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「加盟店さまを支えるプロダクト」を担当するチームが自らを“第2創業期”と語る理由 #今メルペイが一緒に働きたい仲間

2021-10-14

「加盟店さまを支えるプロダクト」を担当するチームが自らを“第2創業期”と語る理由 #今メルペイが一緒に働きたい仲間

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求人情報には、必須・歓迎条件、求める人材像が記載されているわけですけれど、それって、もう少しくわしく言うとどんな人なのでしょう?

そこで誕生したのが、メルカリ・メルペイで採用に関わるメンバーが“仲間募集中”なチームのマネージャーに根掘り葉掘り質問していくシリーズ企画「#今メルペイが一緒に働きたい仲間」!今回登場するのは、メルペイMerchant Solutionチームのプロダクトマネージャー(PM)組織に所属する佐藤 潤(@satojun)。

そもそもMerchant Solutionチームって何をするの?メルペイのPMは金融経験やエンジニアリングスキルも必須?など、いろいろな疑問を投げかけてみました。聞き手はTalent Acquisition(採用)チームの中村千智(@chisato)です。

※撮影時のみマスクを外しています

この記事に登場する人


    • 佐藤 潤(Jun Sato)

      大学卒業後、CROOZ株式会社に入社。PMとして自社コンテンツの立ち上げや、新規ソーシャルゲームの立ち上げなどに従事。その後、ZyngaJapan株式会社にてGoogle Play売上げランキングTOP10に入るソーシャルゲームのLead Producerを担当。その後、ザワット株式会社にてGMとしてC to Cオークションアプリ「スマオク」の立ち上げを経験し、株式会社イグニスにてマンガアプリやLINEゲーム事業の事業責任者を経て、2018年4月にメルカリへプロダクトマネージャーとして入社。 現在はコード決済 / ネット決済 / iD / バーチャルカード事業のマネジメントに携わる。


メルペイにおけるMerchant Solutionチームの位置付けは?

ー先に今回募集しているPMポジションについてざざっとご紹介しておきますね。

<業務内容>
・ B to B to CのメルペイにおいてMerchant Solutionチームはto B向けプロダクトの開発チームです。メルペイの加盟店さまが利用する各種プロダクトの開発や、営業を効率的に行うためのプロダクト開発、審査システムの開発といった、加盟店さまを支えるさまざまなプロダクトの開発を行います。それ以外にも、申込サイトや、店頭で決済を行うためのQRコード、 オンラインでの決済システムなど複数のプロダクトを提供。自ら課題を見つけ、最適なUI/UX、業務設計を考慮しながら仕様に落とし込み、プロダクト開発を推進する役割を担うポジションです。

<必須条件>
・ メルカリ・メルペイのミッション・バリューへの共感
・ 3年以上のインターネット、スマートフォン向けの製品・サービスのプロダクトマネジメント経験、またはそれと同様の経験
・ 周りの人を巻き込めるリーダーシップスキル、コミュニケーションスキル
・ プロダクト開発への情熱

ーさっそく、メルペイにおけるMerchant Solutionチームの位置づけを教えてください。

メルペイはB to B to Cのサービス。そのなかで、僕らPMはお客さまと加盟店さまの間をつなぐ存在であり、Merchant Solutionチームはto B向けプロダクトの開発を担当しています。基本的に、メルカリもメルペイもto C向けプロダクトです。なので、to B向けプロダクトを開発しているチームはめずらしいほうかと(笑)。

佐藤 潤(@satojun)

ー確かに(笑)。そんなMerchant Solutionチームは、どのような役割があるんですか?

2つの役割があります。1つ目が、コード決済における決済システムの提供。2つ目が加盟店さまのカスタマージャーニーに沿ったさまざまなプロダクトの提供。具体的に言うと、審査・管理をするシステムや、運用に必要な管理画面などを開発しています。

ーJDには「加盟店さまを支えるプロダクトの開発を行う」とありますが、具体的にどんな業務をしているんですか?

開発しているプロダクトはいくつかあるので、その詳細をお話ししますね。

まず、メルペイに加盟してくださることになったお店の方が申し込みをするためのWebフォームの開発。申し込み時は必要な情報が多いため手間がかかりがちなのですが、そこを使いやすく・離脱せずに申し込みを完了できるよう、常に磨き込んでいます。

そして、申し込み後に社内で加盟店審査を行うための審査ツールの開発もあります。審査工数を効率化し、リスクや法要件と向き合いながらシステムを構築・開発しています。審査後には加盟店さまへ決済用のQRコードを送付するので、必要な配送情報を運送会社と自動で連携するシステムも担当。さらに、コード決済の決済システムや売上を管理・確認する管理画面も僕らが開発しています

そのほか、POSレジでの決済APIや店舗向けレジアプリなど、加盟店さまに関わるあらゆるタッチポイントで必要となるプロダクト開発も担当しています。

ーいっぱいある…。

そうなんですよ。なので、メルペイでのmerchantはプロダクト開発とプロジェクト推進の2つに分かれています。例えば、加盟店さまの開拓を推進するプロジェクトにはセールスとPMがアサインされ、KPIやシューティング、施策を議論します。四半期ごとに戦略をインプットする会議もあり、セールスやプロダクト開発、分析を行うBIチームとともに定量的な打ち手を検討しているんです。

大事なのは、プロダクト戦略と営業戦略を一致させること。そのため、PMも戦略づくりから参加することが多いですね。

ーPMと言えば、デザイナーやエンジニアとのコミュニケーションが多い印象があります。でも、Merchant SolutionチームのPMはセールスやBIとも連携するんですね。

一方で、加盟店さまの審査・管理をするプロダクト開発では、オペレーションチームとの連携が多いです。他にもコンプライアンスチームやリーガルチームとも連携しています。最近ではメルカリShopsも登場。メルカリShopsのお店の審査システムの一部はわれわれが開発するなど、メルカリグループとしての連携も増えてきました。

とはいえ、膨大な数に及ぶ中小の加盟店さま開拓をする体力が一社だけだと限られてしまいます。そこでNTTドコモさまと業務提携し、一緒に新たな加盟店さまの開拓も実施しているんです。

PMはビジネス的な観点でプロジェクトを推進しながら、プロダクトをつくるスキルが必要

ーお話を聞いていて、ベースとしてプロダクトの知見がありつつ、ビジネス的な観点でグロースできる人が活躍できそうだと感じました。

プロダクトスキルはあくまで武器です。Merchant Solutionチームではいろいろなステークホルダーとともにプロジェクトを推進しながら、プロダクトをつくるスキルが必要です。プロダクトを1つ育てるよりも、ビジネスを推進していくようなイメージですね。営業促進するためにある施策を行うときでも、「それって、費用対効果が悪いじゃないですか?」とビジネス観点で提言する姿勢が求められます。

PM経験は必要ですが、金融業界での開発経験は必ずしもあったほうがいいわけではありません。それよりも、事業会社で自社のプロダクトをエンジニアと一緒に開発してきた経験や、スピード感のある開発を続けてきた方のほうがマッチすると思っています。ビジネス領域の仕事経験もあるにこしたことはないです。アライアンス先と一緒にプロダクトをつくったことがあったり、営業戦略を考えたり、外部企業との交渉をしてきた経験があるといい武器になりますよ。

ー開発経験はどれくらい必要ですか?

あくまで目安ですが、PMとして自社サービスを運用してきた経験が3年ほどあるといいかもしれません。コードを書いた経験より、どちらかというとデータベースの構造を理解できたり、システム・アーキテクチャが理解できたり、エンジニアリングスキルのほうが大事ですね。

ーどのような人がMerchant SolutionチームのPMとして活躍できそうですか?

やはり、バリューを体現できる方です。Go Boldに自らあるべき姿を示して物事を推進できる方や、All for Oneにチームの優先順位を明確にしてやるべきことにフォーカスできる状態をつくれる方など。たくさんの人と関わる仕事なので、Be a Proに「Why」を追求し、誰かの話を鵜呑みにせずに自分が考えた答えに近づけるよう努力できる人が理想です。

実際に、Merchant SolutionチームのPMたちは「Be a Pro」なメンバーが多い。エンジニアリングスキルとビジネススキルの2つが重要な仕事ですが、それらを持ち合わせること自体がそもそも難しい。なので、結果的に「Be a Pro」なメンバーが多い印象です。

ー「こういう人なら今のメルペイで楽しく働けそう」というイメージがあれば教えてください。

変化を楽しめる人が良いと思います。マーケット自体がかなり早いスピードで変化していて、会社も四半期ごとに変化しています。そこにアジャストして、今自分が何をすべきか考えて主体的に動ける人だと楽しめますよ。

第2章に差しかかったメルペイでは、変化に富んだ経験を積める

ーMerchant SolutionチームのPMとして、今このフェーズで入社するメリットがあれば教えてください。

僕は今、Merchant Solutionチームは第2章に差し掛かっていると思っています。第1章は立ち上げ期で、キャッシュレスサービスがたくさん出てきて業界全体も盛り上がっていたころです。第2章と言っているのは、僕らが今までやってきたことの影響範囲がメルペイに閉じず、メルカリグループにとって必要とされ始めた今を指します。

メルカリ自体が、事業拡大のためにさまざまなパートナー企業さまとの接点を増やしています。そこで、セールスもプロダクトもどういう組織でどういうプロダクトを開発していき、どうあるべきかを考えているところです。これから入社していただく方には、その変化も楽しんでもらえるのではないかと思っています。

なお、一緒に仕事をしているセールスチームが「第2創業期」というキーワードを使ってインタビューに答えているメルカン記事もあります!今メルカリグループとして起きている変化についてコメントしているので、よろしければこちらもチェックしてみてください!

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