こんにちは、PRチームのmayumineです。先週、報道関係者の方を対象に「日本発のテックカンパニーが考えるAI人材」をテーマにしたトークイベントを開催しました。
本トークイベントでは、経済産業省情報経済課にて分野横断でデータとAI活用を推進する政策を担当する小泉誠氏と、AIの社会実装を担う日本企業である、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社ABEJA、株式会社メルカリの三社が登壇し、各社の「AI人材の実態、獲得と育成」をテーマにお話しました。
つまりは、昨今「AI人材」というキーワードが新聞等で散見されるようになりましたが、「AI人材」ってそもそもどんな人材なのか、何を求められているのか、どんな人物像なのか、企業側からの視点で紹介し議論することで、「AI人材」とは何なのかを紐解いていきたいと思い、企画したのでした!
6月に、政府の統合イノベーション戦略推進会議で「AI戦略 2019」が決定し、そのなかには大学・高専の教育課程における年間25万人のAI人材育成案から、産学官で行うAI実践スクールの構想など、AI時代に対応した人材の育成をあらゆる教育課程で実施するという大胆な計画が含まれています。また、6月8日に開催されたG20貿易・デジタル経済相会合では、AIを適切に利用することを定めた「AI原則」が合意されるなど、AI時代に向けた政策企画が国際的にも重要なトピックとなりました。
採用からAIを使った事業開発、起業、人材間のネットワーク構築といった「うねりが大事」と語る経産省の小泉氏。
メルカリの木村は、「課題は、AIを使ってお客さまのニーズをどう解決するかの土台を作るプロジェクトマネージャーが不足している」と語ります。これは三社に共通する課題でした。
メルカリの松岡は、「潤沢なデータと整ったシステムで、機械学習エンジニアリングを価値に繋げやすい環境だった」ため、メルカリに入社したと話しました。松岡は、サーバーを介さずモバイルデバイスだけで画像分類を行えるようにするエッジでの推論機能開発や、メルカリでの出品時に相場価格を提示する価格推定機能などを開発しています。
今回のトークイベントは、下記のメディアでもレポートいただきました!もし興味があればぜひご覧ください。
それではまた、明日の #メルカリな日々で!