はじめまして。メルカリCSグループの日下です。
僕は2015年12月にソウゾウのインターンとして入社し、2016年8月にメルカリのCS(カスタマーサポート)として正式にJOINしました。
現在はソウゾウで「メルカリ アッテ」という地域コミュニティアプリのCS業務を担当しています。
ソウゾウでは1クォーターごとにMVPを表彰する制度があり、4つのバリューである「Go Bold」「Be Professional」「All for One」「Move Fast」に応じて、各部門ごとに1人ずつ選出され、賞が贈られます。
そしてこの度、光栄にも2016年3QのGo Bold賞に選んでいただきました。
そこで今回、「僕がどんなことをしたのか」「なぜ受賞できたのか」について、この場をお借りして振り返る機会をいただいたので、僭越ながら自ら受賞理由について考えてみました。笑
現在CS職についている方にもそうでない方にも、少しでも参考になると嬉しいです。
CSという”枠”に囚われないGo Boldな姿勢が評価された
Go Bold賞は「破壊的創造のために大胆にチャレンジし続けた人」に贈られます。
今回僕が受賞したのは、「CSという枠を超え、プログラミングの知識を活かして業務改善を推進した」という理由からでした。
具体的には、業務で使用するツールの改善を担当していました。
入社前にプログラミングスクールに通っており、サービス開発の一連の流れを把握していたことから、自ら名乗りをあげました。
なんとなくでも技術的に可能か、実装にかかる工数の推測がつくだけで、エンジニアとの仕様相談をスムーズに行うことができるのは、大きなアドバンテージでした。
他にも、社内のコミュニケーションツールであるSlackにKPIをグラフ化して投稿するBotを作ったりもしました。
作った背景として、CSだけが追っているKPIがあるのですが、今までは担当者が【毎日手動でシートに記入】&【1日分の数字をまとめて手動投下する】といった運用でした。
この作業をより良くできないかと情報収集していた時、あるプロデューサーが【1週間分の数字を毎日グラフ化して自動投下する】Botを動かしているのを発見した自分は、「これだ!」と思い、貰った資料を元に苦戦しながらも調べて実装しました。
まだ記入まで自動化出来ていないため、作業時間は変わりませんでしたが、メンバーからは「わかりやすくなった」という声を貰っており、また、個人的にもメンバーのKPIに対する意識が今まで以上に高まったように感じます。
先輩CSやエンジニアには敵わないけど、CS×技術ならNo.1になれる
元々CS職に付くとは想像していなかった自分にとって、「自分が最もバリューを発揮できることは何か?」ということを考えた末に、「CSという職種は技術に詳しい人が少ない」ことに気づきました。
- 「自分のちょっとした知識でも、活用すれば業務改善につながるのではないか?」
- 「先輩CSには対応力のみでは敵わないし、技術のみではエンジニアに敵わない。だけど、CS×技術ならNo.1になれるのではないか?」
そういった思いから、非効率的な作業を見つけた時に「このような技術を使えば作業効率が向上し、他業務の質が高まるのではないか?」「この仕様をこのように変更すれば開発工数は少なく、業務が効率化されるのではないか?」ということを常々意識して仕事するようになりました。
今回受賞できたのは、そういったマインドを体現し続けたからではないかと思います。
今後は「CS×◯◯」のような “スキルの掛け合わせ” が求められる
僕が携わっているメルカリ アッテでは「プログラミング教えます」といった実践的なものから、「仏像彫刻教えます」といった珍しいものまで、様々なスキル活かしてサービスを提供している人を見かけます。
こういった「人よりちょっと得意なスキルや知識」を仕事に掛け合わせてみることは、今後どんな場所で働くとしても、自身のバリューとして重要となっていくのではないでしょうか。
今後は、よりサポートの対応力とプログラミングの知識を学び、将来的にはCSとプログラミングを熟知したプロデューサーになれたらと思っています。
「CS×◯◯」のようにスキルを掛け合わせたら、その道で一番を取ることはずっと難易度が下がるはずです。
そんな人達が集まった会社なら、一番になれると思いませんか?
メルカリには「そんな枠を超えるプロフェッショナル」がたくさん居ます。
Go Boldな仲間もまだまだ募集中ですので、気になった方はお気軽にご連絡ください!