こんにちは、メルペイデザインチームのmihozonoこと、松薗美帆です。
メルペイデザインチームでは、3ヶ月に1回のペースでチームオフサイトを行っています。毎回チームの状況によってコンテンツは異なるのですが、今回のオフサイトの目的は以下2点。
・ みんなが仕事に対して実はどう思っているかを知り、相互理解を深める
・ チームのあり方や役割分担、アサインなどを自主的に考えるきっかけにする
…なのですが、この議題について話そうとしても、そもそも自分自身の考えを話すのが得意ではなかったり、緊張してしまうメンバーもいたりしますよね?「楽しみながらも相互理解が深められないか」ということで、オフサイト実行委員でオリジナルカードゲームを開発。うれしいことに、カードを活用した他のチームにも好評だったので、ご紹介します!
「ゲーム形式で相互理解を深められないか?」
まずはじめに、このオフサイト実行委員について少し説明させてください。
オフサイト実行委員会は、「メルペイデザインチームをもっと良いチームにしていきたい」という想いで集まった有志のメンバーで集まり、誕生したものです。これまでも、オフサイト内にてチームメンバー個人を深く知ったり、チームのバリューを検討したりするワークショップを企画。目的やゴール設定、コンテンツの詳細、会場の手配などを分担して進めていたのです。
さて、今回のオフサイト実行委員会では「チームのアサインについて考えたい」というマネージャーの課題を解決するためのコンテンツを考えていました。そこで、実行委員の1人であるmhigashinoの「wevoxカードみたいなゲーム形式で考えられないだろうか?」というアイデアから、オリジナルカードゲーム開発が始まりました。
というのも以前、デザインチームでwevoxカードを使ったチームビルディングをしたところ、とても盛り上がったのです!
このときのように、楽しみながらチームの相互理解を深められないだろうか?オフサイト実行委員会では、MTGを重ねながら、ルールづくりに挑みました。
そしてオリジナルカードが誕生!ルールは、たった3つ
MTGを重ね、誕生したのがこちらです!今回はなんと、メルペイデザインチームのマネージャーであるmnagaoがカードをデザインし、つくってくれました!見た瞬間、みんなのテンションもアップ!
これが、カードのデザイン!
裏には、メンバーが担当しているタスクが書かれています。カードの右下にあるのは、担当者の名前です。例えば、私のものだと、週次で実施しているUXR(UXリサーチ)の設計・実行といったタスク。
ルールは以下の通り。とってもシンプル。
1:開始時の持ち札はランダムに配られた5枚
2:順番に新しいカードを引いていき、代わりに1枚手放す
3:誰かが手放したカードを取ってもOK
ルールづくりで重視したのは、オリジナルカードをツールにして、メンバー同士が対話すること。手持ちのカードを手放すときに「◯◯を大切にしたいから、これを手放す」など説明してもらいます。また、ファシリテーターも、仕事上で大事にしたいお互いの価値観がわかるように工夫しました。
さて、オフサイト当日!ついに、オリジナルカードゲームのデビューです。
先ほどご紹介したルールのもとに、ランダムに配られたカードから、必要・必要でないものを選びます。ひと通り終わったところで、厳選して残したカードと「そのカードを残した理由」「何を大切にしたいから他のカードを手放したのか?」を付箋に書いてシェアしていきます。
一人ひとりじっくり話をしてもらい、お互いの考えの違いや共感を深める時間となりました。なかには、普段から一緒に働いているものの「そういうことを考えていたの!?」と、メンバーの意外な一面に盛り上がるシーンも。
オリジナルカードゲームの反響は?
実施後のアンケートでは、以下のような感想がありました。
このオリジナルカードゲームは、mangaoが手をかけてデザインデータをつくってくれたので、オープンソースにし、もっと社内で活用してもらえるようにできたらなんて考えています。
このように、メルペイデザインチームは組織課題やチームビルディングにも本気で向き合って、時には今回のように自分たちで解決方法をデザインしながらより良い組織を目指しています!
現在、プロダクトデザイナー・UXリサーチャーを採用していますので、ぜひご興味があればご応募ください。
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松薗美帆(Miho Matsuzono)
ICU教養学部、文化人類学専攻。株式会社リクルートにて求人サービスのデジタルマーケティング、プロダクトマネージャー、UXリサーチを担当。2019年より株式会社メルペイにUXリサーチャーとしてジョイン。副業でもスタートアップのUXリサーチ支援や地域活性化プロジェクトなど行う。Slack名は、mihozono。
・ 今までで一番深い話をお互いにできるキッカケになったと思うし、(オフサイト実施が)年末だったので自己振り返りなどは個人として非常に濃い時間になった
・ みんなのやりたいこと・興味があるプロジェクトを知ることができた。みんなの持っているタスクや内容も知ることができた
・ 抱えてるタスクに対する想いとか、メンバーの本質(考えてることとか)がわかったのがよかった。自分の心境を吐露できるのは大事だと感じた
・ アサインの話に切り込めてよかった。他の人の持っているタスクやwill、課題感がわかってよかった。オリジナルゲーム天才!