こんにちは！PRチームの大木（@ohqui）です。
9月7日（土）、NHK総合のドキュメンタリー 番組『新プロジェクトX』にて、メルカリの創業ストーリーを追った“日本発!革命アプリ世界へ 〜巨大フリーマーケット誕生〜”がオンエアされました。
スマホひとつで簡単に売買ができるアプリ「メルカリ」。家具や骨董品から、トイレットペーパーの芯、たまねぎの皮までが出品される市場では、これまで捨てられてきたものに値段が付き、資源の有効活用が進んでいる。立ち上げたのは、本気で夢に挑むと決意した３人の若者たち。それぞれ２０代で起業し、手痛い経験をしていた。ベンチャー不毛と言われる日本から世界を目指すプロジェクト。挑戦することの意味を問う物語。
本番組は9月14日(土) 午前8:15〜午前9:00の再放送、同日午後8:14までは『NHKプラス』でもご覧いただけます。
この記事では、初めて見る方も、再度ご覧になる方も、内容をより楽しんでいただけるよう、取材や撮影の裏話を交えながら番組についてご紹介させていただきます。
『新プロジェクトX』メルカリ登場の経緯について
2024年4月、18年ぶりに復活したドキュメンタリー番組『新プロジェクトX』では、バブル崩壊以降の「失われた時代」の出来事をテーマにしています。番組本編でも描かれている通り、バブル崩壊以降は、Windows95の発売やインターネットの普及に伴う起業ブームが起こり、IT関連のビジネスが続々と誕生し始めた時代と重なります。番組側でこうした時代に生まれた「生活に身近なインターネット関連のサービス」についての企画を検討されていたところ、メルカリの創業・フリマアプリ『メルカリ』の海外挑戦に白羽の矢が立ったのが始まりでした。
『新プロジェクトX』について
「プロジェクトX」が18年ぶりに復活します。旧シリーズでお送りしたのは、黒四ダムや青函トンネルなどの巨大建設工事、ＶＨＳや国産乗用車などの製品開発、あさま山荘事件の舞台裏など、日本の産業史・現代史に残るプロジェクトに関わった人々のドラマでした。新シリーズではバブル崩壊以降の「失われた時代」が主戦場です。どんな時代にも挑戦者は必ずいる。人に讃えられなくても、光が当たらなくても、ひたむきな仕事がある。情熱と勇気をまっすぐに届ける群像ドキュメンタリーです。
取材や撮影について
本番組の取材は、番組の主人公である取締役 兼 代表執行役 CEO（社長）の山田進太郎のほか、共同創業者の富島寛さん・石塚亮さんをはじめとする現在のメルカリの礎を築いた元メルカリメンバー、山田の古くからの友人・知人のみなさまなど、数多くの方にご協力をいただきました。取材時間は、カメラが回っている時間だけでも数十時間、事実確認や周辺情報のヒアリングを含めるとさらに膨大になります。
メルカリ創業の契機となった世界一周旅行について山田が振り返るインタビューの様子
オフィス内での小泉の撮影の様子
加えて、サンフランシスコやパロアルトなど、アメリカでのロケも実施されました。
ラストシーンに出てくるサンフランシスコの風景
アメリカでの撮影の様子
また、番組内では、学生時代の山田の写真や、創業初期メンバーの集合写真、1000万ダウンロード達成時の映像などが象徴的に使用されていますが、撮影と並行して、こうした素材を地道に発掘・収集し、番組に提供していきました。様々な事実と証言、それを裏付ける資料を番組側とともに丁寧に検証し、こうした作業を何度も繰り返しながら、ストーリーの策定と映像化が進んでいきました。
フリマアプリ『メルカリ』リリース時のメンバー（2013年）
1000万ダウンロード時の様子（2015年）
見どころについて
番組内で取り上げられている期間は、メルカリ創業直後の2013年から2017年が中心で、まだ『メルペイ』をはじめとするその後の事業も存在しておらず、現在の姿とは大きな乖離があります。
一方で、今も昔も「Go Bold」というバリューは不変で、むしろそれが濃縮された原液のようなエピソードがたくさん詰まっています。番組の中で「日本は長らくベンチャー不毛の地と言われていた」という話がありますが、どんな環境でも失敗を恐れず、大胆に挑戦することの大切さや、成功に向かって一歩踏みだす勇気を感じていただけたら嬉しく思います。
メルカンには当時の様子が伝わる過去記事も
番組オンエア後、新プロジェクトXで描かれている時期に掲載されたメルカンの過去記事へのアクセスが上がったそうです。
過去に掲載した記事の中から、番組で描かれた当時のメルカリの様子や温度感が伝わる記事を再掲させていただきます。ぜひ番組と併せてお楽しみください。
末筆で恐縮ではありますが、ヒアリング、取材、資料提供にご協力いただいた社内外のすべてのみなさま、最初期のメルカリの挑戦のストーリーを粘り強く、丁寧に描いてくださった番組のみなさまに、心からの感謝を申し上げます。
再放送・見逃し配信について
・再放送
本番組は、NHK総合 9月14日(土) 午前8:15〜午前9:00 にて再放送されます。
・見逃し配信
また、NHK番組の見逃し配信サービス『NHKプラス』でも配信中ですので、ぜひご覧ください。
配信期限 : 9/14(土) 午後8:14 まで
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024090723603
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