こんにちは! 17新卒プロデューサーの金です!
入社してから半年間、今年の8月にリリースされた「メルカリ メゾンズ」の立ち上げから運用における仕様作りや施策などの企画を担当していました。
今回のメルカンでは、メルカリに入社した経緯や入社後半年間の経験をお伝えできれば思っています。
メルカリ/ソウゾウの新卒がどんな事をしているのか、(勿論個人差はありますし、特に私はアプリ作りの経験全くのゼロからのスタートでしたが) これから入社を考えている方や、新卒にとってメルカリはどんな会社なのか興味を持っている方のご参考になれば幸いです。
- 自己紹介
- 入社の経緯
- 入社後半年の振り返り(仕事内容、学んだこと)と今後の課題
- 最後に
1. 自己紹介
早稲田大学の政治経済学部で国際関係を専攻。馬鹿真面目な性格。
趣味はヨガ、テニスなどスポーツ全般と海外旅行。一番良かった国はキューバ。
2.入社の経緯
入社1ヶ月前まで化粧品会社のマーケターを目指していた!
実はメルカリに入社する約1ヶ月前まで、化粧品メーカーのマーケティング部へ進路を決めていました。販売員のバイトをしていた頃に、人の消費行動をマクロな視点で見るのが面白いと思ったのがきかっけでした。
卒業後のニート期間に始めたインターンで人生が変わった
留学していた分、半年遅れの9月に大学を卒業した私は入社までの余った半年間、インターンでも裁量を持ちやすいベンチャー企業で修行しようと思い立ちました。たまたま紹介サイトで見つけた「ザワット株式会社」に応募したのが、今メルカリに新卒として働くきっかけとなるなんて、当時は想像することもできなかったです!
インターン先の会社が買収され、初めて会社としてのメルカリに出会う
2017年の2月にザワット株式会社がメルカリに買収されることが発表され、社員もサービスもすべてメルカリのグループ会社であるソウゾウに移ることになりました。(恥ずかしいと言うか情けない話ですが)それまで、自分にとってメルカリは会社よりもサービスのイメージが強く、実は入社1か月半前まで、そもそも新卒が入れる会社だとは知りませんでした。
面接の話をいただく
インターンを通じて、メルカリの職場環境やカルチャー、ミッションとバリューに共感を覚えはじめた頃、ザワットの元代表でメゾンズチームのプロジェクトオーナーである原田から新卒入社の面接を受けてみないかとの提案をもらいました。当時はまだ何も決めきれていない状態でしたが、「まずは面接だけでも」と軽い気持ちで選考を受け始めました。
全く違う業界の選択に悩みまくった1週間
軽い気持ちで面接に臨みましたが、メルカリで活躍する若手社員の話を聞くうちに、メルカリへの入社を真剣に考え始めるようになりました。選考もなんとか無事に進み、3月の頭に正式に内定のオファーをいただきました。そこからの1週間は今までの人生で最も悩んだ時期だったと思います。
消費財のマーケター VS アプリのプロデューサー
メルカリへの入社を決めようと思った理由は大きく次の2点でした。
-
企画者としての成長がより早い(かも)
…アイディアが具現化するスピードが早い(コストが低い)ので、一人でPDCAを回す回数が多い -
自分のアイデアでサービス作りができる(かも)
…アプリやサービスの立ち上げのノウハウが学べる、また社内にも新規のサービス作りをできる環境がある
※ 勿論異論はあると思いますが、入社後半年経った今でも同様に思います。
不安を吹き飛ばし「Go Bold」な決断を
最後の最後まで進路を悩み続けた理由があります。それは自分にエンジニアリング知識やIT業界のバックグランドがないという不安からでした。一通り悩んだ後に、新卒の時だからこそ誰にでも聞ける環境があり、新しくチャレンジするなら今だ!と思い直し、不安を吹き飛ばしました。最後の最後は、メルカリのバリューである「Go Bold!」に、自分の直感を信じ、心を決めました。
3. 入社後半年の振り返り(仕事内容、学んだこと)と今後の課題
約2週間のカスタマーサポートの研修後、私は元ザワットメンバーのいるメゾンズチームへと配属になりました。半年間の仕事や学んだことを振り返ってみたいと思います。
入社後半年間は、プロデューサーの仕事で大事な要素である「企画力(アイディア出し)」と「ディレクション力(運用・管理)」のうち、特に後者の「ディレクション力」を大いに学ぶことができたと思います。と言うのも、入社から半年で関わるメンバーがチーム内から外部にまで広がっていき、最終的には担当した、機械学習のブランド判定やデザイン判定に対応するブランド追加を無事に成し遂げることができたからです。
トライアンドエラーを繰り返しながら、相手に合わせたコミュニケーションをする力や先回りする力(スケジュール管理、プランBの想定)を鍛えることができたと思います。
半年間の大まかな仕事内容
※4月~9月はメンターが付き、OJTのような期間でした
- 4月: CS (カスタマーサポート) 研修
- 5~7月: マスタ作成 — 【(関わった人) 企画メンバー / インターン・バイト】
- 6~7月: 仕様作成 — 【デザイナー、エンジニア】
- 8月: 出品データ調整 — 【他チーム (CS、メルカリ側)】
- 8~9月: マスタ精度向上 — 【外部パートナー】
- 8~9月: キャンペーン企画、機械学習対応のブランド追加 — 【デザイナー、エンジニア】
入社前と入社後の違い 「PDCAのP→Dのフローの短さ」
実際に入社してみて感じたのは、PDCAのP→D間のフローがごくごく短いことです。余計な確認作業や承認作業がないのでむしろ「本当にこれでいいの?」と不安になる位に、個人の裁量にまかせてくれている印象です。前述した「企画者としての成長がより早い」環境が入社前に考えていた以上にメルカリ/ソウゾウにはありました。
今後の課題と目標
今後は、エンジニアリングにより近いディレクションやより良い企画案を出すために、基本的なエンジニアリング知識を身につけること、そしてアプリ業界のトレンドを常にインプットしていくことが向こう半年間の課題です。
4. 最後に
メルカリ新卒は、2017年入社の私たちの代で2期生となります。
1期生であり私のメンターだった浅香さんが「新卒2年目」の経験を語ってくれているので、是非併せて読んでみてください。
そしてこちらも!ご興味ある方、ぜひご覧ください。