みなさんこんにちは!Engineering OfficeのRafaelです!先週のHack Week Hints!!について少しお話しします。
Hack Weekは半年に一度の技術祭典です。メンバーは通常の仕事から離れ、1週間好きなものを開発することができます。今回で4回目となり、毎回イベントでユニークなアイディアが寄せられる、大変おもしろいイベントです。
運営のメンバーはHack Weekが始まるまでの数週間、Hack Week前のプレイベントを開催。初めての参加者にHack Weekについて知らせたり、他の部門のメンバーが参加しやすくしたりするなどサポートしました。
そんなプレイベントの一つに「Hack Week Hints!!」があります。ここでは、Hack Weekのアイディアを閃かせるきっかけづくりとして、メルカリに所属するエンジニアグループのオンラインパネルディスカッションを実施。そのうちの3名はメルカリJP、残りの2名はアメリカ事業である「メルカリUS」東京オフィス(US@Tokyo)から参加していました。そこで彼らに、それぞれのサービスの特徴と、今興味がある技術についてシェアしてもらいました。
今年のイベントの5人のパネリストは次のとおりです。
Damian Pasko(@damian)・・・・・JP版メルカリのiOSウィジェット機能を紹介。この機能は、前回のHack Weekのアイデアとしても展開しています。
Stephen Johnson(@steve)・・・イベントに参加したUS@Tokyoエンジニアの1人であるStephenは、メルカリUSアプリの一般的なコンセプトやUS版メルカリのSKUアーキテクチャを紹介。USアプリのデータを構造化する方法の良い入門書でした。
Darren Lewis(@darren)・・・「リアルタイムデータ」とは何かを紹介。Darrenのプレゼンテーションには、JP版メルカリでのクライアントイベントデータのフローも含まれ、ライブシミュレーションでそれをどのように使用できるかを話しました。
Masanori Uehara(@jackchuka)・・・Masanoriは、CurlやPostmanなどのAPIテストツールを使用することのデメリットを紹介。彼が作成したDoublishというコマンドラインツールを使用して、これらの課題をどのように克服したかを共有しました。これはGo Bold Day(Mercari USに相当するHack Week)でも話した事例でした。
Mostapha Baalbaki(@mustafa)・・・Mostaphaは、Appleの製品と歴史の知られざる概要を共有。その後、彼はWidgetKitやSwiftUIを含むAppleプラットフォームの新しいトレンドを発表しました。
実際のイベント
Hack Week Hints!!の目的は、メルカリの多く使ってくださっているお客さまだけが持つであろうアイデアを共有すること、Hack Weekの参加者が期間中に開発できるもののインスピレーションを見つけること。イベントでは、視聴者もSlackで意見交換をすることができ、日常の商品開発にも役立つフィードバックがたくさんありました。
Hack Week前のイベントとして、メルカリエンジニアからのヒントをグラフィックレコーディングで記録しました。すべてがオンラインで行われたので、グラフィックアーティストのTanaka Yuminoさんを招き、イベントの盛り上がりをメンバーと共有しました。
Engineering Officeでは、テクノロジーの学習と遊びを楽しみながら、Hack Weekを運営していきます。それではまた次回お会いしましょう!