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開発にコミットできる環境作りにこだわる!ソウゾウiOSエンジニアのチームづくり

2016-12-2

開発にコミットできる環境作りにこだわる!ソウゾウiOSエンジニアのチームづくり

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現在ソウゾウに所属するiOSエンジニアは5名。プロジェクトや施策単位でデザイナーやプロデューサーとチームになり開発を行っています。その一方で、「iOSエンジニアチーム」としてはどういった観点でチームづくりをしているのか、プリンシパルエンジニアの石川さんを中心に、伊達さんと成田さんのお三方にお話いただきました。

伊達 明伸(写真左)
株式会社ペロリにてMERYのiOSアプリ開発を担った後、2016年3月にソウゾウ入社。現在はメルカリ アッテのコミュニティ機能の開発を担当している。

石川 洋資(写真中央)
プリンシパルエンジニア。2016年2月入社。メルカリ アッテiOS版のリリース直前から参画。現在はiOSチームのリーダーとして、開発の他に設計やチームづくりなどを行う。

成田 元輝(写真右)
グラフィック制作、住宅情報アプリのiOS版開発などを経て2016年9月に入社。メルカリ アッテの開発を担当。個人でもiOSアプリを提供しており、デザインから開発まで全て1人で行っている。

ゼロからものづくりをしたいエンジニアで構成されるチーム

石川:現在のiOSチームは、一番長く在籍してるのが僕で、入社したのが2016年2月。そこから3ヶ月連続で1人ずつ増えていきました。その後しばらく間が空いて、成田さんが入社しましたね。成田さんはなぜソウゾウに入社されたんですか?

成田:ゼロイチでものづくりがしたかったんです。なぜソウゾウなのかっていうと、特に石川さんとか、メルカリのiOSエンジニアの北さんとか、iOS界隈の有名なエンジニアがいたのも大きかったですね。Twitterとかでちょくちょくメルカリの情報を目にすることがあって、そこでメルカリやソウゾウのことを知っていきました。

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伊達:ちなみに僕も新しいものを作り続けたいというのが入社の理由で、アッテ自体はほぼ出来上がっている時期に入社したんですが、面接のときに代表の松本さんから「今後はアッテ以外にも新規サービスを作っていくよ!」と聞いて納得して入社しました。

石川:隣にメルカリがあってソウゾウを選んできた人たちなので、iOSエンジニアに限らずやっぱり新規事業やゼロからものづくりをすることが好きな人が集まっていますよね。

常によりよいやり方を探して変えていく

石川:成田さんは今がちょうど入社3ヶ月くらいですかね。入る前と比べて何かギャップを感じたことはありますか?

成田:開発にコミットできる環境作りを意識したチームだなって、すごく感じますね。例えば、毎日夕方に進捗を共有する時間があったのも少し前に思い切ってやめて、週1にしてみようってなって。やってみてダメだったらまた戻そうね、っていう所。そういうGo Boldな取り組みを積み重ねていくのがいいなと思いますね。

石川:そうですね、進捗共有会は日によってあまり話すことがない時が結構あって、だったら一回なくしてみようかっていうのが始まりですね。こういう考え方ってミーティングだけじゃなくて、プログラムの設計をするときとかにも繋がっていて、良いと思ったことは試してみよう、ダメだったらまた戻そうという感じ。メルカリ アッテのプログラム設計だって、今すでに僕が入った頃とは全然違いますしね。

何でも惰性で続けたりはしないのは、iOSチームに限らず、結構エンジニアチーム全体がそういう考え方な気がします。

石川:お二人は、iOSエンジニアとして働くのはソウゾウが2社目だと思うんですが、何かこれまでとは違う所ってありますか?

伊達:以前の会社だとiOSエンジニアが少なく、コードをチームで見直す余裕があまりなかったので、それをゆっくり見直すタイミングがあるのはいいですね。今は、石川さんからふと言われるんですよね。「そろそろこのコードがおかしくなってきたから、見直しました」と。それで自分も「言われてみればたしかに!」ということが多いんです。これまでは、なかなかそういう視点もなかったです。

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石川:やってくれてもいいですよ(笑)

伊達:できるようになりたいなとは思いますね。そこは、変わったところです。

成田:石川さんはいつも意識しているんですか?

石川:そうですね、僕はオープンソースのライブラリの開発に参加していて、メンテナンスもしているので、そういう習慣が結構あるんですよね。なので仕事の開発でも、もう少しいいやり方ないかな?というのは常に探しています。

伊達:考えつかないようなことを知れることと、振り返るとそういった変化を全員が受け入れられるチームなのでよかったなと思いますね。

石川:結構いいことですよね。変えないことのメリットがある場合もあるんだけど、ソウゾウのiOSチームの場合それでも変化を受け入れるっていう選択肢を選べる。

伊達:自然なのがいいですね。

石川:同じ問題意識の人が集まっているのかも。

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口を出すのは仕上げのコードレビューくらい

成田:ちなみに、石川さんはiOSチームのリーダーとして意識していることってあるんですか?

石川:基本的に他のエンジニアにあーしろ、こーしろと言わないですね。仕様の調整も、設計も、各担当エンジニアが決まったらもうお任せするようにしています。細かなコードレビューはしますが、本当に最後の仕上げだけです。

成田:たしかに僕も含めて、自分で作っていきたい人が集まっているから、そこができないとフラストレーション溜まりますよね。

石川:そうそう、今はゼロからサービスづくりをしていく気概がある人が集まっているので、それぞれ1人でも独立してやれているのかもしれないですね。

エンジニア全員のマネージャーである鶴岡さんがかなり自走させてくれる人なので、それを受け継いで気持ちよく自走できています。僕が鶴岡さんとじっくりiOSチームについての認識を合わせるのも、四半期に1度くらいなんですよ。

Swift Wednesdayというチーム内の共有会

石川:ところで、みなさんはSwift Wednesdayやってみてどうですか?8月から始めて3ヶ月くらいやってますね。
※Swift Wednesday…iOSエンジニアが毎週水曜日に開催している社内共有、勉強会の場。

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伊達:定期的に話す機会があるっていうだけでも自分の直近を振り返る機会になりますし、困ったことをシェアして、それが自分だけなのか、みんなも困っているのかなどを知れるのもいいですね。

成田:逆にこの時間以外で僕たちがまとまって話すところはほぼないですよね?基本は情報はすべてSlackでオープンになっているので、情報共有の時間が週1あればそれで困るってことはない感じがしますね。

石川:そうですね、日次の進捗共有会はなくしましたが、困ったこととか設計案って文章だけでは説明しづらい場合もあるので、そういうことはきちんと対面で話せる場を持ち続けたいと思ってます。

伊達:僕たちはサーバーサイドチームが最初にやっていたGo Fridayを真似してはじめたけど、最近ではプロデューサーもデザイナーもそれぞれ名前をつけて横の情報共有をしていて、よいことはすぐ取り込んでいくっていう流れはいいですよね。

今は限りなく理想に近いチーム

成田:何か課題は感じていますか?今はかなり開発に集中できる環境なので、自走してやっていきたい人にはすごく働きやすい場所だと思いますが。

石川:iOSチームは今すごくちょうどいい人数で、全員で1つの話題が話せるんですよね。全員で行くランチもスムーズに入れて(笑)。でもこれから人数が増えたときにも今の良さを残していくにはどうしようか、という未来の課題はありますね。

現在は独立してやれる人が集まっていて理想に近いチームですが、これからも引き続き採用していく上で裾野を広げたときに、若手の人ももっと育てていける土台が整ったら、本当に理想のチームかなと思います。

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