こんにちは。メルカリコーヒー部(#z-coffee ←Slackチャンネル名)の松尾です。
コーヒー好きの集まるメルカリコーヒー部の有志が、課外活動として「ブルーボトルコーヒー青山カフェ」の企業向けセミナーに参加してきました。
今回はその様子をレポート形式でお伝えします。
座学と実践でコーヒーへの理解を深めよう
集合時間は朝8時!しかも生憎の雨模様でしたが、みんな時間通りに集合!
今回のセミナーはアジェンダはこんなかんじです。随時質疑応答にも対応頂けました。
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講義(座学)
- Seed to Cup(栽培から抽出まで)
- おいしく入れるポイント(変動要素について)
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バリスタがドリップを実演して飲み比べ
- ブレンドコーヒーの豆を使った挽き方の違い
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実技
- シングルオリジンコーヒーの抽出体験
- ブルーボトルオリジナルのタルティーヌとトースト
こちらが今回レクチャーしていただいたバリスタの方。どんな質問にも的確かつ丁寧にお答えいただきました。ありがとうございました!
モーニングコーヒーを抜いてきたメンバーはもう待ちきれない様子!
某マネジャーが「はやく俺に水じゃなくてコーヒーを飲ませろ」といっていました(嘘です
座学も楽しい!!!
まずは座学からスタート!
コーヒー豆の栽培から抽出まで、メンバーみんなで食い入る様に勉強します。好きなものをより知っていくことは本当に楽しいですね。
そして次はおいしく淹れるポイントについて。
珈琲の味を左右するポイントは大きく分けてこの5つだそう。
- 挽き方
- 粉量
- 抽出時間
- 湯温
- 湯量
今回はわかりやすく「豆の粗さ」だけにフォーカスを当てて試飲してみます。
挽いた豆はこんな感じです。
写真ではわかりづらいですが、実際に触ってみるとその違いがよくわかりました。
この「適正な挽き方をした豆」と「荒い豆」、それ以外の条件は同じにしてどう味が変わるのかを試飲してみます。
バリスタがドリップを生実演!
さてここからがお楽しみのドリップ実演、、、の前に。
意外にも一番盛り上がったのは、コーヒーを淹れるにあたって必要な「器具」について!
ミルやケトル、ドリッパーだけでなく、スケールという豆とお湯の重さ、抽出時間を計量するための器具に質問が集中!メルカリコーヒー部では「豆」ばかりに注目が集まっていたので新しい発見でした。(来月から器具をみんなで集めようという話で盛り上がっています…!
質疑応答が一段落したところで、バリスタの実演がスタート!
「湯通し」→「蒸らし」→「ブリューイング」と順に進んでいきます。
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湯通し
- フィルターが全体的に湿るようにお湯を注ぐ
- フィルターに含まれている紙の繊維を取り除くため
- 器具を温めるため
- ブルーボトルでは竹から作られたフィルターを使用している
- フィルターが全体的に湿るようにお湯を注ぐ
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蒸らし & ブリューイング
- 4回に分けて抽出を行う
- お湯を分けて注ぐのは、お湯がすぐに落ちないようにするため
- 抽出に時間をかけることで安定した味にすることができる
- 1投目でコーヒー豆を蒸らす
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1投目
- 粉をセットしてドリップ開始
- 外から内へ40g注ぐ
- 外から始めるのは最初の1投目のみ
- 後工程でお湯が外に逃げないよう壁をつくるイメージ
- このとき、お湯がフィルターに直接かからないように注意する
- お湯がコーヒーに触れないまま落ちてしまうのを防ぐため
- 注ぎ始めてから45秒たったら2投目へ
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2投目
- 内から外→外から内に「の」の字を描きながら90gになるまで注ぐ
- ドリッパーに残ったお湯が半分~1/3まで減ったら3投目へ
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3投目
- 内から外→外から内に「の」の字を描きながら140gになるまで注ぐ
- ドリッパーに残ったお湯が半分~1/3まで減ったら4投目へ
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4投目
- 内から外→外から内に「の」の字を描きながら190gになるまで注ぐ
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抽出完了
- お湯が落ちきってコーヒーの表面が乾いたら完成
- 鮮度の良い豆は最後まで落としてもえぐみがない
- 少し混ぜて味わいをなじませてから飲みましょう
- 4回に分けて抽出を行う
さて、適正な挽き方をした豆と、わざと粗く挽いた豆の飲み比べです。
「適正な方が、苦味・酸味・コクのバランスがいい」
「バランスを意識して飲むとぜんぜん違う…面白い!」
「粗く挽いたほうが好きだ…」
「クッ…差がわからない…」
と反応は人それぞれでした!
実技:コーヒーを淹れよう
次は参加者自らが、ブルーボトルコーヒーで人気のシングルオリジンコーヒーをバリスタと同じように淹れていきます。
そして自分で淹れたコーヒーを軽食とあわせてみんなでいただきました!
朝活の満足度は100点!
最後にみんなで記念撮影。
メルカリコーヒー部の初課外活動は最高でした!
ブルーボトルコーヒーさん、ありがとうございました!
メルカリにはまだまだ多くの部活があるので、そのレポートもmercan(メルカン)で紹介していきますね!
次はどこに行こうかな−。焙煎所とかいいなー。
それではまた!