こんにちは! PRチームの石川です。
先日、#メルカリな日々で『週刊ダイヤモンド』(2018年9月22日号)の40ページのメルカリ大特集で取り上げていただいたことをお伝えしました。なかでも目玉企画だったのが「取引2.8億件のうち、メルカリのカテゴリー内で月に100件以上取引した商品・ブランドの平均価格」です。100件以上取引したデータを提供したのが、メルカリのマーケティングチームに在籍する岡林さんと坂田さん! そう、この企画はお2人の力なしでは成立しなかったといっても過言ではありませんでした。
改めて、今回の特集企画についてお2人にお話をうかがいました。まずは岡林さん!
ー 今回の『週刊ダイヤモンド』特集、振り返ってみていかがですか?
岡林:フリマアプリ「メルカリ」内にある膨大なデータから特集企画に使えそうな切り口でデータを出すのが難しかった反面、今までやったことがなかったのでおもしろかったですね。メルカリのマーケットプレイスとしての特徴の1つに、お客さまが値段を決め、やりとりできることが挙げられます。今回の『週刊ダイヤモンド』の特集では、そういったやりとりから見えてくる「メルカリトレンド」を発信できたと思っていました。
ー ちなみに、マーケテイングチーム内でそういったデータはどう活かされているのでしょうか?
岡林:KPIの定点観測や、オンライン・オフライン広告出稿の最適化などで活用しています。毎日観測する必要があるKPIについては、常に最新記事が自動更新される仕組みを作り、Slackへデータを自動送信するなどして、定期観測できるようにしていますね。広告出稿では、オンライン広告はもちろん、TVCMの効果を可視化するために、数字変動も1分単位で観測するなど、細かい粒度でPDCAを回しています。
ー 今後は、データを活用してどういったマーケティングを目指していこうと考えているのでしょうか?
岡林:サービスをよりグロースさせるためには、マーケティングをデータドリブンにする必要があると考えています。そのため、今後は機械学習を使うなどして、オンライン・オフラインの統合やクロスデバイス分析(1つのデータを複数のデバイスにまたいで効果を測定すること)という難易度が高い分析・運用を行うための基盤をつくりたいですね。個人的には「マーケティングを通じてサービスグロースに貢献する」という目的を念頭に置きつつ、データ活用で成功したスキームや事例を社内外に展開できるよう、よりいっそう本質的なマーケティングに向き合い続けていきたいと思います!
続いて、坂田さんからは最近のマーケティングチームの様子などを聞きました!
ー 坂田さんは今、メルカリのWeb版の方に注力したオンラインマーケティングを担当していますよね?
坂田:メルカリは、スマホから誰でも簡単に売り買いが楽しめるフリマアプリとしてここまでの成長があり、多くのお客さまにご活用いただいています。しかし、僕自身の買い物の仕方を見返してみても、欲しい商品や特徴をWebで検索したり、価格を比較しながら購入したりしていました。つまり「ネットショッピングはアプリのみ」というわけではなかったんですね。メルカリ内で分析してみても、Web版を通じて購入しているお客さまはけっこういらっしゃいました。
ー そうだったのですね!
坂田:そうなんです。なので僕は今、より多くのお客さまにメルカリというサービスをご活用いただくために、Web版を使いやすくすることに注力しています。そのおかげで、Web経由での売上が非常に伸びています。Web版の利用率を細かく分析したことで、課題とともに可能性が見えてきたところですね。
ー 今後は、どういった展開を考えているのでしょうか?
坂田:より多くのお客さまに利用していただくために、これからもWeb版とアプリ版のバランスを保ちながら、しっかりサービスを成長させていきたいです! そして1年後には「Web版メルカリ、使いやすくなったよね」とお客さまから言っていただけるようにしたいですね。
お2人とも、ありがとうございました。メルカリのマーケティングチームは、TVCMからラジオ広告、スポーツチームのスポンサー(オフライン)から、TwitterやFacebook、Instagram広告(オンライン)など、日々Go Boldなマーケティング活動が行われています。一緒に働く仲間を募集中ですので、興味のある方はこちらもぜひチェックしてみてください!
それではまた明日の #メルカリな日々でお会いしましょう〜!