こんにちは!AI-PRチームのigaです。9月20日に、全社メンバーを対象としたハッカソンイベント「Mercari AI Builders Fest」が開催されました。本日のメルカンでは、イベントの様子についてお届けします!果たしてどんなイベントになったのか?一緒に詳細を見ていきましょう!
実は、メルペイでは、2023年6月にも『ぐげん会議』として、LLMの活用をテーマとしたハッカソンを開催しておりました。その際のイベントの様子はこちらからご覧ください!
『Mercari AI Builders Fest』の目的は?
今回行われた『Mercari AI Builders Fest』は「実際のプロダクトへの施策提案」を目的とし、なんと、優勝者(MVP賞)のアイデアは「メルカリアプリへの機能実装を確約(!)」されるとのこと!執行役員 VP of Generative AI/LLMのmazeさんの号令のもと、ハッカソン参加者の募集が開始されました。
ハッカソンのテーマは「実際にお客さまのためになる、使えるプロダクトが使えるか?」
今回のハッカソンスケジュールを紹介します
今回のイベントは、ハッカソンイベント当日だけではなく、Open Door(誰でも自由に出入りして質問や意見交換ができる会)2回、パートナー企業主催の勉強会を2回→チームアップとアイディアを練る期間→ハッカソン事務局への提出→ファイナリスト発表→スポンサーVPとのアイディアブラッシュアップ→イベント当日となるデモDay!という流れで行われました。
今回のハッカソンでは、デモDayまで時間をかけてアイディアを練ることができました
ファイナリストに選出されたのは、9チーム!各チームは、改めてチームへの参加者を募った上で、デモDayに向けてアイディアのブラッシュアップを進めました。
いよいよデモDay!イベント当日の様子を振り返ります
待ちに待った9月20日。メルカリオフィスにてデモDayが実施されました!
mazeさんからのメッセージにて、イベント開幕!
今回の審査員を務めたのは、4名のメンバー。
- 山田進太郎 メルカリ代表取締役CEO (@suadd)
- 渡辺雅之 メルカリ社外取締役 (@watanabe)
- 山本真人 メルカリ執行役員 CBO Marketplace 兼 CEO Fintech 兼 株式会社メルペイ代表取締役 CEO 兼 株式会社メルコイン取締役 兼 株式会社ソウゾウ取締役 (@mark)
- 石川佑樹 メルカリ執行役員 VP of Generative AI/LLM (@maze)
そして、『Mercari AI Builders Fest』の審査基準は、「技術活用」・「貢献度」・「革新性」の 3つの観点が設けられました。
いよいよ、全9チームの発表です!
いよいよ、ファイナリストの9チームによる発表です。幅広いチームから、プレゼンターが参加していました!
各チームによるプレゼンテーションの様子
各チームによる、熱量の高いプレゼンテーション
気になるMVPと各賞の行方は…!?
- watanabe賞:Team fukuyama
- mark賞:Team Nick
- maze賞:Team Qian
- Eliza賞:Team mohit
となりました!受賞者のみなさん、おめでとうございます!そして栄えあるMVPは…
MVP / Suadd賞:Team asaeda!!!
MVPは、なんと進太郎さんの個人賞とあわせて同チームが受賞されました!
優勝チームの歓喜あふれるハイタッチ!
「メルカリプロダクトの実装」を前提としたハッカソンということもあって、心苦しいことに、各チームのアイディアの詳細はお伝えできないのですが、非常に具体的、かつ多様なアイディアが集まったイベントとなりました。この機会を通じて企画された施策がお客さまに届けられる日が来ましたら、改めてしっかりと紹介させてください!
今回のハッカソンで受賞したメンバーと審査員のみなさん
オフライン参加メンバーの集合写真!今回はオンラインとオフラインのハイブリッド開催でした
イベント終盤に、おめでたいサプライズも…!?
今回のハッカソンの翌日は、なんと進太郎さんのお誕生日!メルカリロゴを形取った特別なケーキが用意され、バースデーサプライズが行われました。
mazeさんから、イベントを振り返って
石川佑樹 メルカリ執行役員 VP of Generative AI/LLM (@maze)
各メンバー非常に忙しい中でしたが、何より無事に開催できてよかったです(笑)
今回のハッカソンの実施に際して、2つの目標を掲げていました。一つ目はストレッチ目標で「ハッカソンの提案の中からより多くの施策を実際にリリースすること」、2つ目がマスト達成の目標として「ハッカソンを通して組織全体の生成AI/LLMに対する解像度・ケイパビリティを上げること」としていました。少なくとも後者の目標は達成できたかなと思うので、前者の目標である実際のリリースが出てくるのをこれから楽しみにしています。
参加者・審査員・支援者の皆様、本当にお疲れ様でした!
参加者からのフィードバック
イベント後には、参加者アンケートも実施しました。
「良いプロダクトに向かいたいというプレゼンターと審査双方の高い熱量や純真さが素晴らしかった」「It was a good time to learn about LLM.」など、楽しかった!勉強になった!という感想が寄せられていました。
まとめ
メルカリはこれからも、生成AI/LLM技術を活用しながら、さまざまなチャレンジを進めていきます!生成AI/LLMチームの取り組みについてはこちらの記事もぜひご覧ください。
メルカリは生成AI/LLMをどう活用するのか?掲げたミッションは「新たな顧客体験と事業インパクトの創造」と「全社の劇的な生産性の向上」
メルカンでもまたアップデートをお届けしますね!
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