こんにちは。サステナビリティチームの @mattilda です。
本日、メルカリが第16回キッズデザイン賞「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」を受賞した旨、お知らせさせていただきました。
キッズデザイン賞とは、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度です。デザインミッションに基づく3つの「部門」と、応募作品の分野に基づく5つの「カテゴリー」から構成されており、「意匠」などの狭義のデザインだけではなく、「制度」「取り組み」などの広義のデザインまで含めたものが評価の対象になります。
私たちは、限りある資源が大切に使われる「循環型社会」の実現に向けて、「買う・使う・捨てる」ことへの意識に変化をおこし、一人ひとりの行動を変えていくことが大切だと考えています。そのためには、モノやお金の価値について、学校の教科書だけでは学べない実践的な学びが必要だと考え、小学生から高校生まで幅広い年齢をターゲットとした6つの教育プログラムを開発・提供しています。
「デザイン」と聞くと、私たちの教育プログラムは一見関係のないように思うかもしれませんが、教育プログラムの制作においては、「買う・使う・捨てる」ことへの意識を、単に教科書的なアプローチだけではなく、いかに楽しく夢中になれる体験を通じて変えていけるかという点がとても大きなチャレンジであったことから、まさにデザイン思考に通じるものがあるのではと考え、応募に至りました。そして、この栄えあるキッズデザイン賞を通じて、より多くの方にメルカリの教育プログラムについて知ってもらいたい、というのももう一つの応募に至った理由です。
応募にあたっては、私たちの取り組みについて、なぜ必要なのか(Why)・どういったアプローチで実践しているのか(How)・何を実施しているのか(What)を記載したプレゼンシートを作成しました。特にHowの部分については、教科書だけでは学びづらいものの生きる力につながる、主体的・対話的で深い学びを得られるプログラムを提供しようとしていることをこれまでの歩みを振り返りながら記載しました。
※応募書類の一部抜粋
応募した際に記載した6つの教育プログラムは、「mercari education」というオリジナルポータルサイトで無償公開しています。どなたでも、ご自宅・学校現場でメルカリの教育プログラムをご活用いただけますので、ぜひごご覧ください。
また直接プログラムを届ける出前授業、教員研修・親子向け講座、活用事例紹介を通じてプログラム利用を推進する取り組みも実施しており、2022年度(2021年7月〜2022年6月)では、児童生徒約1,000人にプログラムを直接提供し教育関係者の方からご好評いただいています。
これからもメルカリは、循環型社会の実現に向けた文化の醸成・教育に向け、一人ひとりのモノやお金を大切にする気持ちを育み、持続可能な社会の創り手の育成を目指していきます。興味を持っていただいた方は、ぜひ私たちの取り組みをまとめたこちらのサイトもご覧ください。
https://education.mercari.com/
それではまた、次回の#メルカリな日々で!