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エンジニアと立ち話。Vol.64 @ gen(Backendエンジニア)ちょっとお話いいですか?

2022-3-14

エンジニアと立ち話。Vol.64 @ gen(Backendエンジニア)ちょっとお話いいですか?

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メルカリグループで働くエンジニアにちょこっとお話を聞いていく本シリーズ。第64回は、メルペイBackendエンジニアの@genが登場します!聞き手は、エンジニアリングマネージャーの@shu。

ともにヤフー出身で、同期という間柄だった2人。Backendエンジニアとしてキャリアを積んできた彼が、メルペイに入ったきっかけとは?

エンジニアになって叶えた、小さい頃の夢

@shu:最近、引っ越してシアタールームをつくったそうじゃないですか。実際どんなものなのか、ぜひ見せてください!

@gen:ちょっと待ってくださいね。伝わるかわからないですけど…。

@gen:こちらです!スクリーンやスピーカーが用意されているといった感じです。

@shu:おお、すごい…!何畳くらいの部屋なんですか?

@gen:10畳ほどで、少し縦長な構造の部屋になってます。仕事部屋として使いつつ、それ以外では映画を見たりしてます。

@shu:もう最高ですね、ロマンが詰まっている(笑)。

@gen:そうそう(笑)。高校生くらいの頃、兄が大学でひとり暮らしをしていたときに簡易的な5.1chスピーカーセットを買っていたんです。実際に音楽を流してみたら「これすごい」と衝撃を受け、将来はプロジェクターやスピーカーが置いてある部屋を作りたいなと思うようになったんです。子どもの頃の夢を実現しました!

@shu:その夢をエンジニアになって叶えた、と。エンジニア御殿ですね(笑)。

メルペイにBackendエンジニアとして関わる魅力

@shu:改めて、メルペイで働くまでのキャリアについて教えてください!

@gen:2013年に新卒でヤフーに入社しました。当時は自分がどんなエンジニアになりたいか明確ではなく、さらにWEBは表面的なデザインやフロント部分が目立つので、そういったことをやるのかと思っていました。でも、配属先は運用メインのバックエンドでした。

最初は何をやっているかもわからない状態だったんですけど、仕事をやっていくうちにバックエンドは面白いと感じるようになっていきましたね。そこからずっとバックエンドで開発・運用をし、2019年に転職。そこでBackendエンジニアとしてインフラ周りやプロダクト開発を経験し、その後メルペイに入社したという感じです。

@shu:ヤフーではどんな仕事を担当していたんですか?

@gen:最初はポイントサービス、その後はIDなどのプラットフォーム周りをやっていました。

@shu:その次の会社では、どんなプロダクトを?

@gen:銀行との繋ぎ込みの仕組みをつくったり、後半はKubernetes化など、インフラ寄りの業務をずっと担当していました。プラットフォーム移行みたいな観点では、ヤフーのときと少し似たようなことをしていた気がします。

@shu:今のチームは加盟店まわりのプロダクトを主にやっていて、これまでのポイントやIDなどの経験も含め、プロダクト寄りではなく、どちらかといえばインフラ寄りの仕事をしていた印象があります。プロダクトに対するこだわりはなかったんですか?

@gen:今までは社外にお客さまがいて、なおかつバックエンドをやっているので新しい機能をつくっても、(フロントエンドと比較して)あまり反響が起きにくいところはあります。今は加盟店として申し込むお客さまが使うページもあり、オペレーターを担当される方が使う機能機能もつくっています。その点では、むしろ利用者が近くに感じられるようになりました。

@shu:僕もずっとバックエンドを担当してきました、@genさんのいうとおり、メルペイのオペレーターの方とどういった課題があるのかを話してプロダクトに反映できるのは、バックエンドではあまりない経験なのかなと思います。プロダクトをつくっている感が味わえるますよね。

「属人化」している部分が少ないのがメルペイの強み

@shu:実は僕と@genさんはヤフー時代の同僚です。@genさんがヤフーを辞めて転職するとき、「メルペイはどう?」と声をかけたんですよね。そのときは縁はなかったのですが、前職を辞めるときに再び声をかけたら受けてくれました。あまり時間も経ってなかったと思いますが、なぜ受けてくれたんですか?

@gen:転職するとき、いろんな技術を触ってみたい気持ちがありました。当時、自分が興味を持っていた技術がメルカリのTech Blogによく登場していたこともあり、メルカリ/メルペイの動向もチェックしていたんです。勉強会も頻繁に開催されていたので、よく六本木オフィスに足を運び、いろんなエンジニアの発表を見ていたんです。そして、面白そうだと感じていました。最初から転職…とはいきませんでしたが、興味自体はずっと持ち続けていたんです。

@shuから話を受けたときは、メルカリやメルペイに興味があったことに加えて、前職のときに携わったプロジェクトがひと段落着いたタイミングでもありました。そこで改めて自分の好きな技術に触れてみたい気持ちが強くなり、メルペイを受けることにしたんです。

@shu:そして2021年5月に入社しています。これまで何をやってきたか、今は何をやっているのかを教えてください。

@gen:自分が所属するPartner Platformというチームでは、加盟店まわりのマイクロサービスを扱っています。そのため。加盟店として申し込む際の画面や申し込んだ後の審査などを自動で行う仕組みの開発、新機能の開発に携わっています。その中で最も注力してきたのが、自動で審査をする機能の実装です。

@shu:入社する前にメルペイの技術スタックを経験してみたかったなど、期待していた部分もあると思います。実際に、どうでしたか?

@gen:期待通りでした。対外的に発表している人たちが社内Slackにある技術的なチャンネルで話しているのを見て、勉強にもなっています。

@shu:わかります。それ、この会社の福利厚生のひとつと言ってもいいんじゃないかと思っているくらいです。エンジニアとして名が知られている人たちが身近にいるのはいいことですよね。その一方で、入社してから何か驚いたことってありましたか?

@gen:メルペイのチームごとに違うかもしれませんが、属人化が少ないのかなと思います。そこがすごいところでもあります。

今、チーム内の開発はスクラムを回しています。それこそ前々職、前職もスクラムをやろうという話があったのですが、「このコンポーネントはこの人でなければ難しい」といったこともありました。しかし今のチームはそういったことがなく、基本的にスクラムで組まれたタスクをスプリントごとで区切って進めていく。そういった部分は当たり前のように思っていましたが、改めて考えるとすごいなと感じますね。

@shu:特にPartner Platformチームは、加盟店さま向けプロダクトを担当しています。その分マイクロサービスも多いですが、チーム全員でコミットできる状態にもなっていますよね。

@gen:そういう組織づくりがチームとしてできているからこそかな、と思います。

リモートワークでも当たり前にパフォーマンスが発揮できる体制がある

@shu:会社やプロダクト、一緒に働くメンバーも含めてメルペイの好きなところを教えてください。

@gen:技術的に秀でている人たちが多い会社でもありますが、その上でもさらに評価制度も含めて社員の成長をサポートしている感じがします。そこは個人的には好きなところですね。

@shu:EM内でも個々の成長は意識しています。今はちょうど評価期間で「うちのメンバーはここを頑張った」とみんな言える状態になっているのはすごい。僕もそこできちんと言えるようにメンバーの成果に重きを置いてマネジメントしています。だから、メンバーには成長してほしいですし、できることを増やしてほしいと全マネージャーが思っていると思います。確かにそこは良いところですよね。

@gen:あとはリモートの働きやすさですね。WEB系の会社だと、どこもリモートワーク推奨なので違いがわかりづらいかもしれないのですが…。何の違和感を覚えることなく、当たり前にパフォーマンスを出せる体制になっているのは良いところです。

@shu:オンボーディングも含めてリモートだけですべて完結する仕組みが構築されているのはすごいですね。

@gen:入社日ごとにSlackのチャンネルが用意されて、人事担当のメンバーに質問できるのはかなり助かりましたね。

@shu:メルペイの働き方については、どうですか?

@gen:すごく働きやすいですね。単純な開発作業については出社の有無の違いは感じずに働けている時点で働きやすい。

ただ、出社していた頃は横にいる人に雑談も含めて話しながら働くことができていました。それが良かったので、コロナが落ち着いてきたら出社の機会を増やして働きたいと思っています。もちろん、今が聞きづらいわけではないので、特に何か不満があるというわけではないが。

@shu:フレックスのコアタイムも撤廃されて、すごく自由になっている状態だと思うんですけど、そこはどうですか?

@gen:前職にコアタイムがなかったので、あまり意識してなかったですね。

課題を見つけ、自分で解決策を見つける人が活躍できる

@shu:メルペイで開発する上で感じている課題も知りたいです。

@gen:やりたいことに対して、まだまだメンバーが不足していると感じています。メンバーが足りず、お客さまにとっては影響の少ない「リファクタリング」などの開発が後ろ回しになってしまっているので、そこが課題があるように思いますね。

@shu:どの会社も人材獲得に苦戦している話はよく聞きます。それに、誰でも採ればいいわけではなく、一定の質を求めているからこそ難易度は上がります。僕自身も採用のオーナーをやっていて感じる部分ですね。

@genは今後メルペイでどんなことをしていきたいと思っていますか?

@gen:1つのプロジェクトをリードすることは任されているのですが、チーム全体をリードしたり、他のチームと絡みながら大きなことをやったり、もう少しハイレイヤーな部分にも取り組んでいけたらいいなと思っています。そのために、一つひとつのプロジェクトで単純な開発能力だけでなく、どう動いたらいいのか、どういった関わり方をすると効率よく進められるのかを学んでいるところです。

@shu:最後に、@genさんが考えるメルペイで活躍できる人物像は?

@gen:技術力も求められますが、それ以上に自分で課題を見つけて、改善に向かって進んでいける人が活躍できるはず。メルペイで活躍しているメンバーを見ると、そういう動き方をしている気がします。

@shu:技術力は高いんですけど、ただ学んでるだけでなく、プロダクトづくりにおいて課題を自分で見つけて、それを誰に言うでもなく解決策を見つけられる。そして「これやっていいよね?」という動き方ができる人は多いですね。自走力が高い人には、ぜひメルペイに来てもらえればな、と思います。

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