メルカリがユニフォーム・スポンサー契約を結ぶ、日本屈指の名門クラブ・鹿島アントラーズ(以下、アントラーズ)。昨シーズンのJリーグでは堂々の3位に入賞、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では悲願の優勝を果たし、節目となる20冠を達成。クラブワールドカップへの出場を果たし、世界の名門クラブであるレアル・マドリードと対戦するなど、アジアを代表するクラブチームへと登り詰めました。
そんな常勝軍団であるアントラーズで活躍する選手陣が、先日メルカリに来社。三竿健斗選手、土居聖真選手、安部裕葵選手など、総勢15名の選手陣をメルカリメンバーで歓迎しました。今回のメルカンでは、懇親会と題したイベントの模様をレポート。クイズ大会や質疑応答、ファーストバイト(?)などを通して、アントラーズとメルカリの親睦を深めました。アントラーズ愛、そして試合さながらの熱気溢れる、約40分間の記録をお届けします!
「アジア、そして世界を取りに行く」
メルカリ東京オフィスで開催されたアントラーズとメルカリの親睦を深める今回のイベント。開始時間が迫ると、会場には筋金入りのアントラーズファンが集合。試合さながらの熱気が渦巻く会場に、15名の選手陣が入場しました。
アントラーズ選手陣
イベント冒頭はメルカリ取締役社長兼COOの小泉よりご挨拶をさせていただきました。
小泉:選手のみなさん、本日はご来社いただきありがとうございます。そしてACLの優勝、本当におめでとうございます。私がアントラーズのファンになったのは13歳のとき。当時、中学1年生でした。1993年、カシマスタジアムで行われたオープニング試合を観戦に行くほど、こてこてのアントラーズファンなので、今日こんなに多くの選手のみなさんにご来社いただけて、とても嬉しいです。アジアで勝利を掴み、次は世界で勝利を掴むために努力されているアントラーズのみなさんですが、私たちもグローバルテックカンパニーを目指し、日々邁進しています。お互いフィールドは違えど、世界を目指す同志として、大変励みになります。選手のみなさんは、このあと合宿に直行されると伺いました。お忙しい時間の合間を縫ってご来社いただいておりますので、有意義な時間を過ごせればと思っております。今日はよろしくお願いします!
小泉文明(取締役社長兼COO)
スポンサードであり、いちアントラーズファンでもある小泉のスピーチのあとは、アントラーズの常務取締役強化部長の鈴木満さまより、ご挨拶を頂きました。
鈴木さま:みなさん、こんちには。アントラーズの強化部長をしております、鈴木と申します。本日はこのようなイベントを企画していただき、ありがとうございます。昨年はクラブの悲願だったACLの優勝を果たし、アジア王者になることができました。ユニフォームの鎖骨に刻まれたメルカリさんのロゴのパワーがあったからこそ、優勝することができたと思っています。本当にありがとうございます。しかし、国内においては2年連続の無冠。この結果については選手全員が納得しておりません。気持ちを改め、内田篤人新キャプテンのもと、ここにいる全スタッフが一丸となり、Jリーグ優勝を奪還したいと思っております。そしてACLの連覇、その先に待つ世界屈指の強豪クラブとの対決など、日本そして世界で活躍できるよう、より一層頑張っていきたいと思いますので、ご支援、ご声援のほど、よろしくお願いします。
鈴木満さま(アントラーズ常務取締役強化部長)
鈴木さまのご挨拶のあと、メルカリはアントラーズとのさらなる親睦を図るため、サプライズケーキをご用意。なんとケーキにはアントラーズとメルカリのロゴマーク入りです。そこにはアントラーズのマスコットキャラクター「しかお」の姿も……! この日のためにメルカリのクリエイティブチームがデザインを担当しました。
メルカリからアントラーズへのサプライズケーキ
記念すべき一口目は小泉から三竿健斗選手へ
「献身性」「仲間の大切さ」。勝利を導くアントラーズの行動指針
メルカリからのサプライズケーキのあとは、アントラーズに豪華景品をかけクイズ大会を開催。選手を代表し、土居聖真選手と安部裕葵選手から、アントラーズやご本人にまつわるクイズを出題しました。
土居聖真選手
安部裕葵選手
本気で取り組むメルカリメンバー手
勝ち残ったメルカリのメンバーだけが景品を手にすることができるシンプルなクイズ大会にも関わらず、さすがはアントラーズファン……ほとんどのメンバーが勝ち残るという結果に(笑)。最後は、じゃんけん大会に切り替え、見事勝利を掴んだ3名のメンバーにサイン入りユニフォームとサッカーボールがプレゼントされました。
勝利にこだわるメルカリメンバー
クイズ大会改め、じゃんけん大会は大盛り上がり。つづいて、メルカリメンバーからアントラーズの選手へ質疑タイムへ。待ってましたと言わんばかりに、メンバーの手が積極的に挙がります。
メルカリメンバー(HR):メルカリは「All for One(全ては成功のために)」というバリューのもと、強い組織やチームをつくるために、日々の仕事に取り組んでいます。アントラーズの選手のみなさんは強いチームをつくるために意識している行動、あるいは大切にしている言葉などはありますか?
安部裕葵選手:アントラーズの選手はミーティングなどの際に、「献身性」という言葉をよく口にします。「チームのために自分は何ができるのか」という姿勢や意識が強いチームをつくると信じています。それはスポーツチームだけではなく、どの組織や集団においても共通して言えることではないでしょうか。
メルカリメンバー(IT):今シーズン、もっとも戦いたくないチームがあれば教えてください。新加入の伊藤選手と白崎選手、そして関川選手にお伺いしたいです!
伊藤翔選手:もちろん全てのチームがライバルなのでどこか一つに絞るのは難しいですね……。僕は横浜F・マリノスからアントラーズに移籍してきた選手なので、マリノスに敬意を払い、マリノスとお答えさせていただきます。
白崎凌兵選手:伊藤選手と同じく、やはり私も古巣である清水エスパルスと対戦する際は、特別な気持ちになると思います。なので、エスパルスとお答えさせていただきます。
関川郁万選手:新加入なので、あまりないですね(笑)。あえていえば同じチーム内の紅白戦、一戦一戦を楽しみたいと思います。
白崎凌兵選手
メルカリメンバー(エンジニア):アントラーズにとって「勝利」の意味とは何ですか? そして勝利に必要なことがあるとしたら何でしょうか?
遠藤康選手:僕のなかで、勝利とは「義務」だと思っています。アントラーズは勝利しないと評価されないチームです。厳しいことではありますが、そこは義務として受け止め、勝利にこだわっていきたいと思います。また、勝利に必要なことは「仲間を大切にすること」。サッカーは1人でも、11人でもできないスポーツです。選手以外にもスタッフ、そしてサポーターのみなさんなど、多くの仲間の存在があって成り立つスポーツ。試合に出ている選手は、試合に出ていない仲間の分まで頑張る必要があります。なので仲間を大切にすることが重要ではないでしょうか。
遠藤康選手
メルカリメンバー(CS):私事で恐縮ですが……自分の息子を世界で戦えるサッカー選手にしたいと考えています。そこで外国籍の選手に質問したいのですが、どうすれば世界で戦える選手になれると思いますか? アドバイスをいただけないでしょうか。
クォン・スンテ選手:若い頃からスペインでサッカーに触れさせることでしょうか。しかし、僕にも息子がいますが、正直サッカーをやってほしくないと思ってます(笑)。というのも、息子自身が楽しいと思えるものであれば何でもいいかなと。世界で活躍するサッカー選手になることも素晴らしいですが、一番は子どもが楽しいと思えることを、思う存分やらせてあげることではないでしょうか。
会場:(大拍手)
クォン・スンテ選手
ACLの連覇、そしてJリーグの優勝奪還へ
クォン・スンテ選手の回答に、会場は大きな拍手に包まれました。そのあとも積極的に挙手がつづきましたが、残念ながら終了のお時間に。最後は、今年から新選手会長に就任した三竿健斗選手より、ご挨拶をいただきました。
三竿健斗選手:今年から選手会長をやらせていただくことになりました、三竿健斗です。最初はとても緊張していましたが、みなさんの雰囲気によって、とてもリラックスすることができました。そして今日は楽しい会を開催していただき、ありがとうございます。昨シーズン、僕たちは念願だったACLのタイトルを手にすることができました。けが人や故障者が多いなか、多くお試合を行うことは大変苦しかったのですが、一人ひとりが努力して準備をしてきたからこそ優勝することができたと思います。そして、どんなときもサポートしてくださった、ここにいらっしゃるみなさんのおかげだと思っています。本当にありがとうございました。メルカリさんのバリューのなかに「All for One(全ては成功のために)」という言葉がありますが、僕たちアントラーズにも「全ては勝利のために」という言葉があります。今シーズンもこの言葉を忘れず、ACLの連覇、そしてJリーグの優勝奪還に向けて頑張っていきたいと思います。世界の舞台でメルカリさんとアントラーズの名前を広げられるよう、一生懸命プレーしたいと思いますので、今年一年間よろしくお願いします。
三竿健斗選手
時間にして、およそ40分。終始、和やかな雰囲気のまま懇親会は幕を閉じました。「献身性」「仲間の大切さ」「全ては勝利のために」など、アントラーズの選手が大切にしている言葉は、メルカリのバリューと重なり、参加したメンバーにとって深い学びになったのではないでしょうか。
選手のみなさん、今シーズンもけがに気をつけて、感動的なプレーで勝利を掴んでください。2019年も、メルカリは鹿島アントラーズを精一杯応援していきます!
鹿島アントラーズ選手陣