こんにちは、メルカリファンド加藤です。

メルカリファンドが生まれてから半年で出資した件数は6件。あわせてメルカリファンドでは投資先に対して様々な面での支援を開始しています。

今回はその中の一つの取り組みであるHRノウハウ共有会について、メルカンを通してお伝えします。

イベントは完全クローズド。普段の外部イベントではオープンにしないような情報の交換や、それぞれの会社が持つHRにまつわるホンネの悩みを聞き合うような会になりました。

メルカリHRから学び、失敗と成功を共有する

イベントは堅苦しいものではなく、参加者からの質問に合わせて、メルカリHRマネージャー石黒がお答えしていくスタイル。

その一部をご紹介していきます

出資先Aさん「採用にどの程度コストをかけていいのか？」

石黒「事業モデルやフェーズによって正解は異なると思う。ただ、面接という形にこだわらず、面談や会食には積極的に時間をとるべき。特に創業期に近いメンバーは会社に採用が大切だというカルチャーを植え付けるためにも頑張っていくところだと思う。また、もう一つの理由として、人に沢山会っていかないとどの人が”良い”か見極められるようにならない。」

「インターンなど比較的ジュニアなメンバーを採用することも多いと思うが、時にはリスクをとってもシニアなメンバーを採用することも重要。見極められないときは、株主などの周りの人に頼んでご飯に行ってもらうとかするのも良い。」

出資先Bさん「エンジニアの選考プロセスと見極め方に悩んでいる…」

石黒 「初期のエンジニアこそが大切。コスト(時間やお金)がかかってもこだわって見極めていくべきだと思う。例えば、外部の方を雇って見極めてもらうとか、株主にお願いするとか。更に言うとメルカリでは、拡大期になって採用に特化したソフトウェアエンジニアにジョインしてもらうことで、一層リファラルにドライブがかかった」

出資先Cさん「どういうふうにブランディングしていけばいいか」

石黒 「経営陣や創業メンバーが積極的にSNSやブログなどで発信すること、時間とお金をかけてでも採用にコミットすること。事業を伝えていく上で大切なことは何がユニークなのか、だからこそ各ポジションでどんな人が求められているのかを正直に伝えることがブランディングにつながる。メルカリでも情報発信をまとめられるよう、一定のタイミングで内製メディアであるメルカンをローンチした」

質問やセッションが絶えないイベントとなりましたが、他にも

• 絶対にやってはいけないこと
• メルカリでの採用における失敗ポイント
• 競合他社や市場と採用の関係

などなど、様々なことがテーマとなりました。

すぐに実行に移せるような具体的なテクニックや戦略も多かったので、すでに参加いただいた企業さまから”早速、翌日から実行してみている”というようなご報告もいただきました！

またメルカリファンドチームでは、数ヶ月後にフォローアップとして”今回のイベントで共有したHR施策実践してみたか””うまくいったか”などをテーマにイベントを実施したいと考えています！

そして最後は懇親会

今回のケータリングは、出資先のキッチハイクさんのオフィスキッチハイクというサービスを使いました！春巻きとクリームシチューが絶品でした！(両方とも写真がなくてごめんなさい！)

美味しいごはんを食べながらさらに詳しく具体的なお話を石黒としたり、

出資先同士で交流していただいたり、

非常に和やかでお話が盛り上がる会となりました！

次回クローズドイベントのテーマは…？

メルカリファンドは、資金提供だけでなく、今回のイベントのようなノウハウの共有も積極的に行っていきます。

イベント終了時には、今後のイベントテーマを出資先のみなさまにヒアリングも実施。メルカリだからこそ提供できるBizDevやCSなどのテーマを考えています！

これからもメルカリは出資先を全力サポートしていきたいと思っています！
出資先のみなさまとメルカリファンドをこれからもよろしくお願いいたします。

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