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「グローバルで競争力のあるサービス、組織にしたい」とひた走ってきたメルカリでの3年間を振り返り、思い浮かぶことは…

2021-11-29

「グローバルで競争力のあるサービス、組織にしたい」とひた走ってきたメルカリでの3年間を振り返り、思い浮かぶことは…

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    2021年11月18日、メルカリはさらなるグローバル展開の加速と国内事業における事業間シナジー創出を目的に、翌年1月1日より役員業務分掌を一部変更し、新経営執行体制へ移行することを発表しました。

    発表時、現メルカリジャパンCEOの田面木宏尚は、次なるステージへの決意を自身のFacebookに投稿しました。それを見た他経営陣らが「メルカンに!」とのことだったため、今回はその投稿内容を転載するかたちでお届けします。

    この記事を書いた人


    • 田面木宏尚(Hirohisa Tamonoki)

      早稲田大学を卒業後、GMOクラウド株式会社へ入社。CS業務、サーバーホスティング事業、および新規事業の立ち上げ等に従事。2010年にピクシブ株式会社へ入社し、取締役としてシステム開発、マーケティング、グロース等の事業統括に従事。2016年1月より株式会社アニメイトラボ代表取締役社長CEOに就任し、小売領域におけるIT事業推進を実行。2017年2月に執行役員としてメルカリに参画。2018年10月執行役員メルカリジャパンCEO就任、2020年9月上級執行役員メルカリジャパンCEO就任。2022年1月からはSVP Global Expansion(グローバル推進担当)に就任。


    ※以下、田面木のFacebook投稿内容の転載です。

    プレスおよびFB投稿でのご報告にて失礼します。2022年1月よりフリマアプリ「メルカリ」の事業責任者、メルカリジャパンCEOから、SVP Global Expansion(グローバル推進担当)に役割を変更いたします。USに続く第三国目でゼロからメルカリを立ち上げる、新たなチャレンジにフルコミットします。

    「Globalで競争力のあるサービス、組織にしたい」

    2016年の冬、入社前に六本木のルノアールで面談したときから、Shintaroさん(メルカリ代表取締役CEO、山田進太郎)は「Globalへの本気度」を伝えてくれていました。その熱い想いに惹かれて、僕がメルカリに入社したのは2017年2月。当時は社員約500人のうち、外国籍は数人だけでした。

    実はメルカリ入社初期、前職での経験を活かしGlobal採用の強化に携わっていました。インド工科大学でハッカソンを主催し、海外からのエンジニア新卒採用をスタートしたり、Global採用のイベントを開催したりしていました。その時にインドで出会った学生の中には、USメルカリでガンガン活躍している人もいます。

    国内でのGlobal採用も強化しつづけ、現在メルカリの社員約1,800人(連結)のうち、東京オフィスのエンジニア組織は50%以上が外国籍です。社内ドキュメントはほぼ英語で書かれ、ミーティングでも英語が飛び交います。ルノアールでShintaroさんと話したGlobal化が徐々に実現しつつあることは、とても嬉しいし、思い返すと大変なこともあったけれど、みんなで一緒に作り上げてきた、僕にとって思い入れのあることの一つです。

    2018年10月にメルカリジャパンCEOに就任してからは、ベンチャー企業から「上場企業」へ移行している時期にあり、僕は主にその基盤づくりに奔走してきました。いまでこそ、AI Productを掲げ、一人ひとりの志向に合ったアプリ体験を提供する、パーソナライゼーションなどが実現できていますが、ここまでは長い道のりでした。データ基盤整備、Microservices、Global化に向けた組織基盤づくりなどなど、メルカリが次のステージへ進むための道筋を、メンバーのみんなにも助けられながら、そして常に対話を繰り返しながら、全員で一緒に作り上げて来た感覚があります。

    経営者として、ビジネスパーソンとしてもまだまだ未熟な自分は、メルカリに入社してから、本当に周りの方々に恵まれ、優秀な仲間に助けられ、なんとかやってこれたと思っています。改めて感謝したいです。ありがとう。みなさんのがんばりのおかげで、数字を振り返ってみても、トップラインは毎年25%の成長を維持し、時価総額は1兆円を超えてきました。メルカリのたゆまぬ成長と共に、僕自身も大きく成長できた3年間でした。

    メルカリジャパンCEOのバトンを渡すのは、Jeff LeBeau(現メルカリジャパン CPO 兼 VP of Analytics)です。彼のGlobal感覚やプロダクト志向、技術知識に関しては経営陣の中でも突出していると思います。これまでData分析のアナリティクスチームを率いてきており、数値や分析に強く、それに基づいた戦略策定も巧みです。現在のAI ProductにつながるData基盤の推進もかなり前からリードしてきてくれました。そんな彼がこれからAI Productとしてさらに進化していくメルカリを率いていくのが楽しみです。

    Jeffにバトンを渡し、僕はメルカリの第三国での立ち上げを担っていきます。創業者であるShintaroさん、USメルカリを牽引してきたJohnさん(Mercari, Inc. CEO、John Lagerling)、そしてメルカリ日本事業と直近3年間向き合ってきた僕。この布陣で挑むことを見てもらえれば、さらなるGlobalへの本気度がおわかりいただけると思います。彼らと一緒に戦略を描いて、僕がOn the groundで実行する。この3人で世界的なマーケットプレイスのプロダクト開発に本気で取り組む機会に恵まれたことは、とても光栄ですし、身の引き締まる思いです。

    まずは来年から出張ベースで行き来を始め、いずれは日本を離れて移住するつもりです。どこの国へ進出するのかは全く決まっていませんが、とにかくGo Boldに、大胆に思考リミットをはずしてチャレンジしていきたいです!

    これからもどうぞ、メルカリを応援よろしくお願いします。

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