こんにちは。通訳や翻訳、グローバル人材の採用強化などを担当しているGlobal Operations Team(以下、GOT)のまどかです。
メルカリの東京オフィスには現在、25か国以上の多様なバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。なかには初来日のメンバーもいるため、彼らが不安なく業務に取り組めるよう、GOTではさまざまなプログラムを行っています。
なかでも特徴的なのが、英語と日本語、両方に力を入れた「お互いに歩み寄る」言語教育。グローバルメンバーと日本人メンバー両者の架け橋になることを目指しています。
独自の言語教育カリキュラムを開発
メルカリでは勤務時間内に日本語と英語の授業を受けられる制度を提供しています。最近GOTにインハウスの英語講師が1名、日本語講師が2名ジョインし、会話力テストを実施するなど、独自の言語教育カリキュラムを開発しています。
それぞれのカリキュラム設計を担当しているマーク(スコットランド出身)とマズ(日本出身)に、言語教育の方針についてコメントをもらいました。
マーク:メルカリでは、テストの点数を追うのではなく、コミュニケーション力そのものを重視したカリキュラムを開発しています。私たちのゴールは、各チームが適切な言語で自由にコミュニケーションが取れるようになること。そのために、会話の練習ができる機会を増やしています。私たちの英語カリキュラムはメルカリメンバーのニーズに合わせて設計しており、受け身な学習方法ではなく、アウトプットに重点を置いています。また、レッスンは実生活に起こりうるシチュエーションに合わせた内容にしています。
マーク
マズ:日本語学習者の悩みとしてよく耳にするのが、「学習した文法をどうやって使えばいいのかわからない」というもの。メルカリが提供する日本語レッスンは、ただ文法や語彙を覚えるのではなく、実際どんな場面でどうやって使うかにフォーカスしています。たとえば、「〇〇に行きます」「〇〇に帰ります」のような移動動詞と呼ばれるものは、パターンごとに入れ替えて練習するの普通ですが、さらに「自宅はどこ?」「どうやって会社に来ますか?」「電車は何線?」「自宅から会社までの時間はどのぐらい?」といったように具体的な場面を設定します。もちろん社内特有の言い回しや語彙など、現場目線のレッスンも行っています。
マズ
楽しく参加できるChat Lunch制度
また、より楽しく言語を学ぶために、ランチ時間を活用して外国語を練習する「Chat Lunch」を開催し、現在100名以上のメンバーが参加しています。グローバルメンバーにはEnglish Chat Lunchで英会話の練習をリードしてもらい、一方Japanese Chat Lunchでは練習する側として参加してもらうなど、多くのメンバーが積極的に言語教育に関わっています。
グローバル化に向けた取り組み
10月に入社予定の各国のグローバルメンバーをはじめ、内定者の方にもっとメルカリを知ってもらおうと、GOTのサポート体制を紹介する動画を作成しました。
日本で初めて暮らす内定者も多いため、安心して東京での新生活を送ってもらいたい。そんな思いから、Corporate Solutions Engineering(CSE)のジョンに協力してもらい、この動画プロジェクトが実現しました。グローバルメンバーに向けたインタビューも充実しているので、メルカリの取り組みに興味がある方もぜひご覧ください。
GOTでは一緒に働く仲間を募集しています
GOTではグローバルメンバーの受け入れ体制強化をはじめ、メルカリのグローバル展開をサポートするOnboarding and Talend Outreach Specialistを募集しています。また、言語教育の観点からメルカリを強化するIn-House English Teacherも募集中です。
Global Operations, Onboarding and Talent Outreach Specialist
Global Operations, In-House English Teacher