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“マネージャーは孤独”な認識を変えたい。メルカリ流プログラム「Manager Peer Learning Session」を実施!

2020-7-6

“マネージャーは孤独”な認識を変えたい。メルカリ流プログラム「Manager Peer Learning Session」を実施!

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こんにちは、JP HRBPチームの@Lizです。

2020年6月にManager Peer Learning Sessionをオンラインで実施しました。そのことについて、メルカンでご紹介します!

「この状況にマネージャーとしてどうすればいいの…?」

HRBPは、Human Resource Business Partnerの略です。人と組織への切込みによって、ビジネスを成功させることをミッションとしており、そのため、担当チームのマネージャーとよくやりとりをしています。私が所属するJP HRBPは、JP版メルカリを開発するチームを担当。そのマネージャーたちと1on1などをしていますが、そこで耳にするのが「この状況で、マネージャーとしてどうすればいいの?」というもの。

マネージャーはチームのパフォーマンスを最大化する役割を担っており、メンバーが個別に抱えている課題はマネージャーの課題でもあります。それだけではなく、チーム間の課題、リーダーシップとメンバー間の課題など、常に解決しないといけないことがたくさん。HRBPとして何名かのマネージャーをサポートし、その大変さはよく感じています。

さらに言うと、マネージャーはたくさんの課題を抱えていますが、人事情報が入っていることもあり、相談できる対象がHRBPに限定されます。組織運営においての成功体験と失敗談も、経験した本人にしか蓄積されないことが多く、ほかのマネージャーへあまり共有されていないのが現状です。

・ 知識と経験を持っているので、より多くのマネージャーとシェアしたい
・ マネージャー間のサポートネットワークをつくりたい

そんな想いで、この「Manager Peer Learning Session」を企画しました。

Manager Peer Learning Sessionとは

Manager Peer Learning Sessionは、マネージャー同士が仲間(学習仲間)となり、お互いに自分の経験と知見をシェアし、高め合う場。参加するメンバーがお互いの先生になり、セッションの意味を付ける役割を担っています。

そのため、このセッションにおいて、人事がお互いに学び合うプラットフォームを提供する人、または話しやすい環境をつくる人、と位置づけました。

メンバーと衝突した場合の信頼関係再構築

やってみたいテーマはいろいろありましたが、初回はマネージャーであれば経験したことがある「メンバーと衝突した場合の信頼関係再構築」にしました。

同じ目標に向かっていても、優先順位や物事を進める手段によりメンバーと一時的に衝突することがあります。衝突が起きることは必ずしも悪いとは言えませんが、早い段階で信頼関係を再構築し、物事を進めることが大事です。

当日の流れ

安心して自分の気持ちを共有できる場にしたく、10名限定で募集。日本語話者10名と英語話者4名から応募があったため、日本語セッションと英語セッションに分けて、2回実施しました。

当日は、最初にセッションのグラウンドルールを説明。この日は、参加メンバーが自分のことを話しやすいように、メルカリAIチームのEngineeringManagerである@cournapeをゲストに迎え、入社後の経験を共有してもらいました。セッション限定の内容なので、詳細を割愛します。

プログラムを受けるマネージャーたち

その後、参加メンバーをグループに分けて、今まで自分たちの経験についてグループメンバーにシェアし、お互いにtipsを共有する時間にしました。交流して学びたいメンバーばかりなので議論は活発に行われ、「もうすぐMTGあるけど、このまま延長して話し続けたい」というコメントもありました(笑)。

ここで参加メンバーとHRBPの見解が整理されたスライドをシェアします。

セッション後、参加メンバーから下記コメントをもらいました。

・ 他マネージャーのエピソードを聞いて、想像以上に起きていることがハードだった。自分の考える「衝突」は、そうとは呼べないレベルのものだと感じた
・ 他のDivisionのマネージャーと直接話をする機会がなく、大変勉強になった。他のDivisionであってもMgr Roleでの悩みや困りごとは同じだった。やはり一人の人間なので、向き合うことが一番大事だと学んだ

育成型組織への進化は、全員のコミットが必要

「マネージャーは孤独だ」とよく聞いていたからこそ、こういう場で悩みを共有し合える仲間をつくれてよかったです。

また、今回の試みを通じて、誰かが講師をやって参加メンバーを育成する形式でなく、参加メンバー全員が講師のつもりでお互いを育成することも有効な手段だと思いました。

お互いから学び、教える。これをより浸透させることによって、メルカリがさらに育成型組織に進化できるといいですよね。今後メンバーが自ら発信し、お互いを育成し合う機会をつくっていきたいです。

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