こんにちは!メルカン編集部のnatukifmです。
2020年6月23日、メルカリでは、全社的なコミュニケーションツールとして導入しているSlackの社内利用ガイドラインをGitHubにて公開しました〜!
Slack上での情報共有や連絡を円滑にするため、2016年につくられた本ガイドライン。細かな改定を重ねられてきたものの、2016年当時からほぼ変わっていなかったりします。
そこで本日の#メルカリな日々では、社外公開したばかりのメルカリ社内Slack利用ガイドラインをちらっとご紹介します!
Slackを使ううえでの前提
1:オープンであることを意識する
・ プライベートメッセージやプライベートチャンネルの利用は禁止しないが、人事・インサイダー情報以外は、コミュニケーションコストの低減と、風通しが良くオープンである社風を維持するために基本的にオープンにする
・ チャンネルへのinvite/leaveは誰でも、いつでも可能であり、必要に応じて繰り返すことを厭わない
2:チャットコミュニケーションの限界を理解する
・ テキストのみだとニュアンスや文脈が欠け落ちることがあるので、その際は他のコミュニケーション手段を利用する(対面での会話、Google Meet の会議通話など)
3:紳士的であること
・ オープンな議論のための発言に遠慮することはないが、十分に配慮し、All for Oneであることを意識する
利用ポリシー
全般的な利用
・ チャンネルの目的に沿った投稿内容とする
・ 全社員への周知チャンネルと全社的な告知チャンネルについては、全社と階層を分け、拠点で完結する投稿は基本的に拠点チャンネルに投稿する
・ 機密性の高い情報は話さない(パスワード、個人情報等)
・ Slackチャンネルは組織に合わせて常に見直しを実施
・ 人事・インサイダー情報は必要に応じてプライベートチャンネルにする
通知
・ 大人数が参加するチャンネルでの通知(@here/@channnelなど)は、発言前にそれが必要かどうかを熟慮する
・ 夜や休日の通知は、受け取る側が調整すること
全社チャンネルでの投稿
・ 日英の表記(CS拠点除く)が必須。日英両方とも本文に貼る(Thread禁止)
・ 全社員にアクションを求めるものには、投稿時に@hereを使用する
・ 全社のみの場合と全社+拠点と階層を分け、拠点で完結する投稿は拠点チャンネルに投稿する
プロジェクトごとに分かれたチャンネルでの投稿
・ プロジェクト終了後には漏れなくアーカイブする
・ インシデント(障害対応)のやりとりをするチャンネルに関しては、スレッドでのやりとり不可
そのほか
・ 一時的に利用しただけのチャンネルや過疎化したチャンネルは定期的に精査し閉鎖する
・ Quarter末毎に「Slack Cleanup Day」というLeaveを推奨し、Channel整理を各自で実施する
社内でもっとも浸透している「基本的にオープンにする」
このなかでもっとも浸透しているのが、下記の前提です。
プライベートメッセージやプライベートチャンネルの利用は禁止しないが、人事・インサイダー情報以外は、コミュニケーションコストの低減と、風通しが良くオープンである社風を維持するために基本的にオープンにする
これは、ひと目に触れにくい場でのやりとりは建設的な議論から外れやすく、トラブルに発展する可能性があるためです。何より、メルカリグループのカルチャーである「Trust & Openness」に則ったコミュニケーションをするうえでも、欠かせない要素です。
もちろん、発言する際は「オープンな議論のための発言に遠慮することはないが、十分に配慮し、All for Oneであることを意識する」。本当にその姿勢を感じられている投稿に対しては「All for One」というSlackスタンプが押されたりするのも、メルカリの良きカルチャーだと感じます。
なお、本日公開したメルカリ社内Slack利用ガイドラインでは、チャンネル命名ルールなど細かなところもご紹介しています。ご興味ある方は、ぜひチェックしてみてください!
それではまた、明日の#メルカリな日々で!