在宅勤務が通常となった今、オンライン環境で仕事をするなかで重要度が高まりつつあるのが「音質」です。
…と、それっぽいことを書いてみましたが、在宅勤務下でのMTGでPC画面に映るメンバー各々の使っているマイクが気になるのです。そこで今回のメルカンでは、メルカリグループメンバーに「おすすめマイク」を聞いてみました!
さっそく、いってみましょう!
見た目がいい!
1:@nozomotoさん(エンジニア)
AKG Lyra-Y3を使っています。おすすめポイントは、USB-Cでパソコンに接続できること、ミュートが簡単なこと、見た目がとてもかっこいいことです!
2:@andooownさん(エンジニア)
マイクはAudio Technica AT2020、インターフェースはFocusrite Scarlett 4i4(gen.3)、スピーカーはFostex PM0.3です。
こだわりポイントは機材というよりデスクの下に棚をつけてI/F, mixerを入れてるのと、mixerを噛ませることで1台のスピーカーからPCとゲーム機の音が出るようにしてます!インターフェースは赤いのがカッコよくて気に入ってます(見えない)。
3:@aoさん(R4D)
Saramonic SR-MV2000を使っています!デザインがスタイリッシュ&シックで、場所を取らないので気に入ってます。音量調節つまみとミュートボタンがついているのが便利です。USB-A to USB-CケーブルとUSB-C-USB-Cケーブルの両方がついてるところも気が効いてます!
Podcastに便利!
4:@kaustubhさん(エンジニア)
Podcastを録音するために、Samson Q2Uをたまに使っています。さまざまな記事を参考にしながら購入しました。
5:@deeeetさん(エンジニア)
Shure SM7Bを使っています。スタンドはBlue Microphones Compassです。Podcastを始めるにあたってダイナミックマイクで良い音質のものをいろいろ探してこれにしました!
6:@mutoatuさん(デザイナー)
Shure MV7を使っています!ダイナミックマイクなので不要な音を拾わないのと、専用ソフトウェアで管理ができるところが便利です。
以前はSM7B+プリアンプ+RMEのオーディオインターフェースにFocal Clear Professionalなどガチな機材を使用していたのですが、手軽さと音質のバランスに負けてMV7に乗り換えました。
ちなみに後ろにある激カワのコースター&ペン&ノートは自分がオーガナイザーをしているDesignshipのものです!(宣伝)
“こだわり”の性能でチョイス
7:@shujiさん(上級執行役員 SVP Strategy)
HyperX QuadCast Sです。@shin(メルカリ代表取締役CEO、山田進太郎)から「shujiの声が聞こえづらい。マイクが悪い」とケチつけられたので、@shinの使っているマイクの上位互換を購入してマウンティングしました。
8:@Alexiaさん(エンジニア)
Audio Technica AT2020USB+ Cardioid Condenserを使っています。私がそのマイクを使っているのは、自分の声をヘッドフォンでモニター/フィードバックする際のレイテンシーがゼロだからです。 私は、自分の声が聞こえないと不安です。自分の声が耳に入ってくることで、言葉が出てこなかったり、バーチャルな会議で疲れてしまったりする問題を解決するために、このマイクを選びました!
9:@landon.hongさん(プロダクトマネージャー)
Audio Technica AT2020USB+です。小さい音量でも高音質を保てるようにコンデンサーマイクを使っているのですが電源供給をUSBでできて普段使わない時にどかせるようにアームに取り付けやすいものを選んでいます。
10:@fekeさん(エンジニア)
マイクはAudio Technica AT4040、オーディオインターフェイスはYAMAHAのAUDIOGRAM3を使っています。
オーディオインターフェイスは10年前に安く買ったもので、特にこだわりポイントは無いです。マイクは楽器の録音用に買ったもので、5,6本のマイクを聴き比べて高音と低音とのバランスが一番好みだったので、こちらを選びました。
最近は専らVoiceChatの用途でしか使っていなので、ちょっと扱いが雑になっています。単一指向性ではありますが、わりと集音範囲が広いのとコンデンサマイクの特性もあって、ノイズ調整に苦労します。
11:@mhidakaさん(エンジニア)
最近ではAudio TechnicaのATR2100x-USB、過去はAT2005USBを推しています!!コンセプトは1万円ぐらいで使いやすいマイクです。どちらもUSB接続に加えてAUX、XLRにも対応してて便利です!オンラインミーティングで使うマイクとしてはコンデンサーマイクが主流ですが、この2つはダイナミックマイクです。
良く音を拾うのはコンデンサマイクですが、家庭の音もよく拾うので生活音が恥ずかしいと感じることがあります。ダイナミックマイクでは正面以外の音を拾いにくいので、窓を開けていたり、電車が通っても気にならず、クリアな音質でミーティングできるお手軽さを推したいです!
出力にはAUX、XLRがあり、こちらを使うとより高品位なミキサーに流し込めるのでアレもしたいなと欲が出ても対応できますよ。少し上の品質や工夫をしようとしたときの使い勝手がいい豊富なアウトプットが魅力です。あ、しゃべる位置はマイクから拳一つ分正面を向いて発話するとベストです!
2機種のうち2100XはUSB-Cと最新のコネクタを採用しています。2005USBはUSB-miniB to USB Aで一番ポピュラーです。ご利用のパソコンのインターフェイスに合わせて買うでいいと思います!若干ですが内蔵のウインドスクリーンが弱く感じるかもしれません。そのときは気休めですがポップガードをつけてもいいと思います。どちらも発話のはじめの破裂音(空気がマイクに当たる音)を防ぐ効果があります。
設定がシンプル・簡単なところが魅力
12:@nobuoさん(デザイナー)
RODE Microphones ロードマイクロフォンズ NT-USB Mini USBマイクです。USB-C1本でいけるので、ケーブルも少なくて済みますし、とてもいいです。iPadにも使えます。
13:@osamingoさん(エンジニア)
マイクはShure MV7、スタンドはAmazonで見つけた安価なものを使っています。学生時代アカペラをやっていたのもあってSHUREが好きなのですが、MV7は比較的簡単に扱えるダイナミックマイクで気に入っています。ShurePlus MOTIVというデスクトップアプリが提供されており、ゲインやコンプレッサーが簡単に設定できるのが良いです。役割として1on1などで話す機会が多いので、相手に声が聞き取りやすい環境を心掛けています。
14:@Erikさん(エンジニア)
HyperX Quadcastを使っています!価格のわりに調整機能が充実していて、USBコンデンサーマイクはセットアップも簡単です。追加投資が必要なく、箱から出してすぐ使えますよ。
ダイナミックマイクの指向性
15:@kenkenさん(エンジニア)
マイクはSennheiser e 935(ダイナミックマイク)、アームはBlue Microphones Compass、オーディオインターフェースはSteinberg UR22mkIIを使ってます!
趣味でアカペラをやっていて、ライブやスタジオ練習で使うために買ったマイクですが、ライブではまだ1回も使えておらず、会議用マイクになっています(笑)。
強いこだわりはあまりないんですが、マイクを買うときに店舗で何本か試奏して、自分の声が通りやすい物を選んだ点と、デスクに配線が見えるのがあまり好きではないので、ケーブルを中に通せるアームを選んだ点は多少こだわりました!他の方も書いていますが、ダイナミックマイクの方が指向性が強いので、結果的に会議用としてもよかったなと感じてます。
16:@yoshikazuさん(政策企画)
用途ごとに3台持ちです。1台目は、Shure MV7。ダイナミックマイクなので指向性の注意が必要です。その反面、指向性以外の角度からの音が入りにくいので環境音などをかなり制限できます(道路が近くてもある程度大丈夫、選挙カーの音はさすがに入る、猫の叫び声は遠くで聞こえる)。オンラインセミナーで喋ることが多いのですが、しっかり声を入れたいときはだいたいこれを使っています。USB-C接続が可能なのも良いポイントでした。
2台目は、Blue Microphones Yeti Xです。コンデンサーマイクなので、周囲の音を拾うものの設定で指向性を狭めることもできます。安定感のある台座がついているので机の上にも置けますが、ハードにタイピングする人は机経由で振動音を拾ってしまうかもしれません。社内のオンライン会議は良くこちらを使っています。こちらもUSB-C接続が可能です。
3台目は、RODE NT-USB Mini。在宅勤務が増えた直後にUSB接続できるものを探していて見つけました。コンパクトで形がよく気に入っています。
17:@ISSAさん(コーポレートエンジニア)
SAMSON Q2Uを使っています。エンジニアならみんな大好きrebuild.fm のmiyagawaさんが初心者におすすめしたマイクです!
18:@harajuneさん(コーポレートエンジニア)
RODE Lavalierマイクです。狭い家で子どもが騒いでいても十分なS/N比がとれるようにピンマイクをセレクトしました。指向性マイク、ガンマイク、普通のマイクで音をとってスペクトログラムをみながら色々比べたのですが、結局の所マイクを口に近づけるというのが一番S/Nが稼げて雑音にも強いという結論になりました。これと、krispやmeetsのノイキャンを使うと結構生活音が消えます。(それでもちょっと入っちゃいますが…)Wireless GoにつなげてWirelessピンマイクとして使っている友人もいます。
もう1台は、AmiVoice Front PM01の超指向性マイク。「隣で仕事していると思うと気を使って仕方がない」という妻のご意見から生活音をいかにマイクに載せないかを追求すべく買ったピンマイク。マイク感度を調整するつまみがついていて、ちょっと絞り気味にして腹から声を出すとかなりS/N比が稼げて生活音が聞こえづらくなります。様々な録音試験を行い妻にも実際の音を聞いてもらうことを通じて気にしないでも大丈夫なことをなんとか伝えて安心していただきました。
お目当てのミキサーを使うために…
19:@sinmetalさん(エンジニア)
・ マイク・・・AVerMedia AM330
・ オーディオインターフェース・・・AVerMedia AX310、YAMAHA AG06
2台のPCで同じマイクとヘッドフォンを使いたくて、構成を考えていたのですが、AVerMedia AX310が発売された時にちょうど自分のユースケースに合いそうだったので、それと合わせて発売されたAM330もついでに購入しました。AM330を買う前はコンデンサーマイクのMPM-1000を使っていたのですが、Splitterを挟んでファンタム電源送るとちょっと不安定だったので、ダイナミックマイクのAM330は扱いやすくて助かってます。単一指向性のマイクなので、もう少し口元にマイクを近付けるために、発売予定のマイクアームBA311とショックマウント+ポップフィルターBA310を心待ちにしています。
ヘッドフォンだけど…!
20:@helosshiさん(社内IT)
ARCTIS 5を使っています。マイクではなくゲーミングヘッドセットです。いろいろなマイクやヘッドホンも試しましたが、ここにたどり着きました。ゲーミング用ということもあり、一日中つけていても疲れなく、音もマイクもクリア。左パットにミュートや音量調節の物理ボタンがあるのも、安心感があります。また、マイクはこちら側の話し声以外の環境音を拾わないので、WFHで助かります。机周りをマイクに占領されないのも魅力!
余談ですが「おすすめのマイクを教えてください」とメルカリのSlackで広く募ったところ、「マイク単体ではなくオーディオミキサーもあわせて紹介したほうがいい」「ヘッドフォンも重要」といった声も寄せられました。音質とは、底が知れない世界でもあるのです。
それではまた、次回の#メルカリな日々で!