に立つと思います」

「受賞とは別に、もうひとつの指標があると感じています。自分たちが作ったプロダクトを『これからも改善したい』『もっと使いたい』と思えるかどうか。そう思えるなら、それはこの3日間、本気で作り込めた証拠です」

白熱したハッカソンを締めくくる懇親会

結果発表の後は、懇親会!疲れが一気に吹き飛ぶ、楽しい空間になりました。

懇親会では、メルカリ社員や他社の社員も交えながら、学生同士がチームの垣根を越えて交流を深める機会となり、キャリアや将来の働き方について語り合う場面も多く見られました。

テック業界の未来を担う皆さんのこれからを、楽しみにしております!今回のハッカソンで得た学びを、今後の糧としていただければ幸いです。

参加者の声

今回、地方からの参加で不安もありましたが、全国から同じ志を持つ仲間と出会い、同じ空気の中で切磋琢磨できた経験は、何ものにも代えがたいものでした。「次回は後輩も誘ってみたい」と思えるほど、価値のある3日間でした。

「AI時代のハッカソンは、実はアイデアソンなのかもしれない」今回、そんな気づきを得ました。AIやコーディングツールが高度化した今だからこそ、”いかにコードを書くか”と同等以上に、”何を・誰のために解決するプロダクトを作るか”を定義する力が問われていると感じました。

初対面のメンバーと難解なテーマに向き合う3日間は、技術力だけでは乗り越えられない体験でした。チームビルディング、テーマの解釈、意思決定、開発。どの工程でも少しでも齟齬があれば結果に直結します。そして何よりも「信頼をつくること」が、チームでの素早い開発への近道になるのだなと実感しました。

おわりに

今回は、「Engineer Guild Hackathon presented by mercari」の模様をお届けしました。現場の熱気を少しでも感じていただけたら嬉しいです。

AIがコードを書く時代に、人間は何を設計するのか。このハッカソンで走り抜けた挑戦が新しい一歩に繋がることを願っています。

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