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時差14時間のカナダ在住インターンを、メルカリiOSチームはどう受け入れたのか?

2020-12-18

時差14時間のカナダ在住インターンを、メルカリiOSチームはどう受け入れたのか?

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こんにちは、新卒採用チームの@aochanです!

先日、メルペイでのインターン受け入れについてご紹介しました!

近しい状況は、メルカリにもありました!それも、インターンが住む国は、時差が14時間あるカナダ。そんななか、どのように受け入れをしたのでしょうか。さっそく、インターンの@z-jiayiと、メンターを務めたメルカリiOSチームの@matthew.gillingham(@matthew)にインタビューしました!

「14時間の時差」は障壁になったのか?

ーまずは、@z-jiayiさんがメルカリでのインターンを希望した理由を教えてください。

@z-jiayi:私が通っている大学では、「大学1年生は、最初の8ヶ月は勉強し、残りの4ヶ月は仕事をしながら勉強する」というプログラムがあって…。

ーすごい!

@z-jiayi:ユニークでしょう?(笑)。私も「どこでインターンしようかな?」と考えていたところ、求人情報が貼り出される掲示板で、メルカリを見つけたんです。特徴的だなと思ったのは、iOSやAndoroidに限らず、BackendやMLなどバラエティ豊かなプロジェクトがたくさんあったこと!それに、私自身は海外で働いたことがありませんでした。メルカリのインターンシップに参加すれば、文化の違いも感じられるんじゃないかと思って、希望しました。とはいえ、新型コロナウイルスの影響で、現地へ行けなかったんですけれど。

@z-jiayi

ーフルリモートで参加してもらうことになったんですよね。リモートでの受け入れは、今回が初めてだったんですか?

@matthew:初めてですね。@z-jiayiさんに限らず、メルカリグループが原則在宅勤務になった2020年2月以降に入社したメンバーは、みんなフルリモート環境下でやりとりしています。なかには、まだ直接会ったことがないメンバーもいます。

しかし、チームにジョインするメンバーのほとんどが同じ国内。@z-jiayiさんは海外にいたこともあり、タイムゾーンが違う。時差は課題になりそうだなと思っていたんです。なので、@z-jiayiさんには時差にとらわれないよう、独立して進められるプロジェクトをお願いするようにしていました。結果的に、@z-jiayiさんは自走できるタイプだったので、うまく進められたと思っています。

@matthew

@z-jiayi:確かに、時差問題はありましたよね。ちょうど12時間違うので、日本が朝だと、こちらは夜!最初は、さすがに抵抗がありました。ただ、@matthewさんがいるメルカリiOSチームのメンバーはみんな反応が早かったので、こちらが昼間のときにメッセージしたことも、夜には返信がありました。次の朝にはすぐ作業に取りかかれるスピード感はよかったです!

難しかったのは、リアルを想定したオンボーディングのオンライン化

ー先ほど、大学の掲示板でメルカリの求人票を見て応募したと話していましたが…メルカリのことは知っていましたか?

@z-jiayi:正直、入社前はあまり印象はなかったです。ただ、求人票を見た感じでは、高度な技術を取り入れていることはわかりました。それも、まだ完成されていない技術をあえて取り入れているところは、バリューの1つである「Go Boldさ」を感じましたね。

入社後に感じたのは、いろいろな場面でオーナーシップをもたせてくれるんだなぁということ。通常のインターンでは、タスクごとにアサインされるスタイルです。しかしメルカリでは、インターンである私の希望を前提に、プロジェクトにアサインしてくれました。

ー言語の壁はどうでしたか?

@z-jiayi:言語面での課題はあまりなかったです。理由は、みんないろいろ調整してくれていたから。日本人メンバーも英語を話してくれて、感謝しています。。MTGでもGOTがサポートしてくれました。コミュニケーションもクリアでした。しかも、Slackの文面でも、ドキュメントとかでも、クリアに書かれていたので、それほど課題に感じませんでしたね。

@matthew:これは、モバイルチーム自体が普段から英語でやりとりすることが多かったからかもしれません。

私が一番気になっていたのは、時差ではなく「きちんとオンボーディングできるかどうか」でした。インターン生がiOSやAndroidアプリのBuild経験があるかどうかによっては、チームのエンジニアがツールの使い方や仕組みを説明するのに多くの時間を割かなければならないこともあります。そして、それは時間差が大きいとさらに難しくなる。しかし、幸いにもJiayiさんの経歴をある程度知っていて、事前に面接をする機会があったので、それは問題ないだろうと確信していました。

ー具体的に、どのあたりを変更するのが難しかったんですか?

@matthew:現在のインターンシップのプロセスの多くは、“顔を合わせて”チームビルディングのランチをするなど、同じオフィスで働くことを前提としたものでした。この方針は、これまでのインターン生の声を参考にしたものだったので、それなりの理由がありました。しかし、コロナウイルスの影響で急にリモートワークの環境に切り替わったので、柔軟に対応しなければならない。私の場合、週1回の1on1で進捗状況を把握し、フィードバックをするように方法を変える必要がありました。

@z-jiayi:ですね。進捗のほかにも、次の一週間は何をするのかなども話しました。他メンバーとのコミュニケーションについても、そこで相談したりしていたんです。

@matthew:今後もリモートでオンボーディングを行うことを想定すると、一部を録画しておいて汎用性を高めるやり方はありそうですね。

メルカリでのインターン。リアルでは会えなかったけれど

ーそして、無事にインターン期間が終了しました。振り返ってみてどうでしたか?

@z-jiayi:いい経験になりました!オンラインだったので他チームとの関わりは少なかったのは残念ですが…。それでも、SwiftUIなどの技術を深堀りできたおかげで、スキルセットが増えたと思っています。あと、HackWeekにも参加し、審査員特別賞をとれたこともいい思い出です!この受賞のおかげで、いろいろなメンバーと話す機会がありました。

@matthew:@z-jiayiさんは、特にリサーチの開発に積極的に取り組んでもらいました。また、開発スケジュールの関係でなかなか着手できないところも加わってもらいました。おかげで、長期的に見てインパクトがある開発ができたんじゃないかと思っています。

ーメルカリのインターンとして「相性がいい」と言えるのは、どんなタイプですか?

@matthew:メルカリは、インターンに限らず「ミッション・バリューへの共感」「自走できるかどうか」は大事。みんなゴールを持っていて、達成するためにいろいろな工夫をしています。そういった環境に馴染むには、やはり共感できているかどうか欠かせないですね。

@z-jiayi:あと、メルカリはオープンソースを推奨しています。なので、業務外に各自で勉強しているメンバーも多いんです。常に新しいものへ適応するための柔軟さがあると、相性がいいかもしれませんね。

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