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「7ヶ月間で3度のゼロイチ」に立ち会ったセールス担当の僕が、メルペイMVPを受賞するまで

2019-12-24

「7ヶ月間で3度のゼロイチ」に立ち会ったセールス担当の僕が、メルペイMVPを受賞するまで

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こんにちは、メルペイでオンラインセールスを担当している若林尚卓(Slack名は@WakaBee)です。

僕がいるオンラインセールスでは、ECサイトでフリマアプリ「メルカリ」での売上金やスマート払い(事前チャージ不要で、使った分だけ翌月にまとめて支払えるというもの)が利用できるメルペイのネット決済をご案内しています。

そんな僕ですが、先日、2019年7月~9月期のMVP賞をいただきました。

受賞理由は以下です。

1:「MERPAY CONFERENCE 2019_SEP.」において、対加盟店周りで力を発揮していた
2:営業以外の領域も当事者意識高く担っていた
3:すべてのバリューを体現していた

しかしMVP発表当日、僕は風邪でお休み中。さらに、マネージャーも不在で…せっかくのMVP受賞なのに当事者がいないまま行われる事態になっていました(笑)。そこで、受賞コメントをちゃんとできていなかったこと、僕がメルペイのオンラインセールスとして、今いるネット決済チームで成し遂げたいことなどをお伝えするべく、筆をとりました!

当事者不在のなかで読み上げられた、マネージャーからのMVP受賞お祝いの手紙

短期間で3度のゼロイチ

僕はメルペイに入社して、7ヶ月で3度のゼロイチを経験しました。それが、メルペイコネクトの立ち上げ、ミドルセールスチームの立ち上げ、そしてオンラインセールスチームの立ち上げです。

そもそも、メルペイはもとより、メルカリグループにはBizDev(Business Development)チームはあれど、セールスを専門に行うチームはありませんでした。つまり、セールスをする環境が整っていなかったのです。メルペイのセールスチーム立ち上げは、まさに走りながら考え、整えていったところがありました。

セールスチームの立ち上げで注意していたことは、2つあります。

1:営業活動やオペレーションを体系化すること
2:それらを素早く他のメンバーに伝えて属人的にしないこと

まずは自分自身がフットワーク軽く営業活動をしてみて、話の流れやフロー、課題感を掴み、体系化するようにしていました。なかでも特に意識していたのが、自分の肌で感じることは、絶対に怠らないこと。例えば、テレアポから初回商談、クロージング、申込後のフォローといった流れです。各フェーズにおけるスクリプトなどもつくっていました。

スマホ決済は今でこそ一般的になってきていますが、少し前は加盟店さまにご理解いただくのもひと苦労でした。今も決済市場は週次レベルでアップデートが絶えないので、メルペイメンバー自身も必死に学んでいます。メルペイはメンバー同士が学んだことを積極的に共有し、勉強会を行うような文化もあります。メンバーの勉強会で学んだことも多いですし、メンバーのために作成した資料もいくつかあり、他チームで出回っているのを見かけると、嬉しい気持ちになります。

この立ち上げ経験は今のチームでの業務に今も活きていますし、短期間で3度の立ち上げに関われるのはメルペイの特徴の1つ。周りからは「担当が変わって大変だ」と言われることも少なくないですが、僕自身は毎回そのチームならではの学びを得て、楽しみながら目の前の仕事に集中できていると思います。今もまさに体制をつくっている最中ですが、手探りでもメンバーとともに突き進み、チームを立ち上げた経験は大きく役に立っている気がします。

現在では、オンラインセールスとして加盟店へ案内を進めながら、同時にSalesPlanning的な役割も担っています。これまでの立ち上げ期は、役職はなくともマネージャーのつもりで動いていたところがあります。今では、マネージャーとともに現状把握や課題認識・解決できる仕組みを構築しています。

ネット決済チームとして、成し遂げたいのは

セールスというと、いかに契約を結ぶかに焦点があたりがち。しかし、決済サービスは使われなければ意味がない。つまり、メルペイ導入後まで自信を持って案内していかなければなりません。導入までの基本フローをまとめることはもちろん、プロダクト開発に関わるメンバー、同じMerchantグループにあるカスタマーサクセスのメンバーとともに、どうすれば加盟店に負担なく導入を進めてもらえるかを議論しています。まだまだできることはあると思います。

そして今、僕はオンラインセールス担当として、ネット決済チームへ異動しました。そこで成し遂げたいことには、2つあります。

1つ目はメルペイスマート払い(事前チャージ不要で、使った分だけ翌月にまとめて支払えるというもの)の詳細や魅力を加盟店さまに伝え、お客さまがサービスを利用できる場所を増やすこと。

メルペイスマート払いは、メルペイのミッション「信用を創造してなめらかな社会を創る」を体現したサービスです。「買いたい物を買いたいときに買うことができる。やりたいことをやりたいときにやることができる」という体験を加盟店さまを通して、お客さまに広げていきたいのです。

2つ目は今年9月に開催したカンファレンス「MERPAY CONFERENCE 2019_SEP.」でも発表した、「一次流通と二次流通をなめらかにつなげること」。

メルペイネット決済では出品連携を通じて、それを実現しようとしています。メルペイで購入したものは、要らなくなったタイミングでメルカリで簡単に出品できる。そして、ほかのECサイトを通じて、メルペイでの決済を使ってお買い物していただく、というものです。メルカリ(二次流通)があるから、新品を思い切って買い、大切に使う。必要であればそれをメルカリで売り、また商品を買う。そんな新しい体験をお客さまに届けたいと考えています。

「プロダクトをつくる気持ち」でセールスに向き合う

メルペイは、スマホ決済のイメージが強いかと思います。しかし、ECサイトのお支払いに使えるネット決済は2019年5月末にリリースをしてから、粛々とブラッシュアップ。同年9月の「MERPAY CONFERENCE 2019_SEP.」開催時点では、50サイト以上が導入予定と、インパクトある発表ができたのは非常に嬉しいです。ご決断をいただいている加盟店のみなさまには、とてもありがたく感じています。

セールスは成果が見えやすく、良い意味でも(悪い意味でも…涙)目立ちやすいですが、メルペイというサービスは、プロダクトマネージャーやエンジニア、カスタマーサクセスのメンバーがいて初めて使えるようになります。コードは書けなくとも、日頃から一緒にサービスをつくっているような気持ちでいます。

メルカリグループには、バリューの1つである「All for One(全ては成功のために)」のもと、自分の役割を飛び越え、強みを発揮できる環境があります。僕も「セールス」の枠に囚われず「できること」「やりたいこと」「求められること」を考えて動くようにしています。

これらのお客さま体験は、加盟店さまなくして実現できないものです。加盟店さまと向き合い続けて、僕の、そしてチームの「できること、やりたいこと、求められるもの」をこれからも楽しく仕上げてまいります!

若林尚卓(ネット決済チーム、オンラインセールス担当)

若林尚卓(Naotaka Wakabayashi)

青山学院大学 経済学部卒業後、株式会社クレディセゾンに新卒入社。リテール営業から法人営業、加盟店開拓、リース営業、アフィリエイトサイト運営など幅広く担当。2018年8月メルペイ入社。入社後は営業組織メルペイコネクト立ち上げ、ミドルセールスチーム立ち上げを経て、現在はネット決済チームにて、オンラインセールスを担当。Twitterは@Naotacar

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