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エンジニアと立ち話。Vol.63 @ shiruco @ ryotah(メルコインFrontendエンジニア)ちょっとお話いいですか?

2022-3-9

エンジニアと立ち話。Vol.63 @ shiruco @ ryotah(メルコインFrontendエンジニア)ちょっとお話いいですか?

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メルカリグループで働くエンジニアにちょこっとお話を聞いていく本シリーズ。第63回は、メルコインのFrontendエンジニアとして活躍する@shirucoと入社時のメンターだったメルペイのFrontendエンジニアである@ryotahが登場します。

もともと畑違いの領域でキャリアをスタートした2人がメルカリグループに惹かれた理由、メルコインFrontendエンジニアの現在地、そして将来像とは。聞き手は、エンジニアリングマネージャーの@naughtldyです。

時代に合わせて働きやすさがアップデートされていく組織

@naughtldy:@shirucoさんは2021年10月に入社していますが、何かギャップに感じたことはありましたか?

@shiruco:唐突ですね(笑)。ギャップを感じたことはないですが、メルカリグループの新制度「YOUR CHOICE」には驚きました。「フルフレックスなので自由度の高い環境だし、みんなバラバラになってしまうんじゃ?」と心配していましたが、ちゃんとまとまっている点がすごいなあと。

@shiruco

@naughtldy:制度の話だと、病気・ケガを事由とした休暇を年10日、有給休暇とは別に付与する「Sick Leave」の適用範囲について調べていたら、「ペットにも使える」と書かれていて、「マジか」と思わず声が出ました(笑)。

@ryotah:え、そうなんですか? そこまで把握できていなかったかも…。ちなみに、ペットの範囲ってどこまでなんでしょう?

@naughtldy:「種類は問わない」と書かれていましたね。

@ryotah:うちのガジュマルの調子がよくないんですが、植物は無理かな(笑)?

@naughtldy:「Be a Pro」な活用を期待します(笑)。それにしても、いろんな制度が時代に合わせてアップデートされてきていて、適用範囲も広いですよね。

@ryotah:会社からの「働きやすくしよう」という意思が感じられますよね。すごくいいと思います。

いかにしてメルカリグループに辿り着いたか

@naughtldy:では、本題に入りましょうか。今、お2人はどんな仕事を?

@shiruco:メルコインで新たにリリースされるサービスを@ryotahさんと一緒に開発しています。

@naughtldy:メルカリグループにおけるFrontendエンジニアの役割をひと言で言うと?

@ryotah:僕はずっとメルペイのフロントエンドの仕事をしてきました。メルペイでのフロントエンドは、管理画面など社内のオペレータが触れる部分の開発が多いですね。社内向け、お客さま向け、加盟店さま向けなど、種類もさまざま。管理画面以外の業務だと、メルペイのクーポン表示画面のWeb Viewも手がけています。

@ryotah

@shiruco:今後、WEB版メルカリに新しい機能が実装されたり、メルコインがより一般向けサービスになっていったりすると、Frontendエンジニアの仕事はもっとおもしろくなっていくと思います。

@naughtldy:メルカリグループに入社するまでの経歴を教えてください。

@shiruco:僕はFrontendエンジニアとして、さまざまなプロダクトに関わってきました。もともとはFlashのエンジニアとして、ゲームのアニメーション演出などを手がけていたんです。でも、時代が移り変わるにつれてジョブチェンジが求められるようになり、Frontendエンジニアへ。直近の3年間はフリーランスとして活動しており、オンチェーンで動いているプロダクトの開発にも関わっていました。

@ryotah:私もファーストキャリアはゲームで、その後はBtoBのツールを開発などを経て、メルペイに入社しました。現在は、メルペイの加盟店さまや社内のカスタマーサクセス向けのサポートツールを手がけています。

@naughtldy:メルペイやメルコインを知ったきっかけは?

@naughtldy

@shiruco:ブロックチェーンに特化した求人サイトを眺めていたときですね。もともとメルカリのヘビーユーザーだったので「あのメルカリが仮想通貨事業に参入するのか!」と妙な感動を覚えました。メルカリが仮想通貨に馴染みのないお客さまに接点を提供していく過程が面白そうだったので、その日のうちに応募していましたね。

@ryotah:私は、知り合いが働いていたことがきっかけでした。かなり優秀なエンジニアだったので「この人が楽しく働いている会社なら絶対に楽しいだろうな」と。比較的規模の小さい会社で働いていたのですが、ちょうど仕事もひと段落していたこともあり、久しぶりにエンジニアが多く働いている環境に戻ってみたくなりました。

Frontendエンジニアのオンボーディングとは

@naughtldy:@shirucoさん、オンボーディングはいかがでしたか?

@shiruco:すごく充実していました。グループのロードマップやカルチャーに関する研修があったり、全体のアーキテクチャや認証基盤に関する技術要素の強い研修があったり。

特に僕はメンターが@ryotahさんで、毎日17時から30分間1on1の時間をとっていただいて、相談に乗ってもらって不明点などを解消していました。すごく助かりましたね。@ryotahさんには、感謝しています。

@ryotah:恐縮です(笑)。

@shiruco:他にも月5回ほどグループ内のメンバーと気軽にコミュニケーションする「メンターチャット」の機会があったので、その後の仕事で一緒になったときにスムーズに進められました。

@naughtldy:メンターチャットではどういうメンバーとやりとりしたんですか?

@shiruco:Frontendチームのメンバー、ブロックチェーンのエンジニア、サーバーサイドのエンジニア、あとはソウゾウのメンバーなどですね。

@naughtldy:誰が人選しているんですか?

@ryotah:私が「この人と繋げたらおもしろそう」「仕事がスムーズに進みそう」という方を何名かピックアップして、人事担当に伝えます。そうすると、いい感じにスケジュールを調整してくれるという段取りです。

オンボーディングにおけるメンターの役割

@naughtldy:@ryotahさん、メンターの役割も教えてください。

@ryotah:@shirucoさんは特別なケースかもしれません。メルコインのメンバーとして入社しましたが、当時はサービス自体もなかったし、組織も立ち上がっていなかったので。だから、いったんメルペイで仕事に慣れていくことにしました。ただ、ずっとメルペイに在籍しているわけでないので、1人でもサービスを立ち上げられるように3ヶ月間ナレッジの共有に取り組んできました。スキルそのものは備わっていたので、メルカリグループでのやり方や便利なツールなどを少しずつ共有していったイメージです。

@shiruco:本当にありがたかったですね。当時メルコインにはFrontendエンジニアは2名しかいなかったので、チームと言うにはほど遠い状態だったので。メルカリグループでの仕事の進め方をメルペイで学べたのは、すごく大きかったです。特にメルペイのFrontendエンジニアはお互いに助け合えるチーム構成になっていたので、相談もしやすかったですし。

@naughtldy:Work from Home(在宅勤務)で苦労したことはなかったですか?

@shiruco:あまりないですね。というのも、@ryotahさんがメンターチャット以外でも今後僕が関わっていくであろうメンバーとのつながりを設けてくれたんです。もちろんオンライン特有の難しさはあるにせよ、コミュニケーション面で苦労したことはほとんどありませんでした。メルカリグループがリモートで仕事を進めやすい環境を用意してくれているのも大きいと思っています。

@naughtldy:逆に、Work from Homeでよかったことは?

@shiruco:夜遅くまで働ける点ですね。夜型人間なので。

@ryotah:それはつまり、朝寝坊できるということ?

@shiruco:いいえ、夜遅くまで働ける点です(笑)。

Frontendエンジニアに必要な英語力とは

@naughtldy:カジュアル面談をしていると、英語がどのくらい必要なのかよく質問される印象です。実際、Frontendエンジニアはどうですか?

@shiruco:僕は全然ダメだったのですが、何とかやれていますね。入社したときはみんなが英語で議論していたので、正直困っていたのですが(笑)。メルカリにはオンライン英会話のサポートがあるので存分に活用しています。ただ、みんなが英語なので、けっこう耳馴染んでくることがあるんですよね。おかげで3ヶ月経った今、少しずつ慣れてきている気がします。

@naughtldy:@ryotahさんは、日本語メインから英語メインになっていく過程を経験していますが、どうでしたか?大変なことはありますか?

@ryotah:日本語話者同士のコミュニケーションも英語なので、時間はかかりましたね。でも、無駄なことを話さない分、コミュニケーションの質は上がったような気がしますね。

@shiruco:ちなみに、@naughtldyさんはそういう質問が来たときにはどう答えているんですか?

@naughtldy:「必ずしも全てのコミュニケーションが英語で行なわれるわけではない」と答えています。特にリーガルチームと関わる場合は日本語が必須ですし。ただ、@shirucoさんが話したように「会社として勉強する機会は用意しているので、有効活用してほしい」とも伝えています。苦手意識が強そうな方には、並行して「毎日英語に触れなきゃいけないから辛いですよ」ということも。

最近は、メルカリ側とのコミュニケーションで「英語ができないと大変だな」と感じる場面が増えてきています(笑)。

@ryotah:確かにメルカリは英語がスタンダードになってきていますよね。

プロダクト開発における課題と、メルコインで活躍するFrontendエンジニア像

@naughtldy:メルコインでプロダクトを開発していく上で課題に感じていることは?

@shiruco:決めることが山積みな点ですね(笑)。まだ数名しかいない組織なので、手探りではありますが1つずつ進めていかなければいけないと思っています。

@naughtldy:まだまだブロックチェーンについてキャッチアップできているメンバーが少ない印象を受けるのですが、そのあたりはいかがですか?

@shiruco:個人的には課題とは思わないですね。興味があれば入社後でもキャッチアップ可能です。社内では勉強会も盛んに行われています。

@naughtldy:プロダクトも開発しなければいけないし、新しいメンバーも増えているタイミングです。コミュニケーションを取りながら、開発をドライブさせていくことは難しくないですか?

@ryotah:良くも悪くも開発に集中してしまっていますね。受け入れに関しては一度きちんと考えなくてはいけないと思っているんですが、なかなか時間が割けていないのが実情です。そのあたりは大きな課題として捉えています。

@naughtldy:どんな組織にしていきたいと思っていますか?

@ryotah:FrontendとBackendの垣根をもう少しなくしていきたいですね。今は業務内容が明確に分担されているので。もちろん分担されているからこそのメリットはありますが、垣根がなくなることでシナジーも生まれると思うので。

@naughtldy:どんな人と一緒に働きたいですか?

@shiruco:僕はUI/UXにこだわって開発できる方ですね。メルコインは今後、直接お客さまに触れるサービスがどんどん出てくるはずなので、活躍する場が多くあると思います。

@ryotah:もう少しマインド的な部分だと、立ち上げ期で決まっていないことだらけのある意味カオス状態を楽しめる方です。やりたいことがたくさんあるので、そんな環境を楽しみつつ、必要な部分はしっかり整理できる方であればなお嬉しいですね。さすがにずっとカオスな状態はきついので(笑)。

@shiruco:そういう意味では、自分でどんどん決めていけるような人の方が向いているかもしれませんね。相談したら周りは親切にサポートしてくれるので。

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