Culture
私たちはミッション達成に向けて、力を合わせてより大きな成果を達成するために、カルチャーを大切にしています。
メルカリのグループミッションMercari’s Group Mission
あらゆる価値を循環させ、
あらゆる人の可能性を広げる
Circulate all forms of value
to unleash the potential in all people
「地球資源が限られているなか、より豊かな社会をつくるために何ができるか」。2013年、創業者の山田進太郎が世界一周の旅で抱いた課題意識から、フリマアプリ「メルカリ」は生まれました。
「メルカリ」は、誰かにとって不要になったモノが次の必要な人に届くマーケットプレイスとして、価値の循環に取り組み続けてきました。この事業を成長させ、世界中で使われるサービスにしていくことが、限りある資源を大切に使う循環型社会の実現につながっていくと考えています。
しかし、私たちが目指しているのは「モノの循環」にとどまりません。近年は、形のない時間やスキル、デジタルコンテンツなどを誰でもどこでも自由に売買でき、それにより生まれる新たな可能性の兆しも見えはじめています。メルカリは、有形・無形を問わずあらゆる価値が循環するエコシステムを創ることで、世界中の誰もが、これまでできなかったことや好きなことを実現できたり、人や社会に貢献できたり、豊かな生活を送ることができる。そんな世界を実現したいと考えています。
世界中のモノやコト、そして「人」には、見出されていない価値がまだまだたくさんあり、その価値を必要としている人もまた、世界中に数多く存在します。メルカリは、テクノロジーの力で世界中の人々をつなぎ、あらゆる人の可能性を広げる(=Unleashする)存在を目指します。
バリューOur Values
メルカリはメルカリグループはミッションを達成するための行動指針として、創業1年目に3つのバリューを策定しました。採用基準から、人事評価、日々の業務、そして経営判断まで、メルカリに関わる全ての意思決定はこの3つのバリューをもとに行われています。 個人や組織に共通のバリューがあることにより、意思決定を加速させることができます。
大胆にやろう
- 大きな成功のためには、思考のリミッターを外して、試行回数を増やすことが必要です。誰かと同じことをすれば普通の成果しか得られません。普通ではない大胆なチャレンジをし続けます。
- 変化を恐れず、積極的に新しいことを取り入れ、たくさんのトライアルを実施します。
- 失敗自体を責めることはしません。ナイストライを賞賛します。
- 成功・失敗に関わらず振り返りを言語化して共有することで、組織全体で素早く学び、次のチャレンジの糧にします。
全ては成功のために
- 自身の専門・担当領域にこだわらず、チームでミッション達成というゴールに向かい、大きな成功を得ることを最優先します。
- 多様なメンバーが強みを発揮しながら、互いを信頼し、尊重し、ひとりでは不可能な大きな成果を出します。
- 権限を持つ人もしくは会議体が責任を持ってタイムリーに決定します。決定したことには全員でコミットします(Disagree & Commit)。
プロフェッショナルであれ
- ひとりひとりがその道のプロフェッショナルとして高い専門能力を発揮するだけでなく、高い倫理観を持ち責任のある行動をします。
- 議論ではプロフェッショナルとして意見を述べ、建設的に貢献します。
- 好奇心と向上心を持って常に学び続け、ストレッチした仕事をすることで、困難を乗り越え、成長し続けます。
- 自らがメルカリグループが提供するサービスのユーザーとなり、様々な他社のサービスも使い込んだ上で、常に自社のサービスの改善のために貢献します。評論にとどまらず、常に当事者であり続けます。
ファンデーションOur Foundations
メルカリにはミッションを達成するための行動指針として3つのバリューがありますが、ひとりひとりがバリューを最大限発揮するためには、組織の土壌となる価値観が大切です。意識的であることによって発揮されるバリューに対し、ファンデーションは特定の一人ではなく組織全体で育み、大切にする空気のようなもの。組織としての共通認識を持つことで、メンバー同士のコミュニケーションや意思決定が円滑になると考えています。
Sustainability、Inclusion & Diversity、Trust & Openness、Well-being for Performance。これらの考え方が組織に空気として流れることで、メルカリは強い組織となり、ビジネスの成長を加速することができると考えています。
Sustainability
メルカリは、誰かにとって不要になったモノが他の必要な人のもとに届くマーケットプレイスであり、メルカリを使っていただく方が増えれば増えるほど、環境にポジティブな影響を与えることができます。さらにリユースの体験やサステナビリティへの関心の高まりなどから、人々の買う・使う・捨てることに対する意識が少しずつサステナブルに変わることで、モノの生産や販売のあり方がアップデートされ、バリューチェーン全体の変化につながります。地球資源の限界を意味する「プラネタリー・バウンダリー」という概念が広がるなか、私たちは事業を通じて地球環境に対してポジティブなインパクトを生みだし続けていく存在でありたい。そんな環境課題の解決に貢献したいという思いを、私たちは「プラネット・ポジティブ」と呼び、あらゆる人が可能性を発揮できる社会に向けて、活動していきます。
Inclusion & Diversity
世界は、私たちの想像を超える多様性にあふれています。ジェンダー・アイデンティティー、性表現、性的指向、宗教、信条、ニューロ(脳や神経)、障がい、民族、国籍、人種、年齢など、さまざまなバックグラウンドを持つ人々がこの世の中には存在します。 メルカリは、それらのバックグラウンドによって個人の可能性が決めつけられることなく、誰もが簡単に取引に参加でき、自由に価値を生みだす機会を手にできる社会の実現を目指しています。そのために、メルカリグループ全体で、「インクルーシブなプロダクトやサービスの開発」に向けた取り組みを進めています。 そして、より多くのお客さまにとって「使いやすい」プロダクトやサービスを提供するためには、それらを生みだす私たち自身が多様で、インクルーシブなカルチャーを体現する必要があるという考え方から「社内のインクルージョン&ダイバーシティ推進」にも力を入れています。目に見える違いだけでなく、目に見えない違いも理解し、「メルカリらしいインクルージョン&ダイバーシティ」を推進します。
Trust & Openness
メルカリは相互の信頼関係を大切にしています。信頼を前提にしているからこそ、情報の透明性が保たれ、組織もフラットに構築できます。組織が拡大し、多様性を促進するためのスケールラブルなメカニズムを導入しつつも、社内のルールは最小限にとどめています。また、可能な限りメンバー全員が意思決定にコミットすることを心がけています。なぜなら、ひとりひとりの自発的な思考や行動が、人の成長や組織の強さに繋がり、意思決定の納得感に繋がると考えているからです。メルカリが手がけるサービスは、お客さま、パートナーさま、加盟店さまなど多くのステークホルダーによって支えられており、相互の信頼関係が根底にないと成立しません。組織とビジネスの両方を成長させるうえでも、メルカリは信頼と透明性を大切にしていきます。
Well-being for Performance
「ひとりひとりが自身の限界を引き上げ、バリュー発揮と成果を最大化させるために、心身のコンディションを維持することにオーナーシップを持つこと」。これがメルカリの考えるWell-beingです。例えば、私たちと同じく世界に挑戦しているトップアスリートも世界一を目指すなかで、「自身の限界を引き上げるためにはどうしたらいいのか」「個人と組織の最高のバリュー発揮と成果を最大化させるためにはどうしたらいいのか」を常に考え、自身のWell-beingに責任を持っています。メルカリで働く私たちもトップアスリート同様、自らのミッションの達成のために、バリュー発揮と成果を最大化させ、心身のコンディションを整えることにオーナーシップを持つことが重要です。メルカリは自分自身を大切にしながら、高い意志を持つひとりひとりを全力で支援していきます。