9月17日、ソウゾウが設立1周年を迎えました
こんにちは!ソウゾウのプロデューサーのkumamiです。
さて、メルカリの子会社として設立した株式会社ソウゾウは、9月17日に1周年を迎えることができました。16日(金)には、社内でささやかながらパーティを行い、みんなで設立当初からの思い出を振り返りました。今回のメルカンでは、ソウゾウ誕生のきっかけや事業、組織のこれまでについてご紹介します。
ソウゾウ誕生のきっかけ
ソウゾウは、「まっちゃん新しいサービスつくってよ」とメルカリ代表の山田からソウゾウ代表の松本に声がかかり、松本がメルカリにジョインしたことをきっかけに生まれました。
もちろん、必ずしも新事業をやるために新会社をつくらなくてもいいのですが、新会社を作ったほうがスピード感をもって開発できたり、技術や組織づくりでチャレンジがしやすいということでスムーズに設立が決まったそうです。
また、新しい会社ができ注目度が上がると、より採用がしやすいという利点もありました。新サービスの開発リソースは自分で確保する!という考え方だったようで、新しいメンバーを増やすためにも新会社であることはポイントでした。
設立のきっかけについては、4月に行った「atte fes」で詳しく話していますので、ぜひログミーさんのまとめもご覧ください。
メルカリ アッテをリリース
松本と数名のインターンで事業の内容を決め、その後プロデューサー3名、デザイナー1名、サーバーサイドエンジニア1名、iOSエンジニア1名でアッテのベースを約2ヶ月ほどでつくりあげ、その後ブラッシュアップやテスト版の配信を経て2016年3月17日に「地域に特化したヒトやサービスのCtoC」として、メルカリ アッテiOS版をリリースしました。
こちらはiOS版アプリを申請する瞬間の写真。希望に満ち溢れたキラキラした笑顔です!
プロダクトはどのように成長してきたか
アッテはiOS版の正式リリースから約半年が経ち、様々な課題を乗り越えながら着実に成長してきています。
リリース時は、ミニマムの機能だったため、募集の締め切りや、取引の評価、検索などもない状態だったのですが、大体7月くらいにはそれらの「必須機能」をリリースすることができ、使いやすさが向上しました。7月21日には、Android版もリリースすることができ、いよいよ8月には100万ダウンロードを達成しました。
現在は、アッテをより長く使ってもらうための改善を中心としながら、コミュニティとして楽しんでもらうための新規機能の設計や、メルカリとの連携も強めていこうとしています。
組織はどのように成長してきたか
メンバーは6倍に
設立時は7人だったソウゾウですが、現在はなんと45人!になっており、月によってはメルカリよりも入社人数が多かったりします。現在のメンバー構成はこんな感じです。
プロデューサーが11名と多いのですが、インターン生が4名いるのと、この中には広告運用を担当するマーケティング業務を担当している人や、定期的に行うキャンペーンの運用担当なども含んでいます。
松本は、設立当初に「採用はNoリミット!いい人がいたらすぐに採用するし、今はとにかく”誰とバスに乗るか”が大切な時期」と言っていました。その結果、松本の人柄やチャレンジできる環境に惹かれて、業界で名の知れたエンジニアや、CCOを経験したデザイナーなど、各方面から優秀な人材が集まってきています。
どのようにチームワークを深めるか
大きなところでいうと3、4ヶ月に1度の間隔で1泊2日の合宿を行い、相互理解やプロダクトの理解を深めています。ワークショップもそうですが、やはり寝食をともにするとぐっと距離が縮められます。最近では8月にも合宿を行いました。
また、毎月1回達成会という飲み会があり、そこでは次期入社の内定者さんたちもお呼びして飲み会を行ったり、毎週水曜日は「ソウゾウランチ」というのも行っています。
会社でお弁当を手配して、ランダムに振り分けられたチームでオフィス内でお昼を食べるというものなのですが、これが結構好評です。1プロダクトを作ってはいるものの、業務で関わる人は数名に限られがちなのですが、例えばプロデューサーの私だと、サーバーサイドのインターン生や、入社数週間のWebエンジニアの方と一緒になったりすると業務中では全く話さなかった人たちと話す機会ができます。
まだまだある組織としての課題
一方で、組織としての課題はもちろんあります。
急激に人数が増えることで、月ごとに体制を見直す必要が出てきたり、開発規模の調整やマネジメント体制の変更、広報の切り分けなどの課題も出てきています。設立1年の会社ですから、もともとガッチリ決められていて欲しいと思っている人よりも、きっといろいろなことがあって、それをどう1番良くしていけるかを考えていきたい!という人が集まっています。
メルカリ同様、縦の階層もほぼありませんので、各々が感じた課題感を声に出し、みんなで解決していっています。また、得意な人や意欲のある人が、手を上げればどんどん任せてもらえるのもいいところです。
先述したとおり、様々な会社で様々な経験をしてきたメンバーが集まっていますので、安心して任せてもらえれば、きっとそれぞれのノウハウを活かしながら最高のプロダクトをユーザーさんに届けるための組織をつくっていけると確信しています。
これからのソウゾウ
さて、様々な変化のあったこの1年ですが、感覚としてはいよいよスタートラインに立った!という感じです。全力疾走するための準備が整い、ここからが勝負です。
メルカリ アッテを1人でも多くの人に使ってもらうために改善をしたり、メルカリグループとして、新たなサービスを作るなど、ますます走り抜けていかないといけません。
松本は1周年パーティの冒頭、「未来のソウゾウ」という発表の中でこう言っていました。「強力なプロダクトチームを作りたい。それは大きなタンカーではなくて、小舟の集団。引き続き技術的なチャレンジもしていくし、組織としてもチャレンジし続けていきたい。」
やりたいことはたくさんあります。ぜひとも一緒にソウゾウで楽しくサービスづくりをしてくれる方のご応募を、心待ちにしていますっ!