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「ステージは違ってもベクトルは同じ」プロ車椅子バスケットボーラーがメルカリに入社を決めた理由

2017-1-18

「ステージは違ってもベクトルは同じ」プロ車椅子バスケットボーラーがメルカリに入社を決めた理由

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    2017年1月にプロアスリート2名がメルカリにジョインしました。

    メルカリ、スポーツ活動支援開始に関するお知らせ | 株式会社メルカリ

    車椅子バスケットボールの領域で日本代表・代表候補という第一線で活躍している二人ですが、彼らはどうしてCtoCのグローバルマーケットプレイスの創造を目指す、メルカリへの入社に至ったのでしょうか。

    今回のメルカンでは、二人へのインタビューを通してその理由を探ってみたいと思います。

    メルカリに入社したプロアスリートとは?

    ― 入社おめでとうございます。まずは自己紹介からお願いします。

    土子:
    土子大輔です。千葉ホークスというチームでプレーしています。学生から社会人まで、クラブチームでバスケを続けていたんですが、26歳の時に交通事故で片足を切断し、車椅子バスケと出会いました。昨年は日本代表としてリオパラリンピックの舞台に立ちました。

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    土子 大輔(Daisuke Tsuchiko)
    1980年生まれ。リオパラリンピック日本代表。名門千葉ホークスのキャプテン、センターのポジションを務める。26歳のときに事故で片足を切断。周囲からのすすめで車椅子バスケットボールの世界に。

    篠田:
    篠田匡世です。現在は埼玉ライオンズのセンターとしてプレーしています。もともとは高校球児で、将来は教員になろうと思っていました。ただ高校の卒業式3日前に事故にあって、両足を切断してしまって。リハビリ中に車椅子バスケットボールと出会い、いまは本気で代表入りを目指しています。

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    篠田匡世(Masatsugu Shinoda)
    1988年生まれ。埼玉ライオンズでセンターを務める。18歳のときに両足を事故で切断。競技開始1年でジュニア世界選手権の日本代表に選ばれるなど、若手のホープとして期待される1人。

    ― メルカリって知ってました?

    篠田:
    もちろん。フリマアプリ「メルカリ」としてだけでなく、代表の進太郎さんの記事などをよく読んでいて、なんだか勢いのある会社だなーと思ってました。まさか自分がその一員になるとは当時夢にも思ってませんでしたが(笑)

    ー 二人はポジションが同じで、コート上ではライバル関係なんですよね?

    土子:
    そうですね(苦笑)ライバルが同僚になるというのも変な感じですが、普段は身体とマシンをぶつけ合っている仲です。

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    (青のユニフォームが土子さん、白のユニフォームが篠田さん)

    プロとして生きる。世界を本気で狙うミッションとバリューに共感

    ― それぞれメルカリに入社を決めた理由を教えてください。

    篠田:
    リオの代表選考に落ちた時、中途半端ではなく、車椅子バスケに自分の生活を全てかけるくらいしなきゃいけないと思ったんです。

    その時にメルカリがアスリートの採用をはじめるという話をきいて。お互いにいろんなことを話しながら、それこそ決まった働き方や制度も何もないところから一緒に作っていけること、そのスピード感がすごく魅力的でした。
    面談している間に次の面談日程が決まったり、まだ入社もしていないのに自分が提案したことが「やってみよう!」と即決されたり。

    最も共感しているバリューは「Be Professional(プロフェッショナルであれ)」です。常にオーナーシップを持って自由闊達に仕事をし、専門的能力をレベルアップしていく、その考えがまさにドンピシャでしたね。

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    土子:
    私はリオが終わった時に一度引退を考えたんです。ただ、やっぱり2020年に東京でメダルを取りたい気持ちが拭えなくて。

    年齢的にも最後のチャレンジになるかも、という覚悟で臨まないといけないとなった時、スポーツ関連の企業に行くような、普通の選択ではダメだと思ったんですね。

    そのときに企業としてのメルカリに出会って、「日本から世界基準で海外に挑む」というキーワードと「Go Bold」大胆にいこうという姿勢がすごくしっくり来たんです。

    メルカリはエンジニア、デザイナー、プロデューサーなどの職種のProfessionalが集ってAll for OneにGo Boldに世界と戦っているじゃないですか。私たちもステージは違うけど、進むべきベクトルは同じだって思えたんです。

    プロ生活集中の土台と今年の目標

    ― 生活のスタイル、働き方から変えるチャレンジをするんですね。

    篠田:
    なんの制約もないですから、全てメルカリと一緒に自分で変えていけます。まだスタートしたばかりですが、バスケに当てられる時間は昨年と比べると倍くらいにできると思います。

    土子:
    私も同じく練習に当てられる時間はかなり増えそうです。また、これまでお断りしてしまうことも多かった、車椅子バスケットボールの普及・講演活動などにも無理なく時間を割くことができそうです。

    私たちが表に立つ機会が増えれば増えるほど、メルカリにとっても素晴らしい機会になると思いますし、プロとして一層、結果を意識して後進にもつながることをやっていきたいです。

    ― 最後に今年の目標を教えてください。

    土子:
    アスリートって1年目は「壊す」2年目に「試す」3年目で「整える」4年目に「やるべきことをやる」っていう4年サイクルなんです。

    だから今年は『大胆に壊していく年』にします。長い競技生活の中でも体験したことのないスタイルになるので、何にも固執せずに、自分を崖に追いやる覚悟でやってみたいと思います。

    篠田:
    僕は『イノベーティブな年』にします。
    これまで以上に期待と責任を感じています。メルカリのように日本国内だけに目を向けるのではなく、海外の選手と渡り合える個人の体力強化をやりきりたいですね。

    ― ありがとうございます!一緒に世界を獲りましょう!

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