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月刊メルカリ放送室 with goro(Software Engineer)

2023-7-10

月刊メルカリ放送室 with goro(Software Engineer)

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月1回だけ扉が開かれる、メルカン編集部のラジオ番組(をイメージした)「メルカリ放送室」へようこそ!この企画は、毎月メルカリの魅力的なメンバーを「音楽」という切り口から掘り下げていく軽い読み物です。

世界の共通言語である「音楽」というインクルーシブなテーマから、メルカリの素敵な仲間を掘り下げ、紹介していきます!

第5弾となる今月のテーマは「解釈自由の夏曲」メルコインでSoftware Engineerとして働く @goro さんはどんな曲で夏を感じているのでしょうか?おすすめの曲を聴きながらお楽しみください♪

この記事に登場する人


  • 河邑俊輝(Toshiki Kawamura)

    2019年に大手不動産テック企業にソフトウェアエンジニアとして入社後、スタートアップ企業を経て2022年6月にメルコインに入社。ビットコイン取引サービスの立ち上げに参画し、バックエンドエンジニアとして開発・運用を担当。GitHub Actionsガイドライン作成などの社内横断の取り組みにも携わっている。

@goro’s Recommendation


帰り道 @ MARTIAL LOW vol.1 – 降神

@omiyu: この企画が始まってから、ラップを紹介するのは初めてです。goroさんは、この曲のどんなところで夏を感じていますか?

@goro: そうなんですね!この曲の歌詞はとても詩的で、聴くたびに日本の田舎の夏の情景が脳裏に浮かんでくるんです。夏の夕方、蝉の鳴き声を聴きながら歩く家までの帰り道って、なんだか無性に懐かしくないですか?その他にも、歌詞中に「祭囃子」「カキ氷」のような、お祭りを思い出すワードも散りばめられていて、小さい頃に地元のお祭りに行ったことを思い出して、ノスタルジックな気持ちになります。

@omiyu: わかります。ちょっと物悲しさや切なさもありますよね〜。

@goro: この曲は結構古い曲(2005年リリース)で、昔好きでよく聴いていたんです。最近は聴かなくなっていたのですが、子供と0〜2歳児向けの教育番組を観ていた時に、降神のメンバーである志人さんが番組に『とっぴんぱらりのぷぅ』を提供していることを知って。それがきっかけで『帰り道』という曲の存在を思い出したんです。どうしても聴きたくて探したのですが、ストリーミングサービスで配信されていない上に、CDもどこにも売っていなかったので、メルカリでCDを買いました!


【赤ちゃんが泣きやむ歌】とっぴんぱらりのぷぅ(作詞・作曲・歌唱:志人)【東大赤ちゃんラボ監修!知育】

@omiyu: おお、素敵なエピソード!お子さんが生まれたことがきっかけで、昔好きだった音楽をもう一度思い出したんですね。

@goro: 実は、子供もこの方が作った曲が好きみたいで、その曲がかかるとぐずるのをやめるんです。音楽の好みが似ているのかなと思うと、面白いですよね(笑)。

普段から新旧さまざまなラッパーの曲をよく聴きますが、ラップって歌詞にその人の人生が乗っていると感じる瞬間が多くて。表現が難しいですが、心にグッとくるものがありますし、歌詞やメロディーに感情移入できるところが好きです。
子どもとおでかけした時の写真

社会学専攻から、エンジニアの道へ。

@omiyu: goroさんのキャリアとしては、メルコインが3社目ですよね?

@goro: はい。3社とも、エンジニアとしてキャリアを歩んできました。ただ、もともとコンピューターサイエンスを学んでいたわけではなく、大学までずっと文系で、社会学を専攻していました。

メルコインに入社したきっかけとしては、大学で、代替貨幣や地域通貨をテーマにした卒業論文を書いたことです。卒業論文を書いていた2018年頃は、新しい技術としてブロックチェーンの波がきていた時期だったので、ブロックチェーンの会社で学生インターンをしていたくらい、強い興味関心を持っていましたね。

新卒で入社した会社でも、社内の有志で集まってブロックチェーンを使って社内通貨を作ろう!という取り組みをしていて、ずっと興味を持ち続けていました。そのような経緯があって、2022年6月に仮想通貨事業を運営しているメルコインに転職しました。メルコインでは、ビットコイン取引サービスの開発のバックエンドエンジニアを担当しています。

@omiyu: 貨幣論を学んだことをきっかけにエンジニアを志した変遷、面白い。

@goro: 1年間大学を休学していた時に、世界一周の旅に出て、さまざまな国を見たことが、自分の中では大きな変化でしたね。

キューバに行った時に、国内に複数の通貨がある仕組みを目の当たりにして、貨幣の力で社会の仕組みを作り替えることの可能性や面白さを感じました。そういう、いろんなきっかけが重なって、今メルコインで働いているという感じですね。
世界一周で訪れた、キューバの日常の一コマ

@omiyu: 最初、エンジニアになった時はやっぱり苦労もありましたか?

@goro: 最初というよりは、やっていくうちにだんだんと苦労する場面が増えていきました。エンジニアとして働いて、知識を深めれば深めるほど、基礎的な数学や、コンピューターサイエンスに対する知見の重要さを思い知ります。だからこそ、日々継続して勉強することの大切さを身に染みて感じています。

実は新卒1年目の時に、「Gopher道場」という、メルカリのメンバーが主催するGoの勉強会に参加したことがあります。実践的なGoを体系的に学べる勉強会だったのですが、そこに参加していた、当時のメルカリの新卒メンバーの技術力の高さに驚いたんです。レベルの高い同世代のエンジニアを間近で見てとても刺激を受けて、よりエンジニアとして成長したいと思いました。巡り巡って、自分が今メルカリグループで働いているのは感慨深いですね。

とあるきっかけで相撲に「再燃」!?

@goro: 僕、いま相撲にハマってるんですよね。

@omiyu: す、相撲!?

@goro: はい!最近、動画ストリーミングサービスで相撲をテーマにしたドラマが配信されていて、それを観たことがきっかけで、久々にハマったんです。実は、小中学生の時に相撲をやっていたんですよ。

僕は三重県出身なのですが、生まれ育った地元の近くに相撲の土俵がある環境だったので、周りでも相撲をやっている人が多かったです。日本全体で見ると、まだまだ競技人口が少ないとは言われていますが、僕の地元の子供たちはみんな相撲をする、という感じでした。少しでも身体が大きいと、すぐ「相撲やらない?」と勧誘されるんです(笑)。

@omiyu: 相撲が身近な存在だったんですね!

@goro: はい。でも、思春期に相撲をやるのは恥ずかしさもありましたね。やっぱり、みんなの前でまわし一丁にならないといけないですし…(笑)。

でも大人になって、改めて相撲に触れると、本当に面白い文化だなと改めて思います。相撲はもともと、古事記や日本書紀の時代から登場していたので、とても歴史が深いんです。「スポーツ」とも「武道」とも言い表すことができなくて、こんな競技はなかなかないし、日本独自の文化だなと感じますね。

ドラマを観て、久々に家で四股(しこ)を踏んでみたら、子供も横で真似して踏んでいました(笑)。四股は相撲の基礎中の基礎で、四股がうまい人は柔軟性があって強いんですよ。

@omiyu: 今日は、知らない世界の話をたくさんお聞きできました!実は話の途中で、同い年であることが判明し、社会学専攻という共通項も相まって、とても楽しくお話できました。

@goro: 僕も普段は年上の方と関わる機会が多いので、新鮮な気持ちでお話できました!普段違う職種の人と話す機会は少ないですが、これを機にいろいろ情報交換できると嬉しいなと思います。

@omiyu: 今日はありがとうございました!次回もお楽しみに!

Mercari Members’ Recommendations

メルカリの他のメンバーにも「解釈自由の夏曲」を聞いてみました。今回は2名のメンバーのおすすめ曲とコメントをピックアップしています。こちらもぜひお聞きください♪

@Lisa

HAIM – Summer Girl

大学までロサンゼルスで過ごしたので、夏になるとカリフォルニアの夏が無性に恋しくなります。
HAIMは私と同じサン・フェルナンド・バレー出身の3人組で、サウンドも本人たちもめっちゃキュートで癒やされるんです♡大学生の頃、毎年夏にサンフランシスコで開催される『Outside Lands』という音楽フェスでHAIMのパフォーマンスを見た思い出もあって、夏といえばHAIM!なのでセレクトしました。
最初に「LA on my mind」という歌詞があって、日本にいてもLA summerを感じることができるし、海沿いをドライブしたくなります!今は埼玉県在住で海がないので、ビーチが恋しい…(笑)。

@nu2

Summer Situation – STUTS×SIKK-O×鈴木真海子

リリック的にはシーズンレスで聴ける曲ですが、海辺で撮影されたMVの映像効果もあり、夏の時期に聴きたくなる曲です。音楽と映像が1つのストーリーのようになっていて、こんなシチュエーションを体験したかったという感覚に囚われます。ちょうど5月後半に日本武道館でSTUTSのライブを最前列で見ることができたのですが、このMVをバックにバンドセットで演奏されて思わず泣いてしまいました。

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