こんにちは、メルペイHRのhanaです。
ただいまメルペイではエンジニアの多くのポジションで積極採用中です! 前編に引き続き、今回もエンジニアの皆さまとカジュアル面談をする中でよく聞かれることをまとめてみました。 今回は福利厚生、評価、組織規模などにフォーカスしています。
他にも気になる質問があれば、ぜひTwitterなどで #メルカンをつけてシェアしてください。可能な範囲でいつか記事にするかまたはTwitterでお答えします!
メルペイの福利厚生
Q.メルペイではほとんどの男性が育休をとるって本当?
A. 本当です!メルペイでは女性だけでなく、ほとんどの男性が育休をとっています。どちらかというと、育休を取らないほうが珍しいというような雰囲気です。
女性男性問わず育休を取るのが当たり前の文化ができているので、もちろん育休は取りやすい空気ですし、マネージャーやテックリードなどの役割や職種などに関わらずみなさんとっています。
<メルカリの育休制度>
産前休暇の延長、また産休・育休期間中の給与を100%保障します。
女性:産前10週+産後約6ヶ月間の給与を100%保障
男性:産後8週の給与を100%保障
実際のところ、メルペイでパパが育休をとるってどんな感じなのか、直近で育休をとっていたMikaelさん(メルペイiOSエンジニア)に聞いてみました。
ーどのタイミングでどれくらい育休をとりましたか?実際どうでしたか?
Mikael:出産の1〜2週間後から2ヶ月ほど育休をとりました。2ヶ月のお休みは本当に必要なものでしたし、お金のサポートが会社からでるのは非常に助かりました。
ー育休はとりやすい雰囲気でしたか?
Mikael:2ヶ月より少し早く職場に戻ろうかと思っていましたが、マネージャーに相談したところ、むしろしっかり2ヶ月お休みを取った方が良いと薦めてくれました。マネージャー自身も2ヶ月育休をとっていましたし、他の同僚も2ヶ月の育休をとっていたので育休を取りづらいという雰囲気は一切なかったです。少なくともエンジニア職種では育休を取りづらい、戻ってくるのが大変というようなことはないと思います。
Q.エンジニアならではの福利厚生は?
A. Techに関するインプットの機会が多く作られている、かつアウトプット支援がしっかりしているところが福利厚生と言えると思います。
例えばインプットの機会として、社内勉強会や専用Slackチャンネルがあります
Go Friday:毎週金曜に1時間社内のGoエンジニアが集まるゆるーいGoの勉強会
Go静的解析勉強会:メルペイExpertチームのtenntennさん主催毎週1時間実施の勉強会
Android Tech Talk:bi-weekly実施のメルペイAndroidチーム内tech talk
#tech-golang:Goの最新情報やGoについてのQAが行われているSlackチャンネル。他にも #tech-microservices, #tech-gcp, #tech-kotlin, #tech-swiftuiなどあります。などなど、ほかにもあるよ!
アウトプットの面では、メルペイ主催tech talkや他イベント&コミュニティ主催イベントの実施、tech blog執筆、またOSSへのコントリビュートなどを推奨しています。エンジニアがイベント主催する際は、Engineering OfficeやHRが開催のお手伝いをしたり、場所やご飯の提供でサポートします。登壇資料やtech blog、外部媒体への寄稿の際には、社内のエンジニアたちが細かいレビューを入れてくれるので、安心して発信できるような環境が整っています。
Go Fridayなどの勉強会主催しているtenntenさんに少しお話を聞いてみました。
ーどういう思いを持って勉強会の主催や社員のアウトプット支援活動をしているんですか?
tennten:“技術をアウトプットするところに技術は集まる”という考えのもと、活動をしています。社内で共有することでフィードバックがもらえますし、それを社外にだすことでコミュニティか活性化しさらなるインプットが得られると思っています。また、その人自身もアウトプットすることによって自分の知識を腹落ちさせることができると思うので良い機会になると信じています。
とは言っても、例えば雑誌の寄稿などは中々ないチャンスでやりたくてもすぐできるものではないと思います。書くような知識や経験があるエンジニアが社内に沢山いるのは知っているので、その人たちにチャンスを渡す役になれたらと思っています。
ーちなみに、エンジニアにとってメルペイで働く福利厚生って他に何があると思いますか?
tennten:経験豊かなエンジニアと働けることだと思います。kazegusuriさん、sinmetalさん、shibataさんなどと普通に話せるのは勉強になると思います。
またメルカリというプロダクトがあることによる開発のしやすさ、大規模なプロダクトで新しいチャレンジができるのがメルペイでエンジニアをする楽しさだと思います。
続いて、いつもメンバーのtech blogを丁寧にレビューしてくれるshibataさんにも、どのような思いでメンバーのインプット/アウトプット支援をしているのかを聞いてみました。
ーいつもメンバーが執筆したtech blogをすごく丁寧にレビューしていますが、どのような想いから?
shibata:ソフトウェアエンジニアにとって、プログラミングスキルだけではなく文章作成能力も大事なスキルだと思っています。前にいた会社だと、社内向けの技術レポートであっても必ず上司のレビューが入りました。メルペイだと組織がフラットなこともあってか上司がメンバーの文章をレビューして指導するということは滅多にありません。そうするとメルペイの若手は、レビューを受ける経験もないまま年齢を重ねていく可能性があるので、自分がレビューをしてアドバイスできればと思っています。また、単純に自分が担当してない領域でどんなことが行われているのか知りたいという想いもあります。
ー昔から技術書の読書会を開催されていますよね?
shibata:1998年からさまざまな技術書の読書会を開催しています。技術書は、一人で読んで理解し、最後まで読み切るのは難しい場合が多いです。みんなで毎週1時間とか読んでいると最後には読み終えます。以前の会社では、業務で使っている技術に関する書籍、これだけは知っていて欲しい基礎知識の書籍、それに私が興味がある技術に関する書籍を選んで開催していました。メルペイに入社後も書籍『プログラミング言語Go』の輪読会を開催しました。コロナで在宅勤務となってからは、月に1回(土曜日の午後)ですが、多くの人が参加できるオンラインの読書会を開催しています。書籍『プログラミング言語Go』や『Effective Java 第3版』を昨年の6月から開催しており、今年2月からは書籍『ベタープログラマ』のオンライン読書会も開催します。
・ 『プログラミング言語Go』オンライン読書会
・ 『Effective Java 第3版』オンライン読書会
・ 『ベタープログラマ』オンライン読書会
メルペイのエンジニア組織プロファイル
Q.メルペイエンジニアって何人くらいいるの?
A. 具体的な数字は公表していないので、申し訳ないのですがお答えすることができません。
1チーム4名〜10名くらいで構成されていて、職種によっては複数チームあります。職種としてはBackend, Frontend, iOS, Android, QA, SRE, Architect, Machine Learning, Data & ML Platform, Data Management のエンジニアがいます。
Q.海外メンバーの割合は?英語って必須なの?
A. メルペイはメルカリと同様に、Diversity & Inclusion(D&I)を重要視しています。現在の海外メンバーの割合は約20%ですが、これからその比率は徐々に増えていくと考えています。
しかしながら、英語が話せないと活躍できない環境かと言えば現状そうではありません。ポジションによっては英語必須な場合もありますが、英語が嫌いで勉強したくないということでなければご活躍いただけるポジションがほとんどです。逆にいうと、英語を積極的に使って仕事をしたい方がご活躍いただける英語ファーストなチームもあります。
なによりも、私たちが重要と思っているのは英語を学ぶ姿勢があり、D&Iについてきちんと考えて行動できるかです。
メルペイでは、英語が苦手な方むけのサポートや制度も充実しています。日々の業務の中で通訳翻訳が必要な場合は、GOT(Global Operations Team)というチームがサポートをしてくれますし、英語を学びたいメンバー向けには、英語教育サポートの制度が整っています。毎日無料でオンラインの英語レッスンを受けることができたり、メルカリ独自の英語教育システムを受けることができたりします。
メルペイのエンジニア評価
Q.エンジニアの評価ってどうやってされるの?
A. エンジニア、非エンジニア問わず評価制度や評価サイクルは一律です。
・ 半年に1回の給与、グレード改定
・ 四半期に1回の上長Feedback、peer reviews(同僚からの360度評価)
特徴としてあげられるのは、エンジニアはエンジニアバックグラウンドのあるマネージャー(Engineering Manager)が評価をする点です。メルペイ設立当初は、Engineering Managerという役割がなく、Product Managerがエンジニアメンバーの評価をするような仕組みになっていました。後に、技術の理解があるメンバーがエンジニアの評価や育成などをするべきという考え方のもと、Engineering Managerという役割が生まれ、いまはすべてのエンジニアがEngineering Managerの評価を受けます。
プロダクトやビジネスの貢献だけでなく、社外発表やOSS活動などtech communityへの貢献も評価されることも特徴的です。メルカリのエンジニアの行動指針として「アウトプットは正義」とされています。
エンジニアならではの福利厚生は、中々他社にはないメルペイならではの魅力なのでは?と思います。積極的にテクノロジーをインプット・アウトプットすることに興味を持っていただける方には、日本でも有数の良い環境なのではと! 興味をお持ちいただけた皆さま、是非、ご応募いただければと思います。お待ちしてます!
それではまたいつかのメルカンで!