2024-8-22

女性の活躍を推進！社内で初めて『ピンクリボンデー』を開催しました

こんにちは！メルカリ、CS Employee Engagement & Data Science チームのAyaka（@ayapan）です。今回のメルカンでは、6月19日に社内で初開催した『ピンクリボンデー』についてお伝えしたいと思います。

私たちのチームはカスタマーサービス部門内の従業員満足度の向上をミッションとしていて、その役割の1つとして、カスタマーサービス（以下、CS）内のメンバーエンゲージメント向上にアプローチする施策の企画・実行をしています。

その取り組みとして、「”女性が活躍しやすい” 環境づくりを推進していきたい」というCS DirectorのKellyさんの強い思いを汲んで、社内のI&Dチームへ相談したことをきっかけに『ピンクリボンデー』を開催することになりました。

『ピンクリボンデー』を開催した背景

『ピンクリボンデー』とはどういう日なのかを改めて説明したいと思います。日本対がん協会にて毎月19日を『ピンクの日』として「ブレスト・アウェアネス」（乳房を意識する生活習慣）を推奨しています。

そのピンクの日に「ブレスト・アウェアネス」を促進することはもちろん、「社内で乳がんを経験した社員による経験談 / 働くママのキャリアに伝えたいこと」の2つのトピックで対談セッションを行いました。

特に女性は様々なライフイベントを迎える可能性がありますが、社内では女性メンバー同士が悩みを相談する場やイベントなどコミュニティがなく、旗振り役が不在の状況でした。

そのような機会がないだけで、実際には興味を持っている・悩みを持っている女性は多数いるのではないか？ということから、企画段階では、COO Divisionとしていましたが全社に広げ、CSチーム主催で社内初の『ピンクリボンデー』の開催を実現することができました。

また、開催に際しMarket Place COOのosarinさんにもバックアップしていただき、オープニングコメントをいただきました。

Osarinさんのコメント
多様性とは「共感」であると考える。自分と異なる点があっても、その立場に立って相手の気持ちを理解しようとする「共感」が、私たちの多様性の輪を広げていくと思う。今日は少しだけOpenessになって、悩みを打ち明けたり、様々な人と話をしてみるなど、自ら一歩踏み出すことが大切。今後もこのような取り組みがメルカリの中で広がっていくことを願っています。

女性のキャリア × ブレスト・アウェアネスについて考える

当日のイベントは、オンライン / オフラインのハイブリット形式で開催し、約60名の方が参加してくれました！

当日のイベント内容を振り返りつつ、実施したからこそ改めて感じたことをお伝えしたいと思います！

第一回のテーマは「女性のキャリア × ブレスト・アウェアネスについて考える」に設定し、二本立てで実施しました。それぞれの内容について触れていきたいと思います。
・乳がんを経験して自分を「Unleashしちゃった」談
・わたしのキャリアパス

乳がんを経験して自分を「Unleashしちゃった」談

イベントのコンテンツを検討する中で、社内に乳がん治療をしながら仕事をしている方がいるという話を聞き、是非今回のイベントへ登壇してくれないかとオファーしたところ、自身の体験が誰かのためになるならばと快く引き受けてくださり、乳がん治療の経験やそこからの学びについて伺うことができました。

彼女はそれまで闘病経験について身近なチームのメンバーに話すことはあったものの、公の場で話をするのは初めて。当日はI&Dチームのマネジャーのchocoさんとの対談形式で、発覚した経緯や治療をきっかけに変わった行動・人生観、そしてどう自分を「Unleashしちゃったのか（経験をバネにどう自分の進化に繋げたか）」など和やかな雰囲気でお話しいただきました。

登壇者本人のコメント
話す機会をもらえて、大変感謝しています！イベント終了後も多くの方から声掛けをしていただき、自分の話が誰かの支えになれるのはありがたいことだなーとあらためて感じました。個人が抱える「生きづらさ」はそれぞれ。わたしも一人ひとりの声に寄り添える人でありたいと思いました。

わたしのキャリアパス

イベントの後半は、今回のイベント実行に強い思いを持っていたKellyさんが登壇し、これまでのキャリアをお話しいただきました。

彼女は、今年の2月からメルカリへ入社し、前職でも女性の活躍やサポートを担うコミュニティ「Women@」のリードなど女性の活躍や働くママのサポートなどを行っていました。そんなKellyさん自身も、一人の娘さんを育てながら働くママのひとり。仕事をしながら、子育てをする大変さや働くママへのアドバイスを伝えていただき、多くの働くママが勇気づけられた時間となりました。