メルカリの新規事業部門であるソウゾウは、プロダクトラインを増やしながら、メンバーも100名以上に達するまで成長しています。これまではメルカリのコーポレート部門の力を借りながらプロダクトドリブンでチームを構成してきましたが、これから取り組まなければいけないのは、ソウゾウ独自のコーポレート部門の立ち上げです。
今回、コーポレート部門の立ち上げを中心に新規事業のサポート、メルカリファンドやメルペイの立ち上げを行っている、執行役員の横田淳さんにお話を伺いました。
横田淳 メルカリ/ソウゾウ 執行役員 メルペイ 取締役
株式会社NTTデータを経て、創業間もないサイバーエージェントに入社。グループ全体のコーポレート業務に従事する傍ら、多数の新規事業やグループ会社の経営支援、特命案件業務に従事。経営本部長、執行役員を歴任。株式会社 AbemaTV取締役として動画事業の立ち上げ等に尽力。同社を退社後、2017年6月にメルカリ/ソウゾウに入社、執行役員に就任。また、2017年11月に設立したメルペイの取締役に就任。趣味はマグロ釣り。
入社の決め手はバリューやミッションへの共感
― 横田さんはコーポレート周りの経験がかなり長いですよね
そうですね。前職では10年以上同じ部署に在籍していて、かなり珍しい存在だったと思います。そして、一般的なコーポレート業務に加えて、子会社設立やマザーズから東証一部への市場変更など、多数のプロジェクトに関わる経験をしてきました。
ー メルカリ/ソウゾウの入社経緯は
次の行き先は決めずに前職を退職し、SNSで報告させていただいた中で、小泉や松本にも挨拶する機会がありました。その時に、メルカリ・ソウゾウの事業や今後の構想、バリューやミッションに共感し、心の底からワクワクしたんです。
前職とは全く違う事業ドメインで、C2Cやマーケットプレイス、グローバルというキーワードはこれまであまり体験したことのないものでした。
もちろんその時に、いい話だけでなく組織が抱えている課題、これから出てくる問題の話も聞きました。それから、メルカリ・ソウゾウの規模拡大にともなう、組織・マネジメント強化についても。
これまでの自分の経験を活かしつつ、新しい場面でも力になりたいという気持ちが強くなりました。
プロダクトを効率よく成長させるためにコーポレートができることは何か
ー 入社して約半年を経て、本格的にソウゾウのコーポレート部門の立ち上げがスタートしましたね。同時にメルペイ社の設立も・・・!
このスピード感すごいですよね(笑)
私自身も、あらためて事業のポテンシャルと、達成しなければいけないミッションの大きさを実感しました。そして、急成長している組織の基盤を作ることが自分の最優先ミッションだと考えています。
ベンチャー企業はどこも同じような課題を抱えていると思いますが、場当たり的なコーポレート対応による経営の非効率、後手の対応をなくすために、仕組みや組織基盤をしっかり作る必要があります。反面、ルールやシステムが組織成長の足かせになっては元も子もないので、「プロダクトの立ち上げ、成長が最優先でそのために何をすべきか」を日々考えながら業務を行っています。
少しずつですが、プロダクトチームと一緒になって組織を創り上げていくことで、これまで以上に一体感が醸成され、プロダクトチームが開発に集中できる環境を創り、企業価値を向上させていく良い循環ができ始めている気がしています。
募集しているのは・・・全部
ー今の体制や具体的に進んでいるプロジェクトは?
現在のコーポレートチームは、メルカリとの兼任メンバーとソウゾウ専属メンバーをあわせて5名で、なんとか業務をこなしている状況です。
コーポレート部門で募集しているのは、
人事(採用、労務)、総務、法務、経理、予算管理、経営戦略、広報、など。全部ですね(笑)。
具体的に動いているプロジェクトは、
- 予算・人員計画の策定
- 人員増加に伴うオフィス増床計画の策定
- 新規事業の検討と効率的な立ち上げの仕組みづくり
- 事業・組織をリアルタイムで可視化・モニタリングしていく仕組みの構築と運用
- 採用強化、業法対応、人材育成施策、全社員を巻き込んだ組織横断型の課題解決プロジェクト
など多岐にわたります。
メルカリのノウハウを最大限活用しつつ、常に少し先の将来を見据えながら、体制強化や権限委譲を進めているところです。
コーポレート組織を一から創り上げてみたい方と仕事がしたい
ーソウゾウ・メルペイらしいコーポレート組織にするために、どんな人と働きたいですか
絶対に妥協したくないのが、ミッションとバリュー、プロダクトに対する共感です。
また、自分の強みの専門領域にこだわりすぎることなく、領域をまたいだり、広げたりすることが好きな方は大歓迎です。
深さと広さを同時に広げていきたい方にとっては最高の環境だと思いますし、自分自身もそのように経験を積んできたのでお伝えできることも多いのではないかと。
メルカリという土台を持った上で、コーポレート組織を一から創り上げてみたい方とぜひ一緒に仕事がしたい。各ポジションの専門性ももちろん求めますが、多少の経験不足はOJTでカバーできるのではないかと思っています。
メルカリ/ソウゾウ/メルペイは、グローバルテックカンパニーとして、全方位で人材を募集しております。少しでもご興味がある方は、ぜひご連絡ください。