明けましておめでとうございます!岐阜市役所からメルカリ政策企画チームに出向中のmacchanこと松葉公之介です。本年もよろしくお願いいたします!
さて、新年1発目の「#岐阜市職員のメルカリ1on1」は、メルカリBackendチームのエンジニアリングマネージャー(EM)をしているhidenorigotoさんが登場!実は、hidenorigotoさんと僕には共通点があります。それは何かと言うと…そうなんです、2人の故郷は「岐阜」、そして現在は東京で単身赴任中。ということで、今回の1on1は岐阜からお届けします!
<hidenorigotoさんってこんな人>
・ 岐阜の山奥で理想的なワークスタイルを確立していたのに…?
・ 東京で腰を据えて働くつもりはなかったのに、社内の状況を知ってしまったら…?
・ メルカリは、家族や周りの人にこういう会社で働いていると自信を持って言えるところ
「メルカリのいいところは、誰もが正しいことをやろうとしていること!」by hidenorigoto
僕らの故郷・岐阜にて。hidenorigotoさん(写真右)
-
今回の1on1は、僕と同じ岐阜出身のhidenorigotoさん!家族を岐阜に残し、単身で上京。メルカリBackendチームのEMとしてジョインしたhidenorigotoさんですが、これってわりと思い切った決断では?話を聞いてみると、前職も名古屋の会社で、週2回だけ出社するスタイルだったんだそうです。
「前職では、開発チームのリーダーを勤めていました。週2回だけ出社して、それ以外はGithub・Slack・ハングアウトなどでリモート作業というワークスタイルでした。山奥の田舎でやりたい仕事ができて、都会で働くエンジニアからすると羨む人もいるような働き方ができていました」とhidenorigotoさん。たしかに、家族と一緒に自然に囲まれながらやりたい仕事ができているというのは一つの理想型ですね。
「本業以外にも、個人事業でソフトウェア開発に関する技術顧問を請け負うこともしていました」。お、兼業ですね!どのようなことをされているのかを聞いてみると?「エンジニアとして活躍できるためのノウハウとして、ソフトウェア設計のメンタリングです。他の人にも読みやすく、メンテナンスしやすくするなど、対象を見据えてうまく設計するための見方をナビゲートし、一人前の設計者を育成していました。これは上京時に、新たに東京の企業向けにやっています。そして実は、そんな個人事業主としての活動のなかで、メルカリへ入社するきっかけが生まれたのです」。
え、それ、どういうことですか!?というのも、hidenorigotoさんがメルカリにジョインしたのは2018年11月。その2ヶ月前、メルカリの東京オフィスに何度か訪れることがあったのだそうです。
「当時は、東京で腰を据えて働くつもりはなかったんです。でも、メルカリ社内のカオスな状況を知って『楽しそう!』と感じてしまいまして。だって、すごくぐちゃぐちゃだけど、みんな活力があって『この会社でがっつり働いたら面白いんじゃないか』と思い始めちゃいました」。…ああ、その心境、わかり過ぎる!みんな試行錯誤しながらも、自分たちの手で世の中を便利にしたいとか、イノベーションともたらしたいといった意識を持って働いているんですよね。優秀な人たちが集まって、本気で知恵を捻り出し合っている。そんな組織で働けることが、面白くないわけがありません!
「地元の人も(急に東京へ転職したことを)びっくりしています。田舎では、みんな知り合いですから『家庭、大丈夫?』って心配されたり」と笑って話すhidenorigotoさん。それで言うと、いま我が家も似たような状況かもしれません(笑)。
ところで、現在メルカリでどんなことをしているのか聞くのを忘れていました。「メルカリBackendチームに所属しています。メルカリの、いわゆる裏側の機能をマイクロサービスに移行するプロジェクトや新規機能開発をやっています。13名いるチームのマネジメントをしつつ、大きく組織を動かしていくことを期待されていると思っています」。
マネジメントするうえで、どのようなことを心がけているのでしょうか?「メンバーが個々に成長することが大事だと考えます。それぞれにあった活躍と成長の機会を提供できるよう、早い段階でメンバーと1on1で話をして、メルカリのエンジニアとして最大限活躍できるキャリアパスに結び付けられるようにと思ってマネジメントしています」と、能力を発揮できる環境を整えることにフォーカスしているのだそう。「メルカリBackendチームには新卒もシニアもいるし、外国籍のメンバーもいます。個々の状態を把握することが重要です」。
最後にメルカリで働くことの価値について、めちゃくちゃいいコメントをもらえたのでそのまま書きます。
「メルカリで仕事していて一番いいなと感じていることは、誰もが正しいことをやろうとする意識を持っていることです。もし会社がおかしな決定をしても、誰かがブレーキを掛けるでしょう。僕にとってもこういう場所にいることが安心だし、自分もそういう存在でありたい。もし会社の間違いを誰も止められないようなら、家族や周りの人にこういう会社で働いていると自信を持って言えないと思います」。
hidenorigotoさんの言葉からも信頼関係を大切にし、フラットな組織で個々の自発的な思考や行動を尊重するメルカリのカルチャーが強く感じられますね。
最近、僕自身も「東京は遠い場所」という認識が薄れ、環境や所属に強く依存するのではなく、柔軟な働き方を見出せるようになってきましたhidenorigotoさんの選択は勇気をもらいましたし、彼のようにどこでも自分のバリューを発揮できる人になろうと、新春の故郷の山に誓うのでした。
hidenorigotoさん、ありがとうございました!