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「10年後には女性エンジニアという言葉がなくなっていることを願う」Mercari’s Women in Tech vol.3レポート#メルカリな日々

2021-2-17

「10年後には女性エンジニアという言葉がなくなっていることを願う」Mercari’s Women in Tech vol.3レポート#メルカリな日々

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    こんにちは!Talent Acquisition Team(採用チーム)の@mahoです。

    先日、メルカリでは「Mercari’s Women in Tech vol.3」を開催しました!

    「Women in Tech」とは、テックカンパニーで活躍する女性にフォーカスをあて、情報交換やナレッジの共有をし合う目的で開催しているオンラインイベントです。2020年にコロナ禍でスタートしたオンラインのMercari’s Women In Techシリーズですが、ついに第三弾のイベントとなりました!

    今回はゲストスピーカーとして神谷優さん(株式会社サイバーエージェント)をお迎えし、メルカリBackendエンジニア、メルペイQAエンジニアが自由なテーマでそれぞれ10分ずつLightning Talkを行いました。

    司会はBuild@Mercariという、メルカリのソフトウェアエンジニア育成プログラムを経験して2020年11月にメルカリに入社した@yurieさん!Buildに応募したきっかけやプログラムを通じた学びなどをシェアしていただきました。

    <Build@Mercariとは>
    これまでさまざまな事情でチャンスが巡ってこなかった方、特にSTEM分野・IT分野におけるマイノリティである女性やLGBT+コミュニティの方を対象にした、トレーニングとインターンシップのプログラムです。今年は第二弾として、メルカリだけでなく、グループ会社のメルペイと共にBuild@Mercari 2021を開催します。また、幅広い方々にチャンスを提供するため、日本だけでなく海外の方からの応募も募集します。くわしくは下記のページをご確認ください!

    では、登壇者によるLTの一部をご紹介します。

    1人目はメルカリBackendエンジニアの@jieqiong-yuさん、テーマはKnowledge Sharingです!

    @jieqiong-yu:エンジニアとして知識の共有は、ドキュメンテーションの共有や一方的な共有だけではありません。継続的に2人以上で情報の詳細を共有しながら開発を進めていくことは、長期的な技術力の向上につながるだけでなく、チーム内の信頼とお互いへのリスペクトを高めることにもつながります。例えば、メルカリではシステム設計に関するQ&Aや議論の場を設けることによって、テックリードだけではなくメンバーたちも技術的な判断がどのように行われているのかをより深く理解するようになります。また、定例で積極的な課題共有、Pull Requestでの議論、ペアプログラミング、クロスファンクショナルチームの形成なども重要であり、これからも知識を共有するための良い方法を模索し続けていきたいです。

    続いてはメルカリBackendエンジニアの@mtomatoさんによるwin-winな採用を行うために、がテーマのLTです。

    @mtomato:win-winなインターンシップ・採用を行うには、1.HRと2.採用権のあるエンジニア(メンター、EMなど)、3.採用権はないが発言権のあるエンジニアにより構成された第三のチームの三権分立が必要。この第三のチームが採用に関与しない中立な立場としてインターン中の学生を技術的OR心理的にバックアップすることでインターン生の心理的な障壁を緩和し、本来のパフォーマンスを発揮してもらった上で採用判断をすることができ、結果として偽陰性を下げることができます。またインターン生のインターンシップ満足度が向上し、会社のイメージやブランディングに良い影響を与えることができるなどのメリットもあるのです。

    3人目はメルカリBackendエンジニアの@ann.kilzerさんでテーマはTechnical Debt Collectionです!

    @ann.kilzer:技術的な負債は、「完璧な」ソリューションよりも迅速で短期的なソリューションを選択した際に発生します。長期的なリスクとしては、例えば、スケーリングの難しさ、予期せぬバグ、全体的な速度の低下、新しいメンバーのオンボーディングの難しさなどが挙げられます。技術的な負債を修正する際には、影響力に基づいてタスクに優先順位をつけ、リーダーシップのサポートを得ることが重要です。また協調性を保ち、チームで集中することも重要です。

    4人目、メルペイQAエンジニア@miisanさんによる「テック業界で働く同世代女性の悩みと新しい挑戦との向き合い方」より抜粋します。

    @miisan:一人で迷うとき、女性の1 / 4 は相談せずにいるとのこと。感情や意見の可視化、1on1など定期的に話す機会を意識的に作るなど、言語化するだけでも状況は変わる。自分の現状を可視化することで、なにに困っているのか、またなににつまづいているのかを把握でき、自分自身を冷静に俯瞰できる。まずは「挑戦してみよう」というスタンスが次の扉を開く。

    最後は今回のゲスト…株式会社サイバーエージェントの神谷優さん!神谷さんは2008年にサイバーエージェントへ入社後、まだまだ黎明期だったスマートフォン向けサービスを複数立ち上げ、さらにマネジメントや育成にも参加していました。2020年からはテクノロジー業界のジェンダーギャップ解消をミッションとする一般社団法人「Waffle」にてプロボノとしても参画しています。

    神谷さんにはEmpower Women in Tech Industry -個人としてできること-のテーマでお話しいただきました。

    神谷:ママなのにエンジニアを続けててえらいね、と言われますが、実際ママだからこそエンジニアは適しているはず。時間や場所の制約の少ないエンジニアは、ワークライフバランスを充実させやすいのです。男性メインの職業というイメージを変えていきたい、10年後には女性エンジニアという言葉がなくなっていることを願っています。

    ***

    エンジニアの方はもちろん、そうでない職種の方にとってもためになるお話ばかりでした!次回のWomen in Techに登壇いただける方、大募集中です!

    それではまた、#メルカリな日々で!

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