こんにちは。経営戦略室のmattilldaです。普段私たちのチームはESG経営の推進や、ESGにまつわる情報開示を担当しています。先日サステナビリティレポートに関する記事も公開されたので、合わせてご覧ください。
今回レポートする『Mercari ESG Talk』は、企業のESGやサステナビリティ推進における実践事例や、学びをシェアするメルカリ主催のイベントです。サステナビリティ担当者同士のコミュニティづくりや情報交換を目的としています。2022年4月に初めて開催し、これが2回目の開催となります。
今回は「ESG情報開示・発信戦略」をテーマに、モデレータを私が担当し、パネリストとして株式会社ユーザベースのモルチャノフ リリヤさま、株式会社マネーフォワードの忍岡真理恵さまにご参加いただき、そしてメルカリの石川の4名で登壇しました。
今日はイベントの様子を簡単にご紹介したいと思います。今回オフライン会場として、東京駅近くのユーザベース様のオフィスをお借りしました。
アクセスも良くキレイでおしゃれ!
金曜の夕方、オフライン・オンラインのハイブリット開催で、約50名の方にお集まりいただきました。
冒頭約30分は各社ごとにESGや情報開示に関する取り組みの紹介です。
ユーザベースのリリヤさまは「創業は2008年だが、ESG開示に向けたプロジェクトが発足したのは2021年。そこから一気に開示を加速し、2022年にマテリアリティを軸とした統合報告書も発行。開示を4つのステップに整理しており、今は2つ目の段階。まだ道半ばであり今後進化させていきたい」とお話しされました。
参加者の方もメモをとりながら熱心に聞いていただいています。
後半はパネルディスカッションとQ&Aコーナー。事前アンケートでいただいた質問を中心に、時間の許す限り質問に回答しました。
参加者の中には、スタートアップ企業の広報やIRとESG業務を兼任されている方が数名いらっしゃり、「何から手をつけて良いのかわからない」といった質問が上がりました。マネーフォワードの忍岡さまからは「上場前のフェーズだとESG情報開示よりも、事業の成長がまず大事。事業成長やビジョンやミッションの策定、自分たちの事業がどう社会的意義があるかを明示することに注力していれば、いざ開示をしようと思ったときに、開示できる情報が集まってくる」とアドバイスいただきました。
1時間超のイベントもあっという間に時間が過ぎていきます。オフライン参加者の方とは、少しだけ交流するお時間も設けていただき、ESG担当者の情報交換の場となりました。
今回のような情報交換やコミュニティ形成を通じて、各社が試行錯誤して取り組んでいる様子を共有するだけでなく、企業の垣根を超えたつながりを生むことで、さまざまな悩みを共有できたり、新たな連携の機会につながってほしいと考えています。
改めまして、ESG Talkにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
次回開催もお楽しみに…!