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【8つのキーワードからひもとく】メルカリの10年、そしてUnleashする可能性と未来──第1回「ミッション」

2023-2-1

【8つのキーワードからひもとく】メルカリの10年、そしてUnleashする可能性と未来──第1回「ミッション」

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    株式会社メルカリは2023年2月に創業10年を迎えました。この大きな節目に「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる(Circulate all forms of value to unleash the potential in all people)」というグループミッションを新たに策定しました。

    メルカンでは、このグループミッションに込められた意図、そしてこれからの私たちの目指すことを「【8つのキーワードからひもとく】メルカリの10年、そしてUnleashする可能性と未来」という連載形式でお伝えしていきます。これからのメルカリを牽引するキーパーソンたちの言葉から、改めてメルカリという有機体(組織)の現在と未来を紡いでいき、これからの10年に私たちが社会にどのような貢献をしていけるかを思考します。

    第1回のキーワードは、メルカリのコアとなる「ミッション」です。上級執行役員 SVP of Japan Region兼 株式会社メルコイン代表取締役 CEOの青柳直樹(@naoki)と、上級執行役員 SVP of Global Strategy 兼 Mercari, Inc. CEOのJohn Lagerling(@john)に、グループミッションが策定された背景、これからの事業でなにを目指すのかを聞きました。奇しくもほぼ同じ時期に入社した二人だからこそ見えることに迫ります。

    この記事に登場する人


    • 青柳直樹(@naoki)

      ドイツ証券投資銀行部門を経て、グリー株式会社にて、取締役CFO、米国法人CEO、事業本部長を歴任。2017年11月より株式会社メルペイ代表取締役。グローバルでの金融およびテック業界での知見を活かして、メルカリの決済・金融事業の推進を担当。2021年4月よりメルコイン代表取締役CEO、2022年1月よりメルカリ上級執行役員 SVP of Japan Region(メルカリグループ日本事業責任者)に就任。


    • John Lagerling(@john)

      ストックホルム商科大学修士課程修了。在学中、東京大学大学院経済研究科でも論文研究を行う。GoogleでAndroidグローバルパートナーシップディレクターなどの重要なポジションを7年間に渡り務めた後、2014年にFacebook社のバイスプレジデントに就任。グローバルビジネスデベロップメントやモバイルパートナーシップをはじめ、数多くの分野における事業提携業務を統括。2017年6月、執行役員Chief Business Officerとしてメルカリに参画。2022年1月より上級執行役員 SVP of Global Strategy(グローバル戦略担当)兼 Mercari, Inc. CEO。

    議論の過程で自分たちのミッションを「見つけてきた」

    ──まずはグループミッションを新たに策定した背景から教えてください。

    @naoki:10年という節目で、新たにグループミッションを策定したこと自体は事実なのですが、もう5年前ぐらいから議論の種はあったんだと思います。メルカリグループ全体の事業がより大きくなって、様々な可能性が広がっていく中で、掲げてきたミッション以上にGo Boldなチャレンジが増えてきました。

    もちろん、うまくいかなかった事業もたくさんあるんですけれども、マーケットプレイスを中心としながら、様々なサービスの繋がりをつくることを実現してきたのが、この5年ぐらいの歩みでした。事業として次のフェーズを目指すタイミングで、新たにグループミッションを策定するに至ったというのが背景です。

    僕がメルカリに入社した2017年頃は、マーケットプレイスがすごく大きくなるタイミングであり、グローバルに挑戦することに本気で取り組んでいて、多様なタレントが一気に集まってきた時期でもありました。進太郎さん(メルカリ代表取締役 CEO 山田進太郎 )は「自由にやってください」とよく言うんですけど、僕だけではなくて、いろんなメンバーがそれぞれに絵を描いて、みんなで議論を重ねていく過程で、自然とグループミッションの議論が始まっていたと言えますね。

    青柳直樹(Naoki Aoyagi)

    ──かなり前から地続きだったんですね!

    @john:グループミッションを策定することが具体的になったのは、今までミッション策定の中心人物だった小泉さん(取締役 President 兼 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長 小泉文明)が鹿島アントラーズのCEOになったのをきっかけに、ある種の「世代交代」の波が来たタイミングでもあったからですよね。

    もちろん、小泉さんがいるからこそ今があるんですけれども、やっぱりNaokiだったりとか、場合によっては僕やTamoさん(上級執行役員 SVP of Global Expansion 田面木 宏尚)の存在だったりとか、キーとなる人物は変化してきている。メルカリはshin(山田進太郎)が軸であることは間違いないんだけど、それぞれが考えていることをみんなで言い合える環境を作りながら、総合的にカタチとなって出てきた結果が、新しいグループミッションです。

    @naoki:僕はマーケットプレイスの強みを活用して、新しいサービスを作る仕事に携わってきた期間が長いんですけれども、その中で「なぜ、あえて別の事業をやるのか」という問いは常にあります。僕自身は、可能性を秘めた人たちや、チャレンジする意志を持った人たち、そういう人たちの信用を積み上げていくことに可能性を感じていました。メルペイのミッションである「信用を創造して、なめらかな社会を創る」というのは、メルカリが目指してる方向に元々含まれていた重要な要素であり、メルカリのお客さまの可能性を広げるというか、一人ひとりの支えになっていくべきではないか…という議論も2018年頃からありましたね。

    ──「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる(Circulate all forms of value to unleash the potential in all people)」の、「あらゆる人の可能性を広げる」という部分が新しいメッセージだと思うのですが。

    @naoki:僕らの感覚としては、メルカリが前面に出るというよりは、常にお客さまに寄り添う存在でありたい。マーケットプレイスという「場」を作ってはいるけれど、メルカリに関わってくださるお客さまが主役であり、僕らは応援していく立場だと思っています。そうした想いが根底にあったからこそ、僕らだけでマーケットプレイスを作るというよりは、よりオープンなマーケットプレイスを目指してきました。

    @john:これだけ多くのお客さまに支えられ、ここまで多くのタッチポイントができたところで「何ができるか?」という、アントレプレーナー的な考え方がshin自身にも、Naokiや僕らにもすごくありました。でも、それをそのままミッションとしてまとめるというのは、後付けになってしまう部分が若干ある(笑)。でも、人間だって成長や進化をしますよね?過去を振り返ったときに自分はどう考えていたのか、先にアクションがあって後から理解が来るということはよくあることです。でも、それが一つの人物を形作っているのと同じように、iteration(反復)して走り続けているうちに自分たちのミッションを「見つけてきた」のだと思います。

    John Lagerling

    @naoki:まさに「見つけてきた」という感じでしたよね。僕自身、なかなかしっくり来なかった時期がけっこう長くあったのですが、進太郎さんは「時間をかけて考えていいから」とよく言っていましたね。プロジェクトを無理に完結させることよりも、議論を継続することを選んでいたんですね。

    @john:一時期、プロジェクトをいったん止めるぐらい覚悟を僕も持っていました。なかなかまとまらなかったので、グループミッションがみんなにとって本当に良いものにならないんじゃないかという心配があったからです。それは誰かが悪いとかそういうことではなくて、全てに適切なタイミングというものがありますし、「今はまだ時期ではないのではないか」とも思いました。僕自身、そこにフラストレーションを感じていたけど、Naokiが「いまはいったん止めましょう」というアイデアを出してくれて少し安心しました。僕にはそこまで言う勇気がなかったから。

    @naoki:そうだったの(笑)?

    @john:そう(笑)。でも、それは冗談ではなくて、いったん止めることで気持ちのリセットにもなるじゃないですか。みんなが常に緊張感を持っていたので。一度立ち止まったことによって、より良い結果に繋がったと思います。こんな苦労話を聞いててもつまらないかも知れないけれど、そんな事実があったよと伝えておきたい。

    @naoki:当初から「今、変えることに必然性があるのか」というのは議論としてありましたね。それぞれの事業のフェーズが異なるし、置かれている状況も刻一刻と変化するし、そういう中でグループミッション“だけ”先行しても仕方がない。事業戦略のトランスフォーメーションと重なっていないと、事業を推進している側のメンバーにとっては違和感になるので。それだけミッションというのは引力というか、求心力が強いものですよね。

    @john:僕とNaokiはグループミッションを策定する側でもあるけど、同時に事業を推進している側の声も代表しなくてはいけないんじゃないですか。みんなが腹に落ちるぐらい納得できるものじゃないと、「みんなのグループミッション」としていくのはなかなか厳しいです。

    @naoki:グループミッション策定のプロセスの中で印象的だったのは、USチームからの改善への提案が明確に深くなっていったことです。他にもグループミッションの案はありましたが、どこか言葉としてしっくりきてなかった。内容としては大きく外れたものではないんですけど、いまにしてみれば「グローバルテックカンパニーとしてのメルカリ」というところが、うまく取り込みきれてなかったんですね。

    グローバルで成功することを目指しているのに、そこで奮闘するメンバーが腹落ちしてないと、このまま走っていくと乖離が広がっていく懸念がありました。それでも走れてしまうところもあるんだろうけど、そこはちゃんとステップバックして違和感の解消にこだわる必要がありました。時間はかかったけど、結果的にまとまって本当に良かった…(苦笑)。

    メルカリにとって“Unleash”されるべきポテンシャル

    ──2017年に入社された時点で、おふたりがメルカリという会社をどう捉えていたか、どのような可能性を感じていたか、改めて振り返ってもらえますか。

    @john:では、ほとんど同じ時期に入社した双子の兄から(笑)。

    @naoki:兄さん、お願いします(笑)!

    @john:まず、日本発のグローバルで競争力を持つTech Companyになれる素材が揃いつつある会社だと感じましたね。優秀なメンバーたちのビジョンの共通点だったりとか、ビジネスそのものの成長を見ると、これはいけると思いました。USにおいては、言葉を選ばずにいうと「急いで作ったプロダクト」にもかかわらず回転してるのが見えたので、改善すべきことに着々と取り組んでいけばいけるんじゃないかなというポテンシャルをすごい感じた。

    @naoki:アメリカに住んでいたときにUS版のメルカリを使ったことがあったのですが、そのときはすごい荒削りな印象でしたね。Johnが入社してからは、何か派手なことというよりは、もう本当にベーシックなところから着実に取り組んでいるのを見て、事業が伸びていくことを確信した記憶があります。実際、2017年から2020年にかけて大きく成長しましたしね。

    僕はメルカリに入るときに、Johnもそうですけど、進太郎さんや小泉さんにもそれぞれ個別にいろいろと話をして、メルカリの今後の事業構想を聞きました。小泉さんは「まだまだ日本も伸びる」という話をしていて、その当時は1,000万MAU(月間利用者数)ぐらいだったと思うんですけど、「2倍は当たり前で、3〜5倍まで伸びると思っている」と言っていましたね。いま、その当時からMAUは2倍ぐらいですが、メルカリのポテンシャルについてはまだまだ底知れないと思っています。

    @john:Naokiにはメルカリの課題も伝えた覚えがあります。どんなことを言ったかは詳しく覚えてないんですけど、綺麗ごとだけを言わないようにしたつもりです。どうしても、Naokiに入社してほしかったから。

    @naoki:中にいると課題や足りないところに、どうしても目が行くと思うけど、いろんな可能性や勢いをすごく感じましたね。もちろん足りないものもたくさんあったんだけど、5年前はまだキャンパスには余白だらけでしたし。マーケットプレイスを運営している会社が、Fintechを立ち上げること自体かなりの挑戦だと思います。

    ただ、いま現在の話で言うと、マザーズ上場前後の伸び方とはまた異なる「もう一段先に行く」という段階です。新たなグループミッションには、今までミッションも包含しているんだけど、さらにいろいろなバリアやバウンダリ(境界)をなくしていこうという宣言であり、それはこのタイミングでしかできないと思います。

    ──では、グループミッションが策定されることによって、事業そのものになにか大きな変化はあるのでしょうか?

    @john:なにか大きな変化というものはなく、これからじわじわと影響を及ぼしていくものだと思います。グループミッションで語られていることの半分ぐらいがすでになりつつある姿で、半分は望んでいる姿です。

    メルカリでは事業の成長と共に、メンバーたちの成長も求められるカルチャーがあります。そこが多くの人たちから非常に注目されている理由でもある。では、ここで言う「成長」とはどういうことかと言うと、たくさんのお客さまが使ってくださったり、既存のお客さまが高頻度で使ってくださったり、つまり多くの人々に役立つことを意味しています。メルカリが持っている技術は、個別のESG施策と同等に、既に社会的に貢献しているものだと思います。とはいえ、やっぱり収益があって初めていろいろ解決できるものですし、ただミッション達成だけを目指して邁進しているのかと言ったら、それは嘘になります。ミッションの話になると、どうしても綺麗ごとを言いたくなるけど、そこで収益の話は全く隠す必要のないことですし、営利を求めること自体が悪いわけでもまったくありません。そういう意味では良いバランスを見つけられたと思っています。

    @naoki:僕の解釈としてはさらなる成長をするためには、何かが大きく変わらなくてはいけないのではないか、という壁も感じています。

    2,000万MAUまで来たんだけど、これから3,000万、4,000万MAUとなっていくには、今までの延長線上では届かないかもしれないという危機感があるからです。だから、より異なるサービスやステークホルダーを巻き込んでいかなくてはと思っています。

    金融ビジネスとの組み合わせでお行儀よくパワープレーするというやり方もありますが、メルカリの“Unleash”されるべきポテンシャルと、グローバルなプラットフォームの在り方に、まだ何か解けていないミッシングリンクがある気がしています。それを解くためには、いろんなやり方を自分たちのビジネスに取り込んでいかなくてはいけないという思いがあり、グループミッションを変えることがポジティブな影響をもたらすことを期待しています。

    @john:とてもメイクセンスだと思います。一方で難しいなと思うのは、メルカリの強みでもあり弱みでもあるのですが、新しいことをどんどんやりたくなってしまうことです。新しいことをやる以上に、既存ビジネスとか既存オペレーションをすごくリスペクトすることも大切です。日々のサービスがスムーズに動くだけでも、かなりのリソースがかかっているのですから。メルカリのような、スタートアップからはじまった会社は「次はなにをするのか」と目移りしがちです。

    Naokiが言ったように、まだまだ余白がいっぱい残っている、いろいろすごいことができる可能性がある、確かにそうだと思う。ただ、マーケットプレイスのビジネスモデルを中心にやっているし、やっぱり泥臭い地味な作業をきちんとみんなで認めることも大事ですよね。

    @naoki:事業の今後の可能性という意味では、「Circulate all forms of value」というところにまだまだやれる余地があるということを込めています。これまでマーケットプレイスが、サーキュラー・エコノミーに貢献してきたところは多分にあると思うんですけど、それが「価値の移転」とか「価値の交換」というところまで実現できてるかというと、これまでにいろいろトライしてきたけど、まだメルカリの中で取り扱いが少ないカテゴリーもあります。デジタルな形の財もそうだし、いろんな形の権利とかもそう。そこに対しては、既存のアプローチだけじゃなくて、組み合わせて広げていこうと考えています。今までも着実にやってきたけど、ミッションと重なることでより大きな力が解放されると思っています。

    @john:私から見て、Mark(メルペイ代表取締役CEO / メルカリ 執行役員 CEO Fintech・山本真人)や、Jeff(メルカリ 執行役員 CEO Marketplace・Jeff LeBeau)、若狹さん(執行役員 CTO Marketplace・若狹建)など、これからの事業にとって必要なメンバーが揃ってきて、Naokiのリーダーシップを含めて、ワクワクするような可能性を感じています。

    @naoki:2022年にはインドの拠点も作ったので、今までは日本とUSだけだったところから、より世界に広がっていく可能性が出てきますよね。こうした新しい流れの中で、Johnが名前を挙げてくれたようなメンバーたちに続く、次代のリーダーたちが活躍する可能性がますます増えていくんじゃないかなと思います。JohnやAkis(執行役員 CPO Marketplace Aki Saarinen)のようにヨーロッパから来た人たちもいれば、アジアから来た人たちもいて、そういう人たちが活躍できる環境を作ることこそ、メルカリがレバレッジをかけていける最良の方法なんじゃないかと思う。これは自画自賛ではなくて、そういうポテンシャルを備えているからこそ、これをさらなる強みに変えられたらもっと面白いメルカリになると思います。

    @john:グローバル戦略担当の立場からすると、最近のアメリカの景気は非常に悪くなってきているので、外部環境は厳しい状況です。逆風の中でいくつかの苦しい判断もしてきました。ただ、お客さまにはこれまで以上に必要とされています。大きな成長を遂げなくても、今はちゃんとサバイバルしていける力があるので、いかに既存のお客さまを喜ばせるかということに向き合う、チャンスの1年になるはずです。なので、決して楽な状況ではないけれども、USのメンバーはかなりやる気とやりがいを持っています。個々人の効率も上がってるし、ディシジョンプロセスのスピード感も上がってきました。

    「あらゆる価値が循環」するために本質的に向き合うべきこと

    ──メルカリはこれまで循環型社会の実現を目指してきましたが、グループミッションにある「あらゆる価値が循環」するために、目下立ち向かわなければいけない課題はなんですか?

    @naoki:僕は一昨年ぐらいまでは、NFTに代表されるような、無形資産の価値を深く考えてたんですけれども、この1年ぐらいで「モノの価値そのもの」が大きく変わってしまい、少し考えが変わってきました。円安や原材料の高騰だけではなく、物流のコストも上がっていき、モノの価格がめまぐるしく変わっていく状況で、マーケットが機能不全を起こしたときに、メルカリがあるからこそ補完できることがあるのではないかと思っています。一次流通の固定的な価格ではなくて、マーケットプレイスだからこその変化に対応できる“弾力的な”役割というか。

    その役割をすでに果たせていると感じる部分もありつつ、僕らが想定した以上に物価の変動も激しかったりするので、その変化に対して僕らが追いつかなくてはいけない。メルカリが存在することによって、きちんと届くべき人に届くようなパーソナライズが行われ、「出会う」や「マッチング」の部分では担えることが多くある。そこを提供できれば、世の中に本当に求められる企業になれるのではないでしょうか。僕はマーケットプレイスとしての機能を、世の中の変化に対して柔軟に合わせられるようにしていくことこそ、本質的にやっていくべきだと思っています。

    @john:すごいドライな話をすると、モノには「時間価値」というものがあると思うんですよね。人生の限られた時間の中で、必要なときに必要なモノが使えて、その必要が満たされたら別の人に譲っていく、そういう営みをメルカリはサポートしてきた。そのような「時間価値」はモノだけに限った話ではありません。マーケットプレイスということに限定せず、Fintechも含めたライフスタイルの基盤となるプラットフォームであるべきだと思っています。

    これからバーチャルリアリティやメタバースが拡張していけば、そこでいろんなことがまた新たに起きると思います。メルカリの完成形はこうだと言えないし、正直なところ僕らでも不安になることもある。でも、これは壮大な冒険だから不安以上に楽しみのほうが大きいんですよね。

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