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入社半年の新卒が見たグローバルを見据えたメルカリのエンジニアリング

2017-10-25

入社半年の新卒が見たグローバルを見据えたメルカリのエンジニアリング

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  • メンターの萬代さん(左)と一枚 (注:mercari cafeは関係ないです)

自己紹介

こんにちは、17年度新卒でAPIエンジニアの上原です!

18歳に渡米、アメリカの大学を卒業してメルカリにJoin。学生時代のインターンで経験したエンジニアリングの技術を活かしつつ、現在はUSチームのサーバーサイドエンジニアとして日々、「メルカリをグローバルに!」という気持ちでコード書いています。

入社して半年がたった今、私がメルカリに入社して経験したこと・感じたことをこの場をお借りしてお話をしたいと思います。

メルカリに入社を決めたきっかけ

大学生活も後半を迎え本格的に就職活動をする時期になった頃、自分がどんな環境でどんなことをしていきたいのかを真剣に考えるようになったのですが、これだ!と思える企業になかなか巡り合えませんでした。ただ自分で一つだけ決めていたこと、それは

日本のプロダクトを世界に届けたい

という思いです。

そこで出会ったのが、メルカリでした。メルカリは「本気」でアメリカ、そして世界で新たなマーケットプレイスを作るというミッションを掲げていて、そこに共感を覚えたのです。

新卒中途問わず、日本国内だけでなく、海外での採用活動を積極的に行なっていたのも、本気さを伺えたポイントでした。

入社してから

小さな実装が大きな影響を与える

メルカリにJoinしたのは今年の4月。最初にアサインされたチームはJP Growthというチームで、日本メルカリのキャンペーン・プロモなどの実装を任されました。

ご存知の通り日本のメルカリのダウンロード数は5000万以上。入社1,2ヶ月目にして、いきなり全ユーザー対象のプログラムを組むなんて恐れ多いような気もしますが、メルカリの新卒には最初の6ヶ月間メンターがつき、業務内外のわからないこと・困ったこと等はまずメンターに聞ける環境でした。

また、業界内外で名の知れた先輩ソフトウェアエンジニアからたくさんのアドバイスをいただきながら、無事、初リリースを果たせました。たとえコード1行のプルリクエストでも大きな反響を呼ぶ中で毎日刺激を受けながら学べる環境でした。

グローバルに向けて

そうこうする間に3ヶ月が過ぎ、USチームに配属されたのがこの7月。アメリカへ、世界へ、挑戦できる機会をいただけたのです。JPの時に培った知識を活かして、よりGo Boldで挑戦的な施策を任されるようになりました。

入社して5ヶ月目には海外出張も経験し、サンフランシスコのオフィスでよりユーザーに近い視線で開発する大事さを学びました。US版にはオファー(交渉)やキャンセル機能など、JP版には取り入れられていない、現地文化に合わせた機能が提供されています。またアプリ自体のUIも今年刷新し徹底的にローカライズをしています。

メルカリのEngineering Value

これまでJP/USチームの開発を携わってきましたが、メルカリではエンジニア全員が大事にしているEngineering Valueというものがあります。いくつかメルカリで開発するにあたって重要な鍵となるものを紹介します。

メルカリではDockerで構築されたmini3と呼ばれるものがあり、コマンド一発でメルカリの開発環境が立ち上がったり、Slack上で会話するだけでリリースをしてくれるBotだったり、QAの自動化を試みているチームがあったりと、メルカリでは日々の業務をより便利に・よりスピーディーに行える取り組みが進んでいます。それもメルカリのEngineering ValueのAutomation・Karakuriに則った試みの一部です。

そしてメルカリUSの開発ではよりよいプロダクトの開発のため、積極的に新しい技術を取り込むようにしています。そしてエンジニア一人ひとりとチームが主導権を持って開発・運用ができるようGoを用いたMicroservice等を取り入れています。これらもまたメルカリのEngineering ValueであるOwnershipProgressiveの観点からこのような試みをしています。

メルカリのEngineering Valueについては先日行われたMercari Tech Conferenceの資料に、より詳しい内容があります。

speakerdeck.com

最後に

メルカリに入社して半年間で、JPとUSどちらも経験させていただいたからこそ多くの学びがありました。日本のメルカリでは自分が開発したものが利用される規模に驚き、USではどんどん新しいことに挑戦する刺激を受けました。

今、私が所属するUS Growthチームではユーザーの購買率やRRをいかに上げるかいろんな施策を試しながら、チーム一丸となってよりよいプロダクトを築き上げています。国が違えば文化も違い、必ずしもJPメルカリと同じプロダクトが通用するとは限りません。

まだ「USを獲った」と言うには早い段階ですが、今のUSメルカリはアメリカで日本発のマーケットプレイスとして戦えるだけのポテンシャルと実力を持っていると確信しています。これからもその成功を掴めるよう、私自身日々貢献できるよう精進していきたいと思います。

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