こんにちは!メルペイEngineering Officeの@jollyjoesterです。
12月21〜23日の3日間、完全オンラインで開発合宿「Be a Pro Camp vol.4」を行いました。
“働く場所を変えれば、考え方も変わる。(If you change the working place, ideas may come up.)” をコンセプトにして開催されてきたBe a Pro Campですが、今回はこのコロナ禍ということでほぼ全員自宅からのオンラインでの参加となりました。
普段と環境を変えるのが難しい状況の中、なんど90名を超えるエンジニアの参加がありました。
今回はテーマを変化への耐性や未来への投資のための「今後のゆとりを生み出すための取り組み」と、オンラインでも「コミュニケーション強化」とし、普段とは異なる時間の使い方にチャレンジをしました。
Be a Pro Campの過ごし方
Campの過ごし方はシンプルです。
1:各自、各チームであらかじめ決めておいた「今後のゆとりを生み出す取り組み」にひたすらもくもく集中します。
2:お昼や1日の終わりに「CTO & VPs Talk」や社内勉強会の「Tech Talk」の発表を聞きながらみんなとわいわいします。
3:最後に成果発表を行い、わいわいしながら成果を分かち合い、ねぎらいます。
「CTO & VPs Talk」「Tech Talk」
オンライン参加が中心ということで、少しでもみんなで同じ時間を共有できるような企画を実施しました。
この時間はみんなで同じMeetとSlackに参加してわいわいします。
「CTO & VPs Talk」ではCTOの@sowawa、VPoEの@hidek、@nozaqの3人に、2時間じっくりと語っていただきました。
前半は今年リリースしてきた数々の機能に思いを馳せながら2020年をみんなで振り返りつつ、来年のチャレンジへのやっていきを確認していきました。後半はCPUの進化や自動運転の技術など雑多な話に花を咲かせました。
「Tech Talk」では、6名の方にそれぞれ取り組み中の試みや今後メルペイで利用していくだろう技術についてのTopicを取り上げていただき、じっくり学びました。
このうちいくつかの資料については公開しています。ぜひご覧ください。
・ Type Parameters in Go
(上記関連資料)なぜジェネリクスが必要なのか
(上記関連資料)Goクイズアドベントカレンダー25日目
・ 水道の歴史からみる データ品質の過去と未来 – インフラとしてのデータ分析環境を目指して
成果発表会
最終日は成果発表会で締めます。
今回のBe a Pro Campでは36件もの成果の登録がありました。
メルペイの新機能のPoC(Proof of Concept: 概念実証)をさくっと実装してしまったり、CIを11倍早くしてしまったり、全社的に大変なオペレーションを自動化してしまったりと、「え、これ本当に3日間で実現しちゃったんですか!?」というような成果が目白押しでした。
Be a Pro Camp vol.5への抱負
「業務以外で集中してゆとりを生み出す取り組みができた」「普段やらないこと・やれないことを全社的にやろうというのがいい」といった良かった点もありましたが、「通常業務が立て込んでいたため、Campの時間があまり取れなかった」「普段と異なる環境を作れなかった」などの反省点もありました。
今回の反省を活かして「普段とは異なる価値を生み出せる時間」としてのBe a Pro Campをさらに進化していきたいです!