こんにちは!岐阜市役所からメルカリ政策企画チームに出向中のmacchanこと松葉公之介です。
「#岐阜市職員のメルカリ1on1」、第23回はMarketing OMO Strategyチームのマネージャー・namboさんとの1on1です。
<namboさんってこんな人>
・ 自称・野武士マーケターが進めている施策とは?
・ シンプルに”仕事”をするって、簡単ではないですよね
・ 「macchanの1on1は社内でも指折りのコンテンツとして成長しています」
「常に本質的なことだけに向かいたい」by nambo
namboさん(写真左)
-
マーケティング戦略を通じてフリマアプリ「メルカリ」の成長を支えるnamboさん。「引き続き、今やっているOMO(Online Merges Offline)を意識したマーケティングを展開していきます。テレビCMやオンライン広告だけではなく、メルカリのタッチポイントを広めるため、コンビニで梱包資材を売る・連携企業と組んだ施策を推めるなど、オフライン寄りの取り組みを充実させていきたいです」とのこと。
「ディール・仕組み・オペレーションをつくっていくのは、BizDev(Business Development)など、事業企画側の仕事。我々はそれらをどう広げるのか、アクティベーションしていくのかを考えます。一方で、そもそもの課題やニーズを調査し、戦略レベルでどのように実施すべきかを決める役割も担います。インサイト(根底にある要因)にフォーカスすることが重要なのです」とnamboさん。BizDevやプロダクト側の意向を理解し、事業が機能するよう下支える難しい役どころで、スケーラブルなスキルセットが求められます。
電通からメルカリにジョインしたというnamboさん。すでにマーケティングのプロだと存じますが、メルカリを選んだ理由は?
「自分は野武士マーケターです。これまでも体系的にマーケティングを教わったことはなく、常に足りていないという恐怖感があります。だから勉強を続けるわけで…。メルカリへの転職を選んだのも、電通から遠いベンチャーだと思ったからでした。人生の選択肢が広がることをやっていきたいと思っているだけです」。なるほど、生きていれば数多も訪れる重要な選択を迫られるシーンにおいて、namboさんの一本筋の通った価値観、選択基準はとても興味深いです。
「最も意識しているのは、本質的なことだけをやろうと思って生きていること。人間的なエゴや感情、ゆがみを振り切って純粋にコトに向かっていたいんですよね。全然できていないんですけど(笑)。だからこそ、いつもそう考えています」。この言葉から、namboさんが醸し出す独特な雰囲気の正体を少し知ることができた気がします。でも、「シンプルに”仕事”をする」って、簡単ではないですよね。褒められたい、けなされたくないといったバイアスがかかると、そのための仕事になってしまう。それは、僕も過去に心当たりがあります。
最後に、この1on1企画についての所感も聞かせてもらいました。
「macchanの1on1は、社内でも指折りのコンテンツとして成長しています。バズっている記事、最近でも何個かありましたよね。社内メンバーも知らなかった人を知る機会になっているし、すごく良いです。こういうコンテンツを築いた人にだけ、それを好きにする自由があるわけだから、今後は自分ドリブンでやっていったらいいと思いますよ。自分がやりたい人と1on1していくべき」。nambo局長、ありがたいお言葉、感謝です!
現在メルペイで行われている販売手数料と梱包資材が実質無料になるキャンペーンも、namboさんが中心となり実現に向けて進められていました。出品数を促す施策としてメルカリとメルペイのメンバーがAll for Oneで連携し、一つの成果を示していて本当に素晴らしい姿だと思います。
namboさんと僕は、実は同学年。歩んできた道のりは全然違っていても、今メルカリでともに高い視座を持って仕事ができていることに喜びを感じています。彼の今後の活躍も楽しみです。僕も負けていられません!
namboさん、ありがとうございました!