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宝(データ)の山に埋もれてみませんか? | メルカリBIチームの紹介

2016-5-27

宝(データ)の山に埋もれてみませんか? | メルカリBIチームの紹介

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    初めまして!メルカリ BI(Business Intelligence)チームの@nonashoです。

    BIチームには現在、日本に4人、サンフランシスコに4人のデータサイエンティストが在籍しており、日々メルカリのグローバルな成長に貢献すべく、膨大なデータとにらめっこをしています。

    今回はメルカンにメルカリBIチームが登場する初めての回ということで、日本のBIチームとその仕事を紹介したいと思います。

    BIチームのメンバーと自由な分析環境

    日本のBIチームメンバーは全員がメルカリに中途入社しました。
    うち3人は入社してまだ数ヶ月ということもあり、メルカリのBIチームははじまったばかりです。

    メンバーのバックグラウンドとしては、

    • ソーシャルゲームの分析をしていた人
    • 動画配信サービスの分析をしていた人
    • Webメディアの分析をしていた人
    • 人材サービスの分析をしていた人
    • Web広告の分析をしていた人

    というかんじで、インターネットを中心に様々な分野で経験を積んだ人たちが集まっています。

    メンバー皆がいちユーザとしてメルカリをよく使っており、それぞれが思い入れを持ったカテゴリ(例えばカードゲームなど)ではユーザ目線も合わせて理解を深めています。

    BIチームは今のところ全員男性ということもあり、「女性ファッション」や「ハンドメイド」などのカテゴリに強みを持った方などと一緒に働いてみたいと思ったりします(絶賛募集中です!)。

    現在のメンバーは皆、スキルも主体性もあるので、データをどう加工するか、どういったツールを使うかは個々人の自由。

    TableauやRを用いるメンバーもいれば、Python等の言語で分析用のスクリプトを書くメンバーもいます。もちろんExcelやGoogleスプレッドシートも必要に応じて使用しており、状況に合わせてベストな道具を選ぶことができます。

    分析用のデータとしては、サービスで使っているデータベースを分析用にコピーしたものと、メルカリ内でのユーザー行動ログをGoogle BigQueryに保存したものがあります。US版のデータも同様に保存されており、日本にいながらUS版のデータに触れることも可能です。

    データサイエンティストなら垂涎必須!?日本最大のフリマアプリで行われている分析をご紹介!

    メルカリは日米合計3700万DLを誇る日本最大のフリマのアプリです(※2016年5月時点)。そのため、たくさんのユーザがいることはもちろん、「売る」「買う」「商品を見る」といった多様かつ膨大なデータが集まっており、データサイエンティストにとっては、非常に面白い環境になっています。

    それらのビッグデータから、どのような知見を見出していくかがデータサイエンティストの腕の見せどころです。分析をしていると日々新たな発見があり、飽きることはまったくありません。

    プロデューサーをはじめとする他チームの依頼でKPIの設定・効果測定等をすることはデータを扱う者として重要な業務の一つです。しかし、メルカリBIチームの最も重要なミッションは、BIチーム発でメルカリの成長に影響する示唆を出し、施策を提案することです。

    直近の具体的な分析内容としては、 

    • 購入・出品の季節動向分析とそれを活用したキャンペーン提案
    • 各種キャンペーンの設計と効果のシミュレーション
    • 行動履歴からのユーザークラスタリングとそれぞれがサービス上で遭遇している課題の特定
    • マス・デジタルマーケティング最適化に向けた獲得経路別のユーザー行動分析
    • お問い合わせ・ユーザー間トラブルの最小化に向けた購入フロー分析
    • 天候、他サービスの影響等の外的要因に対するサービスの影響調査と対策提案

    等々、多岐にわたっています。

    これらのテーマで価値のある示唆を出すためには、データ加工スキルや統計の知識は当然ながら、メルカリがつくる経済圏やマーケットプレイスビジネスに対する深い理解が必要となります。

    そういったスキル・経験を総動員して、サービスの成長のための仮説構築とその検証を行うことで、メルカリの成長エンジンとなることがBIチームに求められています。

    こういった分析はおそらく前例がないため、知っている手法にデータを当てはめたり、一般的なKPI指標を計算してもメルカリの成長に貢献するアウトプットを出すことはできません。「どういう分析が必要か」をこれまでの常識にとらわれずに考え、実行していくことが大事だなと日々感じています。

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    また、分析すべきことはメルカリUS版にも多くあり、時にはUSの分析チームとも連携して、双方の知見を交換しながら仕事を進めていくことも必要になります。その際にはUSチームとビデオ会議やSlack等のツールを通してコミュニケーションを行なうなど、世界に挑戦するベンチャーのダイナミクスを感じることができます。(メンバーは日々英語の勉強も頑張っています!)

    終わりに

    いかがでしたでしょうか。
    メルカリのBIチームは「グローバルに展開するCtoCマーケットプレイスの分析」という誰も取り組んだことのない問題に取り組める、何十年に一度のエキサイティングな環境となっております。

    プロデューサーや他チームからの依頼を受けて分析するだけでなく、メルカリが世界を獲るために必要な分析を考え、実行し、サービスに反映していくことができるデータサイエンスのチームづくりを一緒にしてみませんか?

    メルカリでは引き続きデータサイエンティストを大々募集中です!応募はこちらから!

    www.mercari.com

    【次回予告】

    次回は、BIチームの@hasebeがメルカリでの日々のKPI分析についてお伝えする予定です。

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